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公開番号
2025103056
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2022033079
出願日
2022-03-04
発明の名称
ポリペプチド及びその用途
出願人
bitBiome株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C12N
15/33 20060101AFI20250702BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】新規ポリペプチドを提供する。
【解決手段】第1ドメイン,リンカー及び第2ドメインを含み,第1ドメインは,特定の複数の配列いずれかから1個以上4個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加してもよいアミノ酸配列を有するドメインであるか,前記特定の複数の配列いずれかと80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,酵素活性を有するドメインであり,リンカーは,2以上10以下のアミノ酸残基長を有するリンカーであり,第2ドメインは,別の特定の複数の配列のいずれかから1個以上4個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加してもよいアミノ酸配列を有するドメインであるか,前記別の特定の複数の配列のいずれかと80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,細胞結合ドメインである,ポリペプチド。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ドメイン,リンカー及び第2ドメインをこの順で含むポリペプチドであって,
第1ドメインは,
(1)配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(2)配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列から1個以上10個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加したアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(3)配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,酵素活性を有するドメインであり,
前記リンカーは,1以上20以下のアミノ酸残基長を有するリンカーであり,
第2ドメインは,
(1)配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(2)配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列から1個以上10個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加したアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(3)配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,細胞結合ドメインである,
ポリペプチド。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のポリペプチドであって,
第1ドメイン,前記リンカー,及び第2ドメインからなるポリペプチドであるか,
第1ドメイン,前記リンカー,第2ドメイン及びタグ配列からなり,前記タグ配列は,第1ドメイン及び第2ドメインのいずれか又は両方に付加した2以上10以下のアミノ酸残基長を有するアミノ酸配列を有する,ポリペプチド。
【請求項3】
請求項2に記載のポリペプチドであって,
第1ドメインは,配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインであり,
前記リンカーは,1以上20以下のアミノ酸残基長を有するリンカーであり,
第2ドメインは,配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインであるポリペプチド。
【請求項4】
請求項1に記載のポリペプチドであって,
配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであるか,
配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列から1個以上4個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加したアミノ酸配列を有するポリペプチドであるか,
配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,ブドウ球菌に対する抗菌作用を有するポリペプチド。
【請求項5】
請求項1に記載のポリペプチドであって,配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するポリペプチド。
【請求項6】
請求項1に記載のポリペプチドをコードする核酸を含む,単離されたポリヌクレオチド。
【請求項7】
請求項6に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
【請求項8】
プラスミドである請求項7に記載のベクター。
【請求項9】
請求項7に記載のベクターを含む宿主細胞。
【請求項10】
請求項1~5の何れかに記載のポリペプチド,請求項6に記載のポリヌクレオチド,請求項7又は8に記載のベクター,又は請求項9に記載の宿主細胞を含む抗微生物剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は,ポリペプチドやその用途に関する。より詳しく説明すると,この発明は,ブドウ球菌に対する抗菌作用を有するエンドリシンやその用途に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許5383481号公報には,グラム陽性細菌を溶解・死滅させるファージエンドリシンが記載されている。国際公開WO2012/145630号パンフレットには,PlySs2が黄色ブドウ球菌に対するエンドリシンとして記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5383481号公報
国際公開WO2012/145630号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ポリペプチドは,様々な用途があるので,新しいポリペプチドが望まれる。特に,グラム陽性細菌(例えばブドウ球菌)に対して殺菌作用を有する新しいポリペプチドやその用途が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施例により示された通り,この明細書において開示される新規なポリペプチドは,グラム陽性細菌(例えばブドウ球菌)に対して,PlySs2と同等かそれ以上の抗菌作用を有する。
【0006】
最初の発明は,ポリペプチドに関する。このポリペプチドは,第1ドメイン,リンカー及び第2ドメインをこの順で含む。
第1ドメインは,
(1)配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(2)配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列から1個以上10個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加したアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(3)配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,酵素活性を有するドメインである。
リンカーは,1以上20以下のアミノ酸残基長を有するリンカーである。
第2ドメインは,
(1)配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(2)配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列から1個以上10個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加したアミノ酸配列を有するドメインであるか,
(3)配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,細胞結合ドメインである。
【0007】
好ましいポリペプチドは,
(1)第1ドメイン,リンカー,及び第2ドメインからなるポリペプチドであるか,
(2)第1ドメイン,リンカー,第2ドメイン及びタグ配列からなり,タグ配列は,第1ドメイン及び第2ドメインのいずれか又は両方に付加した2以上10以下のアミノ酸残基長を有するアミノ酸配列を有する,ポリペプチドである。
【0008】
好ましいポリペプチドは,第1ドメインは,配列番号9~13のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインであり,
リンカーは,1以上20以下のアミノ酸残基長を有するリンカーであり,
第2ドメインは,配列番号14~19のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するドメインである。
【0009】
好ましいポリペプチドは,
(1)配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであるか,
(2)配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列から1個以上10個以下のアミノ酸残基が置換,欠失,挿入又は付加したアミノ酸配列を有するポリペプチドであるか,
(3)配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し,ブドウ球菌に対する抗菌作用を有するポリペプチドである。
【0010】
好ましいポリペプチドは,配列番号1~8のいずれかで示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドである。
(【0011】以降は省略されています)
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