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公開番号
2025031327
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137483
出願日
2023-08-25
発明の名称
汚物処理装置、汚物抜き取り装置およびタンク給水装置
出願人
株式会社JR東日本テクノハートTESSEI
,
JR東日本コンサルタンツ株式会社
代理人
弁理士法人来知国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
B61D
35/00 20060101AFI20250228BHJP(鉄道)
要約
【課題】従来、作業員による手作業で行っていた汚物抜き取り作業およびタンク給水作業を代替する装置を提供する。
【解決手段】列車の汚物タンクの汚物を処理する装置3であって、前記汚物タンクの排出口6または給水口7の位置を特定する位置特定機構10と、列車進行方向に移動可能な移動機構20と、前記汚物タンクから汚物を抜き取る汚物抜き取り機構30,40,50と、前記汚物タンクへ給水するタンク給水機構70,80,90と、各機構の動作を制御する制御部120と、を備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
列車の汚物タンクの汚物を処理する装置であって、
前記汚物タンクの排出口または給水口の位置を特定する位置特定機構と、
列車進行方向に移動可能な移動機構と、
前記汚物タンクから汚物を抜き取る汚物抜き取り機構と、
前記汚物タンクへ給水するタンク給水機構と、
各機構の動作を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする汚物処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記汚物抜き取り機構は、
汚物抜き取りホースを排出口方向前後に移動させる汚物抜き取りホース移動機構と、
前記汚物抜き取りホースの先端に設けられ、前記排出口と接続する接続機構と、
前記排水口のコックを開閉するコック開閉機構と、
を有する
ことを特徴とする請求項1記載の汚物処理装置。
【請求項3】
前記タンク給水機構は、
前記給水口のキャップを取り外すキャップ取り外し機構と、
給水ホースを給水口方向前後に移動させる給水ホース移動機構と、
前記給水ホースの先端を加締める加締め機構と、
前記給水ホースを介して給水する給水機構と、
を有する
ことを特徴とする請求項1記載の汚物処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記位置特定機構に排出口または給水口の位置を特定させる処理と、
前記排出口または給水口に対応するように移動機構に移動させる処理と、
前記汚物抜き取り機構に汚物タンクから汚物を抜き取らせる処理と、
前記汚物抜き取り機構の処理に連動させて、前記タンク給水機構に前記汚物タンクへ給水させる処理と、
を実行する
ことを特徴とする請求項1記載の汚物処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記汚物抜き取りホース移動機構に前記汚物抜き取りホースを排出口方向に前進させる処理と、
前記接続機構に前記汚物抜き取りホース先端と前記排出口とを接続させる処理と、
前記コック開閉機構に前記排水口のコックを開閉させる処理と、
を実行する
ことを特徴とする請求項2記載の汚物処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記キャップ取り外し機構に前記給水口のキャップを取り外させる処理と、
前記給水ホース移動機構に前記給水ホースを給水口方向に前進させる処理と、
前記加締め機構に前記給水ホース先端を加締めさせる処理と、
前記給水機構に、給水させる処理と、
を実行する
ことを特徴とする請求項3記載の汚物処理装置。
【請求項7】
列車の汚物タンクから汚物を抜き取る装置であって、
前記汚物タンクの排出口の位置を特定する位置特定機構と、
列車進行方向に移動可能な移動機構と、
ホースを排出口方向前後に移動させるホース移動機構と、
前記ホースの先端に設けられ、前記排出口と接続する接続機構と、
前記排水口のコックを開閉するコック開閉機構と、
各機構の動作を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする汚物抜き取り装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記位置特定機構に排出口の位置を特定させる処理と、
前記排出口と前記ホース先端が対向するように移動機構に移動させる処理と、
前記ホース移動機構に前記ホースを排出口方向に前進させる処理と、
前記接続機構に前記ホース先端と前記排出口とを接続させる処理と、
前記コック開閉機構に前記排水口のコックを開閉させる処理と、
を実行する
ことを特徴とする請求項7記載の汚物抜き取り装置。
【請求項9】
列車の汚物タンクに給水する装置であって、
前記汚物タンクの給水口の位置を特定する位置特定機構と、
列車進行方向に移動可能な移動機構と、
前記給水口のキャップを取り外すキャップ取り外し機構と、
ホースを給水口方向前後に移動させるホース移動機構と、
前記ホースの先端を加締める加締め機構と、
前記ホースを介して給水する給水機構と、
各機構の動作を制御する制御部と、
を備えることを特徴とするタンク給水装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記位置特定機構に給水口の位置を特定させる処理と、
前記給水口と前記キャップ取り外し機構が対向するように移動機構に移動させる処理と、
前記キャップ取り外し機構に前記給水口のキャップを取り外させる処理と、
前記ホース移動機構に前記ホースを給水口方向に前進させる処理と、
前記加締め機構に前記ホース先端を加締めさせる処理と、
前記給水機構に、給水させる処理と、
を実行する
ことを特徴とする請求項9記載のタンク給水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は汚物処理装置に関り、主に鉄道車両用汚物処理装置に関する。
続きを表示(約 950 文字)
【背景技術】
【0002】
飛行機・バス・鉄道などの長距離移動に提供されている交通機関にはトイレおよび汚物タンクが備えられており、移動中の乗客の排泄物等(汚水含む)を汚物タンクに溜めておく(例えば特許文献1)。汚水タンクには排出口と給水口を有する。
【0003】
鉄道車両では、車両基地に設備された給排水設備にて、汚物を抜き取るとともに、タンクに給水し洗浄する。抜き取られた汚物は地上側に整備された汚水処理層へ放流される。
【0004】
従来技術において、汚物抜き取り作業およびタンク給水作業は作業員による手作業により行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許7011693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、鉄道車両では、複数の車両が連結しており、車両軸方向に長く、複数の汚物タンクが車両軸方向に存在する。その結果、作業エリアも車両軸方向に長く、相対的に、車両軸直交方向に短くなり、狭くなりがちである。
【0007】
狭い作業エリアにおいて、特にホースの取り回し等は困難であり、作業員の負担となっている。その他、汚物の臭い、夏場の高温下での作業等も作業員の負担となっている。
【0008】
本発明は上記課題を解決するものであり、従来、作業員による手作業で行っていた汚物抜き取り作業およびタンク給水作業を代替する装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する本発明は、列車の汚物タンクの汚物を処理する汚物処理装置である。前記汚物タンクの排出口または給水口の位置を特定する位置特定機構と、列車進行方向に移動可能な移動機構と、前記汚物タンクから汚物を抜き取る汚物抜き取り機構と、前記汚物タンクへ給水するタンク給水機構と、各機構の動作を制御する制御部と、を備える。
【0010】
これにより、従来、作業員による手作業で行っていた汚物抜き取り作業およびタンク給水作業を代替できる。
(【0011】以降は省略されています)
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