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公開番号
2025050380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159140
出願日
2023-09-22
発明の名称
培養皿用の定規
出願人
学校法人慈恵大学
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250327BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】本願は、培養皿の裏側に区画用の線を精度よく描くことが可能な培養皿用の定規を開示する。
【解決手段】本発明は、円形の培養皿用の定規であって、培養皿の裏面を形成する円形下面に合った外径を有する円環状の外周縁部と、外周縁部の外周縁沿いに円環状に形成されており、外周縁部が円形下面に乗るように定規が培養皿へ置かれた場合に、培養皿の外周側面に当接するように外周縁部から立設される環状立設部と、外周縁部の内側に配置されており、筆記具を案内する直線状または曲線状のガイドを有するガイド部と、を備える、培養皿用の定規である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
円形の培養皿用の定規であって、
前記培養皿の裏面を形成する円形下面に合った外径を有する円環状の外周縁部と、
前記外周縁部の外周縁沿いに円環状に形成されており、前記外周縁部が前記円形下面に乗るように前記定規が前記培養皿へ置かれた場合に、前記培養皿の外周側面に当接するように前記外周縁部から立設される環状立設部と、
前記外周縁部の内側に配置されており、筆記具を案内する直線状または曲線状のガイドを有するガイド部と、を備える、
培養皿用の定規。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記ガイド部は、前記ガイドを形成するガイド穴を有する、
請求項1に記載の培養皿用の定規。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記ガイドを前記外周縁部の中心点周りで放射状に複数有する、
請求項1又は2に記載の培養皿用の定規。
【請求項4】
前記定規を前記培養皿に対し回転させて、前記円形下面に筆記具で描かれた線に回転位置を合わせるための目印を更に備える、
請求項3に記載の培養皿用の定規。
【請求項5】
前記ガイド部は、前記ガイドを複数本平行に等間隔で有する、
請求項1又は2に記載の培養皿用の定規。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、培養皿用の定規に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
シャーレやペトリ皿とも呼ばれる培養皿は、細菌を始めとする微生物の培養等に用いられる(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-1599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
培養皿は、底面を複数に区画して用いることがある。培養皿の底面を区画する際は、例えば、培養皿の裏側に油性ペンで区画用の線を描くか、或いは、区画用の線が印刷されたステッカーを貼着する。
【0005】
区画用の線が印刷されたステッカーは、通常、既製品である。よって、培養皿の底面を自在に区画することは難しい。また、ステッカーの場合は必要な枚数を予め確保しておく必要がある。一方、油性ペンであれば、培養皿の底面を自在に区画することが可能である。しかし、培養皿の裏側に油性ペンで区画用の線を精度よく描くことは容易でない。
【0006】
そこで、本願は、培養皿の裏側に区画用の線を精度よく描くことが可能な培養皿用の定規を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明では、円形の培養皿の裏面を形成する円形下面に合った外径を有する円環状の外周縁部の外周縁沿いに円環状の環状立設部を立設させると共に、外周縁部の内側に筆記具を案内する直線状または曲線状のガイドを有するガイド部を設けることにした。
【0008】
詳細には、本発明は、円形の培養皿用の定規であって、培養皿の裏面を形成する円形下面に合った外径を有する円環状の外周縁部と、外周縁部の外周縁沿いに円環状に形成されており、外周縁部が円形下面に乗るように定規が培養皿へ置かれた場合に、培養皿の外周側面に当接するように外周縁部から立設される環状立設部と、外周縁部の内側に配置されており、筆記具を案内する直線状または曲線状のガイドを有するガイド部と、を備える、培養皿用の定規である。
【0009】
このような定規であれば、円形の培養皿の中心回りで正確に回転させることが可能であるため、回転対称の線、例えば、放射状の線や格子状の線を容易に描くことが可能である。このため、このような定規であれば、培養皿を区画する線を容易に描くことができる。
【0010】
なお、ガイド部は、ガイドを形成するガイド穴を有するものであってもよい。筆記具を案内するガイドがこのようガイド穴によって形成されていれば、筆記具をガイド穴に入れて線を描くことができるため、培養皿を区画する線を容易に描くことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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