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公開番号2025027862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023133062
出願日2023-08-17
発明の名称パーキングブレーキ装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F16H 63/34 20060101AFI20250220BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】樹脂部材の損傷リスクを低減しつつ、電磁ノイズや振動などを低減させることができるパーキングブレーキ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のパーキングブレーキ装置は、動力伝達軸に設けられ、複数の歯を有するパーキングギヤと、パーキングギヤの隣り合う歯間に噛合可能な突起部を有するパーキングロックポールと、アクチュエータにより回転駆動されるシャフトと、シャフトの回転に伴って回転するディテントプレートと、ディテントプレートをシフトレンジに対応した特定の位置に弾性的に保持するディテントスプリングと、を備え、ディテントプレートには、山部を挟んでロック谷部とアンロック谷部とがディテントプレートの回転方向に沿って形成されており、ディテントスプリングには、ディテントプレートの回転に伴ってロック谷部とアンロック谷部とのいずれかと係合可能な、絶縁性を有する樹脂部材で構成されたローラが設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動力伝達軸に設けられ、複数の歯を有するパーキングギヤと、
前記パーキングギヤの隣り合う歯間に噛合可能な突起部を有するパーキングロックポールと、
アクチュエータにより回転駆動されるシャフトと、
前記シャフトの回転に伴って回転するディテントプレートと、
前記ディテントプレートをシフトレンジに対応した特定の位置に弾性的に保持するディテントスプリングと、
を備えたバーキングブレーキ装置であって、
前記ディテントプレートには、山部を挟んでロック谷部とアンロック谷部とが前記ディテントプレートの回転方向に沿って形成されており、
前記ディテントスプリングには、前記ディテントプレートの回転に伴って前記ロック谷部と前記アンロック谷部とのいずれかと係合可能な、絶縁性を有する樹脂部材で構成されたローラが設けられていることを特徴とするパーキングブレーキ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パーキングブレーキ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バーキングブレーキ装置の一部に樹脂部材を配して部材の当接音などの機械的な騒音を低減させること、及び、その樹脂部材の連結部を荷重入力線から外れた位置に設定することにより、その樹脂部材の剥離やズレ防止を効果的に行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-177546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
パーキングブレーキ装置においては、樹脂部材の損傷リスクを低減させつつ、電磁ノイズや振動を低減させることが望まれる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、樹脂部材の損傷リスクを低減しつつ、電磁ノイズや振動などを低減させることができるパーキングブレーキ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るパーキングブレーキ装置は、動力伝達軸に設けられ、複数の歯を有するパーキングギヤと、前記パーキングギヤの隣り合う歯間に噛合可能な突起部を有するパーキングロックポールと、アクチュエータにより回転駆動されるシャフトと、前記シャフトの回転に伴って回転するディテントプレートと、前記ディテントプレートをシフトレンジに対応した特定の位置に弾性的に保持するディテントスプリングと、を備えたバーキングブレーキ装置であって、前記ディテントプレートには、山部を挟んでロック谷部とアンロック谷部とが前記ディテントプレートの回転方向に沿って形成されており、前記ディテントスプリングには、前記ディテントプレートの回転に伴って前記ロック谷部と前記アンロック谷部とのいずれかと係合可能な、絶縁性を有する樹脂部材で構成されたローラが設けられていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るパーキングブレーキ装置は、樹脂部材の損傷リスクを低減しつつ、電磁ノイズや振動などを低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るパーキングブレーキ装置の概略構成を示した図である。
図2は、アクチュエータとシャフトとの接続部分の拡大図である。
図3は、ディテントプレートとシャフトとの接続部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るパーキングブレーキ装置の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係るパーキングブレーキ装置1の概略構成を示した図である。実施形態に係るパーキングブレーキ装置1は、車両に搭載され、シフトレンジ(Pレンジ及びDレンジなど)に対応させて、動力伝達軸を回転不能にするロック状態と、動力伝達軸を回転可能にするアンロック状態とを切り替え可能に構成されている。動力伝達軸は、例えば、車両のトランスアクスル内に設置された自動変速機に設けられ、車両走行用の動力を伝達するように構成されている。実施形態に係るパーキングブレーキ装置1は、動力伝達軸に設けられたパーキングギヤ、パーキングポール2、パーキングロッド3、ディテントプレート4、ディテントスプリング5、及び、アクチュエータ6などを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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