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公開番号2025026533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024211959,2023098626
出願日2024-12-05,2023-06-15
発明の名称電動弁および弁装置
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人オーパス国際特許事務所
主分類F16K 31/04 20060101AFI20250214BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】小さな空間に配置できる電動弁および弁装置を提供する。
【解決手段】電動弁1は、弁本体アセンブリ5と、弁本体アセンブリ5に固定されるステーターユニット8と、を有する。弁本体アセンブリ5は、弁室12および弁口13を有する弁本体10と、弁本体10に取り付けられる円筒形状のローターケース30と、ローターケース30の内側に配置される円筒形状のローター40と、ローター40の回転に応じて移動する弁体20と、を有する。ステーターユニット8は、ローター40の内側に配置され、ローター40とともにステッピングモーター98を構成するステーター90と、筒形状のコネクタ部87を有する合成樹脂製のハウジング80と、を有する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
筒形状のローターケースと、
前記ローターケースの内側に配置される円筒形状のマグネットローターと、
前記マグネットローターの回転に応じて移動する弁体と、
前記マグネットローターの内側に配置され、前記マグネットローターとともにモーターを構成するステーターと、
円筒形状の周壁部と、前記周壁部の第1端に接続された円板形状の底壁部と、前記周壁部の第2端に内周縁が接続された環状部と、を一体的に有する内ケースと、を有し、
前記環状部の外周縁が、前記ローターケースの一端に接合され、
前記周壁部および前記底壁部が、前記マグネットローターの内側に配置され、
前記周壁部の内側に、前記ステーターが配置される、電動弁。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記電動弁が、合成樹脂製のハウジングをさらに有し、
前記ハウジングが、前記ステーターが埋め込まれる円柱形状の支持部を有し、
前記支持部が、前記内ケースに嵌合されている、請求項1に記載の電動弁。
【請求項3】
前記ハウジングが、筒形状のコネクタ部をさらに有し、
前記コネクタ部が、前記マグネットローターの軸方向に延びている、請求項2に記載の電動弁。
【請求項4】
前記ステーターが、前記マグネットローターと同軸に配置され、径方向に延びる複数の極部を有する積層コアと、前記極部に配置された複数のコイルと、を有する、請求項3に記載の電動弁。
【請求項5】
前記電動弁が、前記マグネットローターの磁気を検出する磁気センサーをさらに有し、
前記磁気センサーが、前記支持部における前記極部と前記極部との間の箇所に配置される、請求項4に記載の電動弁。
【請求項6】
前記電動弁が、前記マグネットローターとともに回転する駆動軸をさらに有し、
前記弁体が雌ねじを有しかつ前記駆動軸が前記雌ねじに螺合される雄ねじを有し、または、前記駆動軸が雌ねじを有しかつ前記弁体が前記雌ねじに螺合される雄ねじを有し、
前記雌ねじおよび前記雄ねじが、前記弁体を移動させる送りねじ機構を構成する、請求項1に記載の電動弁。
【請求項7】
少なくとも1つの電動弁と、前記電動弁が配置される取付面を有する流路ブロックと、を有する弁装置であって、
前記電動弁が、
筒形状のローターケースと、
前記ローターケースの内側に配置される円筒形状のマグネットローターと、
前記マグネットローターの回転に応じて移動する弁体と、
前記マグネットローターの内側に配置され、前記マグネットローターとともにモーターを構成するステーターと、
円筒形状の周壁部と、前記周壁部の第1端に接続された円板形状の底壁部と、前記周壁部の第2端に内周縁が接続された環状部と、を一体的に有する内ケースと、を有し、
前記環状部の外周縁が、前記ローターケースの一端に接合され、
前記周壁部および前記底壁部が、前記マグネットローターの内側に配置され、
前記周壁部の内側に、前記ステーターが配置される、弁装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動弁および弁装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、従来の電動弁の一例を開示している。電動弁は、弁本体と、ケースと、ローターと、ステーターと、ハウジングと、を有する。ケースは、円筒形状を有しており、弁本体に接合される。ローターはケースの内側に配置される。ステーターは、円筒形状を有しており、ケースの外側に同軸に配置される。ローターとステーターとは、モーターを構成する。ハウジングはケースを収容する。ハウジングはコネクタ部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-83453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電動弁は、例えば、図20に示す弁装置に用いられる。弁装置803は、複数の電動弁801と、流路ブロック950と、を有する。流路ブロック950は、直方体形状を有しており、複数の電動弁801が配置される取付面951を有する。電動弁801はステーターがケースの外側に配置されているので電動弁801の外径が大きく、電動弁801を配置するための大きな空間が必要である。そのため、流路ブロック950において、比較的大きな取付面951が必要となる。また、電動弁801のコネクタ部887が前方および後方を向いている。そのため、弁装置803が組み込まれるシステムにおいて、複数の電動弁801の周囲にコネクタ部887に接続されるケーブルを配置するための空間が必要である。
【0005】
そこで、本発明は、小さな空間に配置できる電動弁および弁装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電動弁は、筒形状のローターケースと、前記ローターケースの内側に配置される円筒形状のマグネットローターと、前記マグネットローターの回転に応じて移動する弁体と、前記マグネットローターの内側に配置され、前記マグネットローターとともにモーターを構成するステーターと、を有することを特徴とする。
【0007】
本発明において、前記電動弁が、円筒形状の周壁部と、前記周壁部の第1端に接続された円板形状の底壁部と、前記周壁部の第2端に内周縁が接続された環状部と、を一体的に有する内ケースをさらに有し、前記環状部の外周縁が、前記ローターケースの一端に接合され、前記周壁部および前記底壁部が、前記マグネットローターの内側に配置され、前記周壁部の内側に、前記ステーターが配置される、ことが好ましい。
【0008】
本発明において、前記電動弁が、合成樹脂製のハウジングをさらに有し、前記ハウジングが、前記ステーターが埋め込まれる円柱形状の支持部を有し、前記支持部が、前記内ケースに嵌合されている、ことが好ましい。
【0009】
本発明において、前記ハウジングが、筒形状のコネクタ部をさらに有し、前記コネクタ部が、前記マグネットローターの軸方向に延びている、ことが好ましい。
【0010】
本発明において、前記ステーターが、前記マグネットローターと同軸に配置され、径方向に延びる複数の極部を有する積層コアと、前記極部に配置された複数のコイルと、を有する、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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