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公開番号2025029504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-06
出願番号2023134222
出願日2023-08-21
発明の名称ダクト接続管の接続構造
出願人タイロン株式会社
代理人個人
主分類F24F 13/02 20060101AFI20250227BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】 ダクト接続管とチャンバー接続管の接続においてカチッとする打音を維持しつつ、ダクトを抜き取る場合にも労力が軽減されるダクトの接続構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 チャンバー接続管2とダクト接続管10を接続する接続構造であって、ダクト接続管10は、周面に開口された第1孔部11を有し、チャンバー接続管2は、周面に第1孔部11に対応する位置に開口された第2孔部5と、内周面に配置されるバネ部6と、を有し、バネ部6は、チャンバー接続管2の内周面に接合する基端部6aと、チャンバー接続管2とダクト接続管10とを接続した状態で第2孔部5と第1孔部11を通じて突没自在とする突出部6aと、を有し、突出部6aは、ダクトの接続位置からさらに押し込んだ状態で没入することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
チャンバー接続管とダクト接続管を接続する接続構造であって、
前記ダクト接続管は、周面に開口された第1孔部を有し、
前記チャンバー接続管は、周面に前記第1孔部に対応する位置に開口された第2孔部と、内周面に配置されるバネ部と、を有し、
前記バネ部は、前記チャンバー接続管の内周面に接合する基端部と、前記チャンバー接続管と前記ダクト接続管とを接続した状態で前記第2孔部と前記第1孔部を通じて突没自在とする突出部と、を有し、
前記突出部は、前記ダクトの接続位置からさらに押し込んだ状態で没入することを特徴とするダクト接続管の接続構造。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
バネ部は、基端部と、突出部を備える先端部と、前記基端部と前記先端部との間に掛け渡す長手方向に所定長さを有する本体部と、を有し、
前記本体部の長手方向は、チャンバー接続間の接続方向に沿う方向であることを特徴とする請求項1に記載のダクト接続管の接続構造。
【請求項3】
ダクト接続管は、先端の硬質材からなるフランジ部と、第1孔部の接続方向反対側縁から外方に向けて硬質材からなる壁部を有することを特徴とする請求項2に記載のダクト接続管の接続構造。
【請求項4】
チャンバー接続管の第2孔部は軸線方向を長尺とした長孔形状であって、かつ、ダクト接続管の第1孔部は周方向を長尺とした長孔形状であって、
前記第1孔部と前記第2孔部は、交差するようにダクト接続管とチャンバー接続管を接続することを特徴とする請求項3に記載のダクト接続管の接続構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダクト接続管とチャンバー接続管の接続構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
空気調和設備におけるダクト接続管とチャンバーボックスには両者をワンタッチで接続するための機構について、本出願人はその接続状態を確認することができる特許文献1を出願した。同文献はバネ部を弾性変形させ、バネ部が元の位置に復元しようと孔部から突出する際、バネ部がダクト接続管に衝突するときのカチッとする打音によって使用者はその接続状態を確認できるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3240559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、同文献ではダクトを引き抜くためにはダクトを回転させてバネ部の係合を解除させる必要があるが、ダクトを回転させるための労力が大きく、省力化が求められていた。
【0005】
そこで、本発明は、ダクト接続管とチャンバー接続管の接続においてカチッとする打音を維持しつつ、ダクトを抜き取る場合にも労力が軽減されるダクトの接続構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、 チャンバー接続管とダクト接続管を接続する接続構造であって、
前記ダクト接続管は、周面に開口された第1孔部を有し、
前記チャンバー接続管は、周面に前記第1孔部に対応する位置に開口された第2孔部と、内周面に配置されるバネ部と、を有し、
前記バネ部は、前記チャンバー接続管の内周面に接合する基端部と、前記チャンバー接続管と前記ダクト接続管とを接続した状態で前記第2孔部と前記第1孔部を通じて突没自在とする突出部と、を有し、
前記突出部は、前記ダクトの接続位置からさらに押し込んだ状態で没入することを特徴とするものである。
【0007】
また、バネ部は、基端部と、突出部を備える先端部と、前記基端部と前記先端部との間に掛け渡す長手方向に所定長さを有する本体部と、を有し、
前記本体部の長手方向は、チャンバー接続間の接続方向に沿う方向であることが好ましい。
【0008】
また、ダクト接続管は、先端の硬質材からなるフランジ部と、第1孔部の接続方向反対側縁から外方に向けて硬質材からなる壁部を有することが好ましい。
【0009】
また、チャンバー接続管の第2孔部は軸線方向を長尺とした長孔形状であって、かつ、ダクト接続管の第1孔部は周方向を長尺とした長孔形状であって、
前記第1孔部と前記第2孔部は、交差するようにダクト接続管とチャンバー接続管を接続することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の記載によれば、接続するときにはダクト接続管をチャンバボックス側に移動させると突出部が第1孔部と第2孔部から外部に露出するように突出する状態となり、カチッとする打刻音とともに接続が完了する。さらに、接続状態のダクト接続管をチャンバボックス側にさらに移動させた場合において、突出部を没入させ、ダクト接続管を周縁方向へと回転することによってダクト接続管をチャンバー接続管から引き抜くとともに接続状態を解除することが可能となる。これにより、ダクトを抜き取る場合にも押し込んで行うことができ、労力が軽減される。
(【0011】以降は省略されています)

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