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公開番号
2025136364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034881
出願日
2024-03-07
発明の名称
藻類培養装置
出願人
横河電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250911BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】培養槽の設置自由度の向上でき、低コストで藻類を培養できる藻類培養装置の提供を目的とする。
【解決手段】藻類培養装置1は、培養液2の中で藻類3を培養する複数の培養槽10と、複数の培養槽10を接続し、藻類3を上流側の培養槽10から下流側の培養槽10に順次移送する藻類移送装置20と、を備え、藻類移送装置20は、特定サイズ以下の藻類3及び培養液2を分離して、藻類3を移送する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
培養液の中で藻類を培養する複数の培養槽と、
前記複数の培養槽を接続し、前記藻類を上流側の培養槽から下流側の培養槽に順次移送する藻類移送装置と、を備え、
前記藻類移送装置は、特定サイズ以下の前記藻類及び前記培養液を分離して、前記藻類を移送する、
藻類培養装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記藻類移送装置は、前記特定サイズの大きさの目開きが形成されたコンベアベルトを備える、
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項3】
前記複数の培養槽のうち、上流側の培養槽に設けられた前記コンベアベルトは、下流側の培養槽に設けられた前記コンベアベルトよりも、前記目開きが小さい、
請求項2に記載の藻類培養装置。
【請求項4】
前記コンベアベルトには、前記培養液から前記藻類を掬い上げる突起が形成されている、
請求項2または3に記載の藻類培養装置。
【請求項5】
前記藻類の濃度を測定する濃度測定装置と、
前記濃度測定装置の測定結果に基づいて、前記藻類移送装置を駆動させる制御装置と、を備える、
請求項1~3のいずれか一項に記載の藻類培養装置。
【請求項6】
前記培養液に光を照射する光源を備え、
前記濃度測定装置は、前記培養液を透過した前記光の強さに基づいて、前記藻類の濃度を測定する、
請求項5に記載の藻類培養装置。
【請求項7】
前記培養液を撹拌し、前記培養液の中で前記藻類を浮遊させる撹拌装置を備える、
請求項1~3のいずれか一項に記載の藻類培養装置。
【請求項8】
前記複数の培養槽は、単一の槽の内部を仕切ることで形成されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の藻類培養装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、藻類培養装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、海藻類の多段式連続養殖装置が開示されている。この多段式連続養殖装置は、養殖海水を貯留して、第1槽から最終養殖槽までの各養殖槽の設置レベルが段階的に下げられた多段式養殖槽と、各養殖槽の底面部と後段の養殖槽との間を連結する開閉弁付きの移送配管と、を備えている。そして、前後段の養殖槽間の海藻類の移し変えを、その間を連結する前記移送配管の弁の開閉により、重力による養殖海水の自然流下を利用して行うようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5698158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、藻類と共に培養液(養殖海水)を自然流下させているため、培養槽の設置高さを考慮した設計をする必要があり、培養槽の設置自由度が制限されていた。また、培養液を自然流下させる場合、上流から下流の槽への移送においては電気コストが発生しない利点があるが、上流の槽の培養液は徐々に減っていくため、ポンプなどで培養液を汲み上げる必要があり、結局、電気コストの発生は避けられなかった。
【0005】
本発明は、培養槽の設置自由度の向上でき、低コストで藻類を培養できる藻類培養装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様による藻類培養装置は、培養液の中で藻類を培養する複数の培養槽と、前記複数の培養槽を接続し、前記藻類を上流側の培養槽から下流側の培養槽に順次移送する藻類移送装置と、を備え、前記藻類移送装置は、特定サイズ以下の前記藻類及び前記培養液を分離して、前記藻類を移送する。
【0007】
本発明の第2の態様による藻類培養装置は、本発明の第1の態様による藻類培養装置において、前記藻類移送装置は、前記特定サイズの大きさの目開きが形成されたコンベアベルトを備えてもよい。
【0008】
本発明の第3の態様による藻類培養装置は、本発明の第2の態様による藻類培養装置において、上流側の培養槽に設けられた前記コンベアベルトは、下流側の培養槽に設けられた前記コンベアベルトよりも、前記目開きが小さくてもよい。
【0009】
本発明の第4の態様による藻類培養装置は、本発明の第2または第3の態様による藻類培養装置において、前記コンベアベルトには、前記培養液から前記藻類を掬い上げる突起が形成されていてもよい。
【0010】
本発明の第5の態様による藻類培養装置は、本発明の第1の態様から第4の態様のいずれかによる藻類培養装置において、前記藻類の濃度を測定する濃度測定装置と、前記濃度測定装置の測定結果に基づいて、前記藻類移送装置を駆動させる制御装置と、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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