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公開番号2025100251
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217484
出願日2023-12-23
発明の名称浸漬酒の製造方法、及び、浸漬酒
出願人オンキヨー株式会社
代理人
主分類C12G 3/04 20190101AFI20250626BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】従来とは味の異なる浸漬酒を提供すること。
【解決手段】浸漬酒の製造方法は、アルコール含有材料を製造する製造工程と、製造工程により製造されたアルコール含有材料に原料を浸漬する浸漬工程と、を備える。製造工程において、アルコール含有材料に振動を付与する。製造工程は、アルコール含有材料を発酵させる発酵工程を有する。発酵工程において、アルコール含有材料に振動を付与する。原料は、例えば、梅である。アルコール含有材料は、例えば、焼酎である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アルコール含有材料を製造する製造工程と、
前記製造工程により製造された前記アルコール含有材料に原料を浸漬する浸漬工程と、
を備え、
前記製造工程において、前記アルコール含有材料に振動を付与することを特徴とする浸漬酒の製造方法。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記製造工程は、前記アルコール含有材料を発酵させる発酵工程を有し、
前記発酵工程において、前記アルコール含有材料に振動を付与することを特徴とする請求項1に記載の浸漬酒の製造方法。
【請求項3】
前記発酵工程は、前記アルコール含有材料となるもろみを発酵させる工程であり、
前記発酵工程において、前記もろみに振動を付与することを特徴とする請求項2に記載の浸漬酒の製造方法。
【請求項4】
前記浸漬工程において、前記アルコール含有材料及び前記原料に振動を付与することを特徴とする請求項1に記載の浸漬酒の製造方法。
【請求項5】
前記アルコール含有材料は、焼酎であることを特徴とする請求項1に記載の浸漬酒の製造方法。
【請求項6】
前記アルコール含有材料は、清酒であることを特徴とする請求項1に記載の浸漬酒の製造方法。
【請求項7】
前記原料は、梅であることを特徴とする請求項1に記載の浸漬酒の製造方法。
【請求項8】
振動が付与されたアルコール含有材料に原料を浸漬する浸漬工程を備えることを特徴とする浸漬酒の製造方法。
【請求項9】
請求項1又は8に記載の浸漬酒の製造方法によって製造されたことを特徴とする浸漬酒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、果実等の原料をアルコール含有材料に浸漬して製造する浸漬酒の製造方法、及び、浸漬酒に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
浸漬酒は、果実等の原料をアルコール含有材料に浸漬して製造される。浸漬酒として、梅酒がある。梅酒は、古くから家庭でも製造されており、一般的には、梅実と、30~40度のアルコール度数の蒸留酒と、米砂糖とが、それぞれ、所定分量、密閉容器に収容され、1年程度漬け込んで製造されている。梅酒は、漬け込むほど熟成して「コク」が出るとされ、3~10年漬け込まれる場合もある。梅酒は、工業的にも、家庭での製造と変わらない態様で製造されている。
【0003】
特許文献1は、キレとコクとがある梅酒の製造方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-244738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように、例えば、特許文献1に開示の発明は、キレとコクとを求めて発明されているが、差別化、価値付加等のため、従来とは味の異なる浸漬酒が求められている。
【0006】
本発明の目的は、従来とは味の異なる浸漬酒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明の浸漬酒の製造方法は、アルコール含有材料を製造する製造工程と、前記製造工程により製造された前記アルコール含有材料に原料を浸漬する浸漬工程と、を備え、前記製造工程において、前記アルコール含有材料に振動を付与することを特徴とする。
【0008】
本発明では、振動が付与されたアルコール含有材料に原料が浸漬される。このため、従来とは味の異なる浸漬酒を得ることができる。例えば、振動が付与されたアルコール含有材料は、振動が付与されていないアルコール含有材料に比べて、まろやかさが増しているため、従来よりもまろやかさが増した浸漬酒を得ることができる。
【0009】
第2の発明の浸漬酒の製造方法は、第1の発明の浸漬酒の製造方法において、前記製造工程は、前記アルコール含有材料を発酵させる発酵工程を有し、前記発酵工程において、前記アルコール含有材料に振動を付与することを特徴とする。
【0010】
第3の発明の浸漬酒の製造方法は、第2の発明の浸漬酒の製造方法において、前記発酵工程は、前記アルコール含有材料となるもろみを発酵させる工程であり、前記発酵工程において、前記もろみに振動を付与することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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