TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025026483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024207425,2023126663
出願日2024-11-28,2020-09-23
発明の名称クロミナンス量子化パラメータのシグナリングのための方法及び装置
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04N 19/70 20140101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】クロミナンス量子化パラメータのシグナリングのための方法及び装置を提供する。
【解決手段】ピクチャの現在ブロックの逆量子化のための方法であって、当該方法は、ビットストリームを受信するステップと、ビットストリームからジョイントクロミナンス成分残差(JCCR)制御フラグを取得するステップと、JCCR制御フラグに基づいて、ビットストリームからクロミナンスマッピング情報を取得するステップと、JCCR制御フラグに基づいて、ビットストリームから少なくとも1つのクロミナンス量子化パラメータ(QP)オフセットを取得するステップと、取得されたクロミナンスマッピング情報及び少なくとも1つの取得されたクロミナンスQPオフセットに基づいて、現在クロミナンスブロックについてのQP値を取得するステップと、決定されたQP値を使用することにより、現在クロミナンスブロックに対して逆量子化を実行するステップとを含む方法である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ピクチャの現在ブロックの逆量子化のための方法であって、当該方法はデコーダにより実行され、当該方法は、
ビットストリームを受信するステップと、
前記ビットストリームからジョイントクロミナンス成分残差(JCCR)制御フラグを取得するステップと、
前記JCCR制御フラグに基づいて、前記ビットストリームからクロミナンスマッピング情報を取得するステップと、
前記JCCR制御フラグに基づいて、前記ビットストリームから少なくとも1つのクロミナンス量子化パラメータ(QP)オフセットを取得するステップと、
前記取得されたクロミナンスマッピング情報及び前記少なくとも1つの取得されたクロミナンスQPオフセットに基づいて、前記現在クロミナンスブロックについてのQP値を取得するステップと、
前記決定されたQP値を使用することにより、前記現在クロミナンスブロックに対して逆量子化を実行するステップと
を含む方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記ビットストリームは、SPSレベルシンタックスを含み、前記JCCR制御フラグは、前記SPSレベルシンタックスから取得される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記JCCR制御フラグは前記sps_joint_cbcr_enabled_flagである、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記sps_joint_cbcr_enabled_flagの前記値が1である場合、前記少なくとも1つの取得されたクロミナンスQPオフセットは、slice_joint_cbcr_qp_offsetにより指定される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記クロミナンスマッピング情報は、delta_qp_in_val_minus1[i][j]及びdelta_qp_out_val[i][j]を含み、前記クロミナンスマッピング情報は、前記ビットストリームに含まれるSPSレベルシンタックスから取得される、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記SPSレベルシンタックスは、以下の構造を含む、請求項2乃至5のうちいずれか1項に記載の方法。
TIFF
2025026483000043.tif
79
170
【請求項7】
前記JCCR制御フラグに基づいて、前記ビットストリームから前記少なくとも1つのクロミナンスQPオフセットを取得するステップは、
前記JCCR制御フラグに基づいて、前記ビットストリームのピクチャパラメータセット(PPS)レベルシンタックスから前記少なくとも1つのクロミナンスQPオフセットを取得するステップを含む、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記PPSレベルシンタックスは、以下の構造を含む、請求項7に記載の方法。
TIFF
2025026483000044.tif
107
170
【請求項9】
ピクチャの現在ブロックの逆量子化のための方法であって、当該方法はデコーダにより実行され、当該方法は、
ビットストリームを受信するステップであり、前記ビットストリームは、スライスヘッダシンタックス及びPPSシンタックスを含む、ステップと、
前記PPSシンタックスからシンタックスエレメントを取得するステップであり、前記取得されたシンタックスエレメントは、少なくとも1つのクロミナンス量子化パラメータ(QP)オフセットを含む、ステップと、
前記スライスヘッダからクロミナンスQPオフセット情報を取得するステップであり、前記QPオフセット情報は、前記PPSシンタックス内のいずれかのPPSシンタックスエレメントから独立して取得される、ステップと、
前記PPSシンタックスから取得された前記少なくとも1つのクロミナンスQPオフセット及び前記スライスヘッダシンタックスから取得された前記クロミナンスQPオフセット情報に依存して、前記現在クロミナンスブロックについてのQP値を決定するステップと、
前記決定されたQP値を使用することにより、前記現在クロミナンスブロックに対して逆量子化を実行するステップと
を含む方法。
【請求項10】
ピクチャの現在ブロックを符号化するための方法であって、当該方法はエンコーダにより実行され、当該方法は、
ジョイントクロミナンス成分残差(JCCR)制御フラグをビットストリームに符号化するステップと、
前記JCCR制御フラグに基づいて、クロミナンスマッピング情報を前記ビットストリームに符号化するステップと、
前記JCCR制御フラグに基づいて、少なくとも1つのクロミナンス量子化パラメータ(QP)オフセットを前記ビットストリームに符号化するステップと、
前記ビットストリームを提供するステップと
を含む方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
本特許出願は、2019年9月23日に出願された国際特許出願PCT/RU2019/000664の優先権を主張する。上記の特許出願の開示の全内容を参照により援用する。
続きを表示(約 1,800 文字)【0002】
[技術分野]
本出願(開示)の実施形態は、概してピクチャ処理の分野に関し、より詳細には、クロミナンス量子化パラメータのシグナリングのための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
ビデオコーディング(ビデオ符号化及び/又は復号)は、広範囲のデジタルビデオアプリケーション、例えば、放送デジタルTV、インターネット及び移動ネットワーク上のビデオ送信、ビデオチャットのようなリアルタイム会話アプリケーション、ビデオ会議、DVD及びブルーレイディスク、ビデオコンテンツ取得及び編集システム、並びにセキュリティアプリケーションのカムコーダにおいて使用される。
【0004】
比較的短いビデオですら描写するために必要なビデオデータの量は相当なものになる可能性があり、これは、データがストリーミングされるとき或いは限られた帯域幅容量を有する通信ネットワークを横切って通信されるときに、困難を生じることがある。したがって、ビデオデータは、一般的に、現代の電気通信ネットワークを横切って通信される前に圧縮される。メモリリソースが制限されることがあるので、ビデオが記憶デバイスに記憶されるとき、ビデオのサイズも問題になる可能性がある。ビデオ圧縮デバイスは、しばしば、送信又は記憶の前にビデオデータをコーディングするためにソースにおいてソフトウェア及び/又はハードウェアを使用し、それにより、デジタルビデオ画像を表すために必要なデータの量を減少させる。次いで、圧縮されたデータは、ビデオデータを復号するビデオ解凍デバイスにより宛先で受信される。限られたネットワークリソース及びより高いビデオ品質についての更に高まる要求のため、ピクチャ品質にほとんど或いは全く犠牲を払わず、圧縮比を改善する圧縮及び解凍技術が望ましい。
【発明の概要】
【0005】
本出願の実施形態は、独立請求項に従って符号化及び復号するための装置及び方法を提供する。
【0006】
上記及び他の目的は、独立請求項の対象物により達成される。更なる実現形式は、従属請求項、詳細な説明及び図面から明らかである。
【0007】
本開示は以下を提供する。
ピクチャの現在ブロックの逆量子化のための方法であって、当該方法はデコーダにより実行され、当該方法は、
ビットストリームを受信するステップと、
ビットストリームからジョイントクロミナンス成分残差(JCCR, joint chrominance component residual)制御フラグを取得するステップと、
JCCR制御フラグに基づいて、ビットストリームからクロミナンスマッピング情報を取得するステップと、
JCCR制御フラグに基づいて、ビットストリームから少なくとも1つのクロミナンス量子化パラメータ(QP, quantization parameter)オフセットを取得するステップと、
取得されたクロミナンスマッピング情報及び少なくとも1つの取得されたクロミナンスQPオフセットに基づいて、現在クロミナンスブロックについてのQP値を取得するステップと、
決定されたQP値を使用することにより、現在クロミナンスブロックに対して逆量子化を実行するステップと
を含む方法。
【0008】
ここで、JCCRモードのためのクロミナンス成分についてのPPS及びスライスヘッダQPオフセットのシグナリング、並びにJCCRコーディングモードのためのSPSクロミナンスマッピング情報のシグナリングが実行される。
【0009】
SPS JCCR制御フラグに依存して、ジョイントクロミナンス成分残差オフセットのシグナリング/復号が実行される。ジョイントクロミナンス成分残差オフセットの条件付きシグナリングのため、より少ない情報がシグナリングされる必要があり、したがって、リソースを節約できる。
【0010】
上記の方法において、ビットストリームは、SPSレベルシンタックスを含んでもよく、JCCR制御フラグは、SPSレベルシンタックスから取得されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
インターホンシステム
16日前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
株式会社奥村組
通信設備
23日前
オムロン株式会社
通信装置
23日前
キヤノン株式会社
電子機器
25日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
24日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
24日前
個人
電子透かし埋め込み及び抽出方法
6日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2日前
日本放送協会
無線伝送システム
1か月前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
日本無線株式会社
無線受信装置
6日前
株式会社アーク
情報処理システム
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
24日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
株式会社Move
イヤホン
1か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
20日前
株式会社PFU
原稿読取装置
10日前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成システム
2か月前
株式会社日立国際電気
試験システム
2か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
1か月前
個人
共鳴管型スピーカーエンクロージャー
20日前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
20日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
2か月前
Rita合同会社
第1装置、システム
1か月前
続きを見る