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公開番号
2025097411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213590
出願日
2023-12-19
発明の名称
排気ユニット、及び培養装置
出願人
ZACROS株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250624BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】省エネルギーでエアフィルタの閉塞を抑制することができる排気ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る排気ユニットは、気体排出口を有する閉鎖系の培養容器に接続される排気ユニットであって、エアフィルタと、一端が前記気体排出口に連結され、他端が前記エアフィルタに連結され、一部において密集して配置された密集部を有する配管と、前記密集部における前記配管を支持する支持部材とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
気体排出口を有する閉鎖系の培養容器に接続される排気ユニットであって、
エアフィルタと、
一端が前記気体排出口に連結され、他端が前記エアフィルタに連結され、一部において密集して配置された密集部を有する配管と、
前記密集部における前記配管を支持する支持部材とを備える排気ユニット。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記配管の内径は、6mm~26mmである請求項1に記載の排気ユニット。
【請求項3】
前記密集部における前記配管は、前記支持部材の周りに螺旋の形状に配置されている請求項2に記載の排気ユニット。
【請求項4】
前記支持部材は、0.2W/m・K以上の熱伝導率を有する材料からなる請求項3に記載の排気ユニット。
【請求項5】
前記支持部材の形状は、筒状又は棒状である請求項4に記載の排気ユニット。
【請求項6】
前記配管の全長に対する前記螺旋の中心軸の長さの比は、10:2~10:9である請求項5に記載の排気ユニット。
【請求項7】
気体排出口を有する閉鎖系の培養容器と、
前記培養容器に接続される排気ユニットとを備え、
前記排気ユニットは、エアフィルタと、一端が前記気体排出口に連結され、他端が前記エアフィルタに連結され、一部において密集して配置された密集部を有する配管と、前記密集部を支持する支持部材とを有する培養装置。
【請求項8】
前記密集部における前記配管は、鉛直方向を中心軸とする螺旋の形状に配置されている請求項7に記載の培養装置。
【請求項9】
前記密集部は、前記気体排出口の上方に配置されている請求項8に記載の培養装置。
【請求項10】
前記密集部及び前記培養容器を振とうする動力源を備える請求項9に記載の培養装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気ユニット、及び培養装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、細胞、微生物等を閉鎖系で培養する培養装置が知られている。一般に、培養装置は、培養容器と、培養容器に連結された、細胞の増殖を促進するために必要な酸素等を供給するための供給配管と、二酸化炭素等のガスを排出するための排気配管を備える。また、排気配管にはエアフィルタが設けられるが、培養容器から排出されるガスは、水分を含むため、エアフィルタが、凝縮水によって覆われ閉塞することが問題となっている。これに対して、培養装置において、凝縮水によるエアフィルタの閉塞を防止する検討がされている。
【0003】
例えば、特許文献1には、バイオリアクターに入る又はバイオリアクターを出る湿ったガス流中の水分を凝縮するためのシステムが開示されている。特許文献1において、当該システムは、流体を保持することができる凝縮容器と、熱電モジュールを含み、熱電モジュールが、凝縮容器の外壁面の少なくとも一部分を冷却し、また、凝縮容器の下流に配置されたフィルターを加熱するのを助けるように構成されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2013-506424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような従来の培養装置では、冷却装置を用いて凝縮容器を冷却し、また、加熱装置を用いてエアフィルタを加温することにより、凝縮水によるエアフィルタの閉塞を抑制しているため、培養装置の消費電力が増加する。
【0006】
上記の点に鑑みて、本発明の一態様は、省エネルギーでエアフィルタの閉塞を抑制することができる排気ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る排気ユニットは、気体排出口を有する閉鎖系の培養容器に接続される排気ユニットであって、エアフィルタと、一端が前記気体排出口に連結され、他端が前記エアフィルタに連結され、一部において密集して配置された密集部を有する配管と、前記密集部における前記配管を支持する支持部材とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様に係る排気ユニットによれば、省エネルギーでエアフィルタの閉塞を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態による培養装置の斜視図である。
一実施形態による培養装置の断面を示す図である。
一実施形態による排気ユニットの斜視図である。
一実施形態による排気ユニットの他の例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の符号を付して、重複する説明は省略する場合がある。本明細書において数値範囲を示す「~」は、別段の断わりがない限り、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。また、本明細書において、培養装置10における気体排出口21側を上、振とう装置9側を下とする。
(【0011】以降は省略されています)
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