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公開番号2025031306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137445
出願日2023-08-25
発明の名称液体除去器具
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C12M 3/04 20060101AFI20250228BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】輸送容器内の液体の除去操作の際に、液体の流動を抑制可能な液体除去器具を提供する。
【解決手段】本開示に係る液体除去器具は、軸方向に貫通する貫通孔を区画する環状の本体部を備え、前記本体部は、周方向に連接して配置されている吸収体及び非吸収体を備え、前記非吸収体は、前記軸方向の一方側の面又は径方向の内側の面に吸引口を備える液体吸引路を内部に区画している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向に貫通する貫通孔を区画する環状の本体部を備え、
前記本体部は、周方向に連接して配置されている吸収体及び非吸収体を備え、
前記非吸収体は、前記軸方向の一方側の面又は径方向の内側の面に吸引口を備える液体吸引路を内部に区画している、液体除去器具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記液体吸引路の排出口に接続されており、前記液体吸引路を通じて液体を吸引可能な吸引管体を備える、請求項1に記載の液体除去器具。
【請求項3】
前記液体吸引路を第1液体吸引路とした場合に、前記非吸収体は、前記周方向の一方側の面に吸引口を備える第2液体吸引路を内部に区画している、請求項1又は2に記載の液体除去器具。
【請求項4】
前記本体部の前記軸方向の他方側を覆う膜体と、
前記膜体を貫通し、前記吸収体を通じて液体を吸引可能な吸引管体と、を備える、請求項1又は2に記載の液体除去器具。
【請求項5】
前記本体部が区画する前記貫通孔に配置され、前記本体部に対して前記軸方向に移動可能に取り付けられている筒体を備え、
前記筒体には、前記径方向の内外に連通する連通孔が形成されている、請求項1又は2に記載の液体除去器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は液体除去器具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば細胞シート等の移植物を生体内に移植する手技が知られている。特許文献1には、移植物を移植が行われる集中治療室などへ輸送する際に使用される輸送容器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/130015号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
移植物は、特許文献1に記載されているような輸送容器内に、保存液や緩衝液等の液体と共に収容された状態で、集中治療室などへ輸送される。その後、輸送容器内の液体が除去され、輸送容器から移植物が取り出される。輸送容器から取り出された移植物は、移植を行うために使用される移植デバイス上に移し替えられ、移植デバイスにより生体内の目的部位に移植される。
【0005】
輸送後の輸送容器内の液体の除去操作の際に、液体の流動が生じると、移植物に外力が加わり、移植物に意図しない変形や損傷が生じ得る。特に、移植物が薄肉の脆弱なシート状物である場合には、上述の液体の流動による影響が大きい。
【0006】
本開示は、輸送容器内の液体の除去操作の際に、液体の流動を抑制可能な液体除去器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様としての液体除去器具は、
(1)
軸方向に貫通する貫通孔を区画する環状の本体部を備え、
前記本体部は、周方向に連接して配置されている吸収体及び非吸収体を備え、
前記非吸収体は、前記軸方向の一方側の面又は径方向の内側の面に吸引口を備える液体吸引路を内部に区画している、液体除去器具、である。
【0008】
本開示の1つの実施形態としての液体除去器具は、
(2)
前記液体吸引路の排出口に接続されており、前記液体吸引路を通じて液体を吸引可能な吸引管体を備える、上記(1)に記載の液体除去器具、である。
【0009】
本開示の1つの実施形態としての液体除去器具は、
(3)
前記液体吸引路を第1液体吸引路とした場合に、前記非吸収体は、前記周方向の一方側の面に吸引口を備える第2液体吸引路を内部に区画している、上記(1)又は(2)に記載の液体除去器具、である。
【0010】
本開示の1つの実施形態としての液体除去器具は、
(4)
前記本体部の前記軸方向の他方側を覆う膜体と、
前記膜体を貫通し、前記吸収体を通じて液体を吸引可能な吸引管体と、を備える、上記(1)又は(2)に記載の液体除去器具、である。
(【0011】以降は省略されています)

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