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公開番号2025031128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137136
出願日2023-08-25
発明の名称匂い成分セット、匂い出力装置、および嗅覚トレーニング方法
出願人第一三共ヘルスケア株式会社
代理人個人,個人
主分類G09B 19/00 20060101AFI20250228BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ユーザに嗅覚レベルを実感させやすくすることができる匂い成分セット、匂い出力装置、および嗅覚トレーニング方法を提供する。
【解決手段】匂い成分セット300は、複数の収容部30を備える。複数の収容部30のそれぞれは、匂い成分を収容している。複数の収容部30は、第1の匂い成分を収容している第1の収容部30aおよび第1の匂い成分を収容している第2の収容部30bを含む。第1の収容部30aに収容されている第1の匂い成分の量は、第2の収容部30bに収容されている第1の匂い成分の量と異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
匂い成分を収容している収容部を複数備え、
前記複数の収容部は、第1の前記匂い成分を収容している第1の前記収容部および前記第1の匂い成分を収容している第2の前記収容部を含み、
前記第1の収容部に収容されている前記第1の匂い成分の量は、前記第2の収容部に収容されている前記第1の匂い成分の量と異なる
匂い成分セット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の匂い成分セットにおいて、
前記複数の収容部は、一体化されている
匂い成分セット。
【請求項3】
請求項2に記載の匂い成分セットにおいて、
前記複数の収容部は、匂い出力装置において使用可能なカートリッジの少なくとも一部であり、
前記カートリッジは、当該カートリッジを前記匂い出力装置の保持部に取り付ける際にガイドとして機能しうるガイド部を有する
匂い成分セット。
【請求項4】
請求項1または2に記載の匂い成分セットにおいて、
前記複数の収容部は、前記第1の匂い成分とは異なる第2の前記匂い成分を収容している第3の前記収容部をさらに含む
匂い成分セット。
【請求項5】
請求項1または2に記載の匂い成分セットにおいて、
前記第1の収容部は、前記第1の匂い成分を体積濃度C1で含有する匂い組成物を収容しており、
前記第2の収容部は、前記第1の匂い成分を体積濃度C2で含有する匂い組成物を収容しており、
体積濃度C1は、体積濃度C2の1倍以上100倍以下である
匂い成分セット。
【請求項6】
匂い成分を収容している収容部を複数保持する保持部と、
前記複数の収容部からの匂いを互いに独立して出力させる出力部とを備え、
前記複数の収容部は、第1の前記匂い成分を含む第1の前記収容部および前記第1の匂い成分を含む第2の前記収容部を含み、
前記第1の収容部に含まれる前記第1の匂い成分の量は、前記第2の収容部に含まれる前記第1の匂い成分の量と異なる
匂い出力装置。
【請求項7】
請求項6に記載の匂い出力装置において、
前記複数の収容部毎に、当該収容部から匂いを出力させるための操作部をさらに備える
匂い出力装置。
【請求項8】
請求項6に記載の匂い出力装置において、
前記出力部からの匂いの出力を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、予め定められたパターンに基づいて、前記複数の収容部から匂いを順に出力させる
匂い出力装置。
【請求項9】
請求項8に記載の匂い出力装置において、
複数の前記パターンのそれぞれに対応する操作部をさらに備える
匂い出力装置。
【請求項10】
請求項8または9に記載の匂い出力装置において、
前記パターンは、当該匂い出力装置から出力される匂いの濃度を順に上げていくよう構成されている
匂い出力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は匂い成分セット、匂い出力装置、および嗅覚トレーニング方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
嗅覚機能と認知機能とは、関連が強いことが知られている。そして、認知症の予防や症状改善を試みる方法として、嗅覚トレーニングがある。
【0003】
特許文献1には、嗅覚を刺激することによって脳の認知機能を改善するための方法が記載されている。引用文献1に記載の方法では、毎日の治療スケジュールを香り送達装置に入力し、所定の治療期間の間、その治療スケジュールを毎日繰り返すことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2021-520909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
たとえば、嗅覚トレーニングを継続するためには、自分の嗅覚レベルを実感し、トレーニング効果を実感することがモチベーションとなりうる。しかし、特許文献1の方法では、自分の嗅覚レベルを実感しにくかった。
【0006】
本発明は、ユーザに嗅覚レベルを実感させやすくすることができる匂い成分セット、匂い出力装置、および嗅覚トレーニング方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態によれば、以下の匂い成分セット、匂い出力装置、および嗅覚トレーニング方法が提供される。
【0008】
1. 匂い成分を収容している収容部を複数備え、
前記複数の収容部は、第1の前記匂い成分を収容している第1の前記収容部および前記第1の匂い成分を収容している第2の前記収容部を含み、
前記第1の収容部に収容されている前記第1の匂い成分の量は、前記第2の収容部に収容されている前記第1の匂い成分の量と異なる
匂い成分セット。
2. 1.に記載の匂い成分セットにおいて、
前記複数の収容部は、一体化されている
匂い成分セット。
3. 2.に記載の匂い成分セットにおいて、
前記複数の収容部は、匂い出力装置において使用可能なカートリッジの少なくとも一部であり、
前記カートリッジは、当該カートリッジを前記匂い出力装置の保持部に取り付ける際にガイドとして機能しうるガイド部を有する
匂い成分セット。
4. 1.から3.のいずれか一つに記載の匂い成分セットにおいて、
前記複数の収容部は、前記第1の匂い成分とは異なる第2の前記匂い成分を収容している第3の前記収容部をさらに含む
匂い成分セット。
5. 1.から4.のいずれか一つに記載の匂い成分セットにおいて、
前記第1の収容部は、前記第1の匂い成分を体積濃度C1で含有する匂い組成物を収容しており、
前記第2の収容部は、前記第1の匂い成分を体積濃度C2で含有する匂い組成物を収容しており、
体積濃度C1は、体積濃度C2の1倍以上100倍以下である
匂い成分セット。
6. 匂い成分を収容している収容部を複数保持する保持部と、
前記複数の収容部からの匂いを互いに独立して出力させる出力部とを備え、
前記複数の収容部は、第1の前記匂い成分を含む第1の前記収容部および前記第1の匂い成分を含む第2の前記収容部を含み、
前記第1の収容部に含まれる前記第1の匂い成分の量は、前記第2の収容部に含まれる前記第1の匂い成分の量と異なる
匂い出力装置。
7. 6.に記載の匂い出力装置において、
前記複数の収容部毎に、当該収容部から匂いを出力させるための操作部をさらに備える
匂い出力装置。
8. 6.に記載の匂い出力装置において、
前記出力部からの匂いの出力を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、予め定められたパターンに基づいて、前記複数の収容部から匂いを順に出力させる
匂い出力装置。
9. 8.に記載の匂い出力装置において、
複数の前記パターンのそれぞれに対応する操作部をさらに備える
匂い出力装置。
10. 8.または9.に記載の匂い出力装置において、
前記パターンは、当該匂い出力装置から出力される匂いの濃度を順に上げていくよう構成されている
匂い出力装置。
11. 8.から10.のいずれか一つに記載の匂い出力装置において、
前記複数の収容部は、前記第1の匂い成分とは異なる第2の前記匂い成分を含む第3の前記収容部をさらに含み、
前記パターンは、前記第1の匂い成分が当該匂い出力装置から出力される期間と、前記第2の匂い成分が当該匂い出力装置から出力される期間との間にいずれの匂いも出力されないブランク期間が生じるよう構成されている
匂い出力装置。
12. 11.に記載の匂い出力装置において、
前記ブランク期間の長さは、10秒以上900秒以下である
匂い出力装置。
13. 認知機能障害の、予防および改善の少なくとも一方に用いられる、6.から12.のいずれか一つに記載の匂い出力装置。
14. ユーザが、1.から5.のいずれか一つに記載の匂い成分セットを用いて出力された匂いを嗅ぐことを含む嗅覚トレーニング方法。
15. 認知機能障害の、予防および改善の少なくとも一方に用いられる、14.に記載の嗅覚トレーニング方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザに嗅覚レベルを実感させやすくすることができる匂い成分セット、匂い出力装置、および嗅覚トレーニング方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る匂い成分セットの構成を例示する図である。
第1の実施形態に係る匂い成分セットの他の構成を例示する図である。
第2の実施形態に係る匂い出力装置を例示する斜視図である。
第2の実施形態に係る匂い出力装置を例示する上面図である。
第2の実施形態に係る匂い出力装置を例示する断面図である。
保持部とカートリッジの構造を例示する分解斜視図である。
変形例1に係る匂い出力装置を例示する断面図である。
変形例2に係る匂い出力装置を例示する断面図である。
第3の実施形態に係る匂い出力装置の機能構成を例示する図である。
制御部を実現するための集積回路を例示する図である。
複数の収容部から匂いを出力させるパターンの一例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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