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公開番号2025027894
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023133126
出願日2023-08-17
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人株式会社トヨタマップマスター,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人白坂
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250220BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像条件に従った撮像が可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、撮像部と、被写体を撮像する際の撮像位置及び撮像方向を含む撮像条件を取得する取得部と、撮像部の位置及び撮像部が向く撮像方向が、取得部によって取得された撮像条件に含まれる撮像位置及び撮像方向に対応しているかを判定する第1判定部と、第1判定部によって撮像部の位置及び撮像部が向く撮像方向が撮像条件に対応していると判定された場合、撮像部による撮像に適した状態であると出力するよう制御する出力制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
撮像部と、
被写体を撮像する際の撮像位置及び撮像方向を含む撮像条件を取得する取得部と、
前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く撮像方向が、前記取得部によって取得された撮像条件に含まれる撮像位置及び撮像方向に対応しているかを判定する第１判定部と、
前記第１判定部によって前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く撮像方向が撮像条件に対応していると判定された場合、前記撮像部による撮像に適した状態であると出力するよう制御する出力制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記出力制御部は、前記第１判定部によって前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く撮像方向が撮像条件に対応していると判定された場合、シャッターボタンが操作されなくとも、被写体を撮像するように撮像部を制御する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記出力制御部によって出力するよう制御された後に前記撮像部によって撮像が行われたかを判定する第２判定部を備え、
前記出力制御部は、前記第２判定部によって撮像が行われたと判定された場合、前記取得部によって取得された撮像条件に関わらず前記撮像部により撮像可能な状態であると出力するよう制御する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記出力制御部は、前記第２判定部によって撮像が行われたと判定された場合における前記撮像部により撮像可能な状態であるとの出力として、音声又は画像により撮像可能な旨の出力を行う
請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記出力制御部は、前記撮像部による撮像に適した状態であるとの出力に応じて前記撮像部によって被写体が撮像されることにより生成された画像情報と、当該撮像の際の前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く方向が記録された画像情報とを対応付けて、外部装置に出力する
請求項１～４のいずれか１項に記載の情報処理装置。
【請求項６】
道路地図に関する地図情報を記憶する記憶部と、
前記撮像部によって撮像された画像、前記撮像部の位置、及び、前記撮像部が向く撮像方向を、前記撮像部の位置に対応して、地図情報に基づく道路地図に記録する記録部と、を備え、
前記出力制御部は、前記記録部によって記録された後の地図情報を外部装置に出力するよう制御する
請求項１～４のいずれか１項に記載の情報処理装置。
【請求項７】
撮像部を備えるコンピュータが、
被写体を撮像する際の撮像位置及び撮像方向を含む撮像条件を取得する取得ステップと、
前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く撮像方向が、前記取得ステップによって取得された撮像条件に含まれる撮像位置及び撮像方向に対応しているかを判定する第１判定ステップと、
前記第１判定ステップによって前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く撮像方向が撮像条件に対応していると判定された場合、前記撮像部による撮像に適した状態であると出力するよう制御する出力制御ステップと、
を実行する情報処理方法。
【請求項８】
撮像部を備えるコンピュータに、
被写体を撮像する際の撮像位置及び撮像方向を含む撮像条件を取得する取得機能と、
前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く撮像方向が、前記取得機能によって取得された撮像条件に含まれる撮像位置及び撮像方向に対応しているかを判定する第１判定機能と、
前記第１判定機能によって前記撮像部の位置及び前記撮像部が向く撮像方向が撮像条件に対応していると判定された場合、前記撮像部による撮像に適した状態であると出力するよう制御する出力制御機能と、
を実現させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、工事現場においては、工事の施行前、施工中及び施工後それぞれの写真を撮像して、工事写真アルバムとして作成する。このような写真を撮像する際には、同じ位置及び同じ角度から撮像した写真であることが求められている。このため、特許文献１に記載のカメラは、ＧＰＳ受信機及びジャイロセンサを利用して、撮像位置及び方位角を記録し、その後の撮像において記録した撮像位置及び方位角に一致するようにカメラを動かすことにより、撮像するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－２５３６５９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載のカメラは、作業員の手によって細かく動かすことにより撮像位置及び方位角を複数の撮像の間で一致させているため、煩雑な作業となり、撮像時の負担が大きいものとなっていた。このため、作業員にとっては、撮像の条件を満たしているか容易に分かることが望まれていた。
【０００５】
本開示は、撮像条件に従った撮像が可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
一態様の情報処理装置は、撮像部と、被写体を撮像する際の撮像位置及び撮像方向を含む撮像条件を取得する取得部と、撮像部の位置及び撮像部が向く撮像方向が、取得部によって取得された撮像条件に含まれる撮像位置及び撮像方向に対応しているかを判定する第１判定部と、第１判定部によって撮像部の位置及び撮像部が向く撮像方向が撮像条件に対応していると判定された場合、撮像部による撮像に適した状態であると出力するよう制御する出力制御部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムは、撮像条件に従った撮像を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
一実施形態に係る情報処理装置について説明するための図である。
一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
情報処理装置と、撮像条件との関係を説明するための図である。（Ａ）は情報処理装置（撮像部）の位置と撮像方向と、撮像条件（撮像位置及び撮像方向）とが対応する場合を説明するための図であり、（Ｂ）は撮像条件に情報処理装置（撮像部）を一致させる場合を説明するための図である。
情報処理装置が出力する情報の一例について説明するための図である。（Ａ）は、撮像条件に従って撮像部が撮像を行った際の画像の一例について説明するための図であり、（Ｂ）は撮像条件に従って撮像部が撮像を行った際の撮像位置及ぶ撮像方向を記録した画像の一例について説明するための図である。
一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、一実施形態について説明する。
【００１０】
［情報処理装置１００の概要］
まず、一実施形態に係る情報処理装置１００の概要について説明する。
図１は、一実施形態に係る情報処理装置１００について説明するための図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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