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公開番号2025028288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2024222324,2021076209
出願日2024-12-18,2021-04-28
発明の名称空気調和装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F24F 11/36 20180101AFI20250220BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】対策装置が作動するまので間において、人に冷媒の漏洩を知らせることができる空気調和装置を提供する。
【解決手段】空気調和装置の制御部(AC)は、冷媒センサ(45)の検出値が第1値を超えるときに報知部(71)から所定の情報を発報させ、冷媒センサ(45)の検出値が第1値より大きい第2値を越えるときに対策装置(50,55,60)を作動させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
利用ユニット(30)と、
前記利用ユニット(30)の空調の対象空間(S)の冷媒濃度を検出する冷媒センサ(45)と、
前記対象空間(S)の冷媒漏洩に対する対策装置(50,55,60)と、
報知部(71)と、
前記対策装置(50,55,60)および前記報知部(71)を制御する制御部(AC)とを備え、
前記制御部(AC)は、前記冷媒センサ(45)の検出値が第1値を超えるときに前記報知部(71)から所定の情報を発報させ、該冷媒センサ(45)の検出値が前記第1値より大きい第2値を越えるときに前記対策装置(50,55,60)を作動させる空気調和装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記制御部(AC)は、前記冷媒センサ(45)の検出値が前記第1値を超えるときに前記報知部(71)から第1情報を発報させ、前記冷媒センサ(45)の検出値が第2値を越えるときに前記報知部(71)から前記第1情報と異なる第2情報を発報させる
請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記第2情報は、冷媒が漏洩していることに関する情報、前記対策装置(50,55,60)が作動していることに関する情報、および空気調和装置(10)が運転不可であることに関する情報の少なくとも1つを含んでいる
請求項2に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記冷媒センサ(45)は、前記空気調和装置(10)の停止中において、前記利用ユニット(30)の空調の対象空間(S)の冷媒濃度を検出し、
前記制御部(AC)は、前記空気調和装置(10)の停止中において、前記冷媒センサ(45)の検出値が第1値を超えるときに前記報知部(71)から所定の情報を発報させ、該冷媒センサ(45)の検出値が前記第2値を越えるときに前記対策装置(50,55,60)を作動させる
請求項1~3のいずれか1つに記載の空気調和装置。
【請求項5】
前記制御部(AC)は、前記冷媒センサ(45)の検出値が前記第1値を超えたことに同期して、前記空気調和装置(10)の運転データに基づき冷媒漏洩に関する情報を取得する
請求項1~4のいずれか1つに記載の空気調和装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、対策装置しての遮断弁を備えた空気調和装置を開示している。遮断弁は、空気調和装置の冷媒配管に設けられる。対象空間において冷媒が漏洩すると、冷媒センサがこの冷媒の漏洩を検出する。これに伴い遮断弁が閉じる。これにより、対象空間の冷媒の漏洩を抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-9267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような空気調和装置では、冷媒が対象空間にゆっくり漏洩することがある。このような場合には、冷媒が対象空間に漏れているにも拘わらず、対象空間の冷媒濃度がある程度高くならないと対策装置が作動しない。このため、冷媒が漏れているにも拘わらず、管理者などが冷媒の漏洩を知ることができないことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の観点の空気調和装置は、利用ユニット(30)と、前記利用ユニット(30)の空調の対象空間(S)の冷媒濃度を検出する冷媒センサ(45)と、前記対象空間(S)の冷媒漏洩に対する対策装置(50,55,60)と、報知部(71)と、前記対策装置(50,55,60)および前記報知部(71)を制御する制御部(AC)とを備える。前記制御部(AC)は、前記冷媒センサ(45)の検出値が第1値を超えるときに前記報知部(71)から所定の情報を発報させ、該冷媒センサ(45)の検出値が前記第1値より大きい第2値を越えるときに前記対策装置(50,55,60)を作動させる。
【0006】
第1の観点によれば、冷媒センサ(45)の検出値が第2値を超えるときに、制御部(AC)が対策装置(50,55,60)を作動させる。対策装置(50,55,60)の作動により、冷媒漏洩を抑制できる。冷媒センサ(45)の検出値が第2値より小さい第1値を越えるときに、制御部(AC)は報知部(71)から所定の情報を発報させる。第1値は比較的小さいため、冷媒が比較的ゆっくり漏洩する場合であっても、報知部(71)が発報する。このため、報知部(71)の発報により、管理者などの人は冷媒の漏洩を知ることができる。したがって、対策装置(50,55,60)が作動する前段階において、人は冷媒漏洩に対する対策を講じることができる。
【0007】
第2の観点の空気調和装置は、第1の観点の空気調和装置において、前記制御部(AC)は、前記冷媒センサ(45)の検出値が前記第1値を超えるときに前記報知部(71)から第1情報を発報させ、前記冷媒センサ(45)の検出値が第2値を越えるときに前記報知部(71)から前記第1情報と異なる第2情報を発報させる。
【0008】
第2の観点によれば、制御部(AC)は、冷媒センサ(45)の検出値が第1値を越えるときと、第2値を越えるときとで、報知部(71)に異なる情報を発報させる。
【0009】
第3の観点の空気調和装置は、第2の観点において、前記第2情報は、冷媒が漏洩していることに関する情報、前記対策装置(50,55,60)が作動していることに関する情報、および空気調和装置が運転不可であることに関する情報の少なくとも1つを含んでいる。
【0010】
第3の観点によれば、冷媒センサ(45)の検出値が第2値を越えると、報知部(71)は、冷媒が漏洩していることに関する情報、前記対策装置(50,55,60)が作動していることに関する情報、および空気調和装置が運転不可であることに関する情報の少なくとも1つを第2情報として発報する。
(【0011】以降は省略されています)

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