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公開番号2025027558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132397
出願日2023-08-16
発明の名称ブレーキ装置及び緩衝部材
出願人三菱電機ビルソリューションズ株式会社,三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F16D 55/225 20060101AFI20250220BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】緩衝部110を容易に交換することができ、かつ、フィールド10とアーマチュア20とが接触する際の接触音の発生を抑制することができるブレーキ装置8及び緩衝部材100を得る。
【解決手段】ブレーキ装置8は、フィールド10、電磁コイル80、アーマチュア20、付勢部70及び緩衝部材100を備える。フィールド10は、第1の面11及び第2の面12を有し、第1の面11から第2の面12へ貫通する穴16が形成される。緩衝部材100は、第2の面12から第1の面11に向かって穴16に挿入可能に形成され、一端に緩衝部110が配置され、アーマチュア20が第1の面11に近づいたとき、アーマチュア20が緩衝部110に接触するように穴16に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面から前記第2の面へ貫通する穴が形成されたフィールドと、
前記フィールドに設けられた電磁コイルと、
前記第1の面と対向するように配置され、前記電磁コイルに通電されたとき前記第1の面に近づくアーマチュアと、
前記アーマチュアと前記フィールドとの間に配置され、前記第1の面から離れる方向に向かって前記アーマチュアを付勢する付勢部と、
前記第2の面から前記第1の面に向かって前記穴に挿入可能に形成され、一端に緩衝部が配置され、前記アーマチュアが前記第1の面に近づいたとき、前記アーマチュアが前記緩衝部に接触するように前記穴に配置される緩衝部材と、
を備えるブレーキ装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記緩衝部材は、前記緩衝部を支持する支持部を有し、
前記支持部は、磁性体から形成される請求項1に記載のブレーキ装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記フィールドと同一の材料から形成される請求項2に記載のブレーキ装置。
【請求項4】
前記緩衝部材は、前記緩衝部を支持する支持部を有し、
前記支持部の外周面に第1のねじが形成され、
前記穴の内周面に前記第1のねじと噛み合う第2のねじが形成される請求項1に記載のブレーキ装置。
【請求項5】
前記緩衝部材は、前記緩衝部材が前記穴に配置されたとき、前記フィールドに接触することで前記緩衝部材が前記アーマチュアに近づく方向に移動することを制限する鍔部を有する請求項1から4のいずれか一項に記載のブレーキ装置。
【請求項6】
前記緩衝部は、前記支持部に嵌合することで前記支持部に支持される請求項2から4のいずれか一項に記載のブレーキ装置。
【請求項7】
第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面から前記第2の面へ貫通する穴が形成されたフィールドと、前記フィールドに設けられた電磁コイルと、前記第1の面と対向するように配置され、前記電磁コイルに通電されたとき前記第1の面に近づくアーマチュアと、前記アーマチュアと前記フィールドとの間に配置され、前記第1の面から離れる方向に向かって前記アーマチュアを付勢する付勢部とを備えるブレーキ装置に用いられる緩衝部材であって、
前記第2の面から前記第1の面に向かって前記穴に挿入可能に形成され、一端に緩衝部が配置され、前記アーマチュアが前記第1の面に近づく方向に移動したとき、前記アーマチュアが前記緩衝部に接触するように前記穴に配置される緩衝部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ブレーキ装置及び緩衝部材に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来のブレーキ装置は、フィールドに形成された収容室に緩衝部、カラー及び押圧ロッドが収容される。アーマチュアが制動位置から許容位置に移動する過程において、押圧ロッドは、アーマチュアと一体となって移動し、カラーを介して間接的に緩衝部に当接する。緩衝部は、フィールドとアーマチュアとが当接する際の音の発生を抑制している。また、収容室の開口を開閉する蓋を外すことにより、ブレーキ装置を分解することなく、緩衝部を交換することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-100450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来のブレーキ装置では、緩衝部を容易に交換することができるが、緩衝部がアーマチュアに直接接触しないため、フィールドとアーマチュアとが接触する際の接触音の発生を抑制しづらいという課題があった。
【0005】
本開示は上記の課題を解決するためになされたものであり、緩衝部を容易に交換することができ、かつ、フィールドとアーマチュアとが接触する際の接触音の発生を抑制することができるブレーキ装置及び緩衝部材を得ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかるブレーキ装置は、第1の面及び第2の面を有し、第1の面から第2の面へ貫通する穴が形成されたフィールドと、フィールドに設けられた電磁コイルと、第1の面と対向するように配置され、電磁コイルに通電されたとき第1の面に近づくアーマチュアと、アーマチュアとフィールドとの間に配置され、第1の面から離れる方向に向かってアーマチュアを付勢する付勢部と、第2の面から第1の面に向かって穴に挿入可能に形成され、一端に緩衝部が配置され、アーマチュアが第1の面に近づいたとき、アーマチュアが緩衝部に接触するように穴に配置される緩衝部材と、を備える。
【0007】
本開示にかかる緩衝部材は、第1の面及び第2の面を有し、第1の面から第2の面へ貫通する穴が形成されたフィールドと、フィールドに設けられた電磁コイルと、第1の面と対向するように配置され、電磁コイルに通電されたとき第1の面に近づくアーマチュアと、アーマチュアとフィールドとの間に配置され、第1の面から離れる方向に向かってアーマチュアを付勢する付勢部とを備えるブレーキ装置に用いられる緩衝部材であって、第2の面から第1の面に向かって穴に挿入可能に形成され、一端に緩衝部が配置され、アーマチュアが第1の面に近づく方向に移動したとき、アーマチュアが緩衝部に接触するように穴に配置される緩衝部材。
【発明の効果】
【0008】
本開示にかかるブレーキ装置及び緩衝部材は、緩衝部を容易に交換することができ、かつ、フィールドとアーマチュアとが接触する際の接触音の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の正面図である。
実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の側面図である。
実施の形態1におけるブレーキ装置の断面図である。
実施の形態1における緩衝部材の斜視図である。
実施の形態1におけるブレーキ装置の断面図である。
実施の形態1におけるブレーキ装置の断面図である。
実施の形態1におけるブレーキ装置の断面図である。
実施の形態1におけるブレーキ装置の断面図である。
実施の形態1における変形例を示す緩衝部材の斜視図である。
実施の形態1における変形例を示す緩衝部材の斜視図である。
実施の形態1における変形例を示すブレーキ装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
以下に実施の形態1にかかるブレーキ装置8を詳細に説明する。なお、各図面における同一の符号は同一又は相当の構成を表している。
(【0011】以降は省略されています)

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