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公開番号
2025026439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2024134167
出願日
2024-08-09
発明の名称
補強部材及び補強構造
出願人
旭化成建材株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04C
3/08 20060101AFI20250214BHJP(建築物)
要約
【課題】高耐力で低コストの補強部材及び補強構造を提供する。
【解決手段】補強部材100は、板面に直交する円形状の貫通孔10を有する板状の本体部1を備え、本体部1は、貫通孔10を挟んで対向する、一対の第一辺部2,2と、第一辺部2,2と交差する方向に延在し、貫通孔10を挟んで対向する一対の第二辺部4,4と、を有し、第二辺部4,4は、貫通孔10の径方向外側に凸の円弧状形状の円弧状辺部41,41を有し、円弧状辺部41,41の曲率半径は、貫通孔10の直径の0.80倍以上1.50倍以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
板面に直交する円形状の貫通孔を有する板状の本体部を備え、
前記本体部は、
前記貫通孔を挟んで対向する、一対の第一辺部と、
前記第一辺部と交差する方向に延在し、前記貫通孔を挟んで対向する一対の第二辺部と、を有し、
前記第二辺部は、前記貫通孔の径方向外側に凸の円弧状形状の円弧状辺部を有し、
前記円弧状辺部の曲率半径は、前記貫通孔の直径の0.80倍以上1.50倍以下である補強部材。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記一対の第一辺部は、直線状である請求項1に記載の補強部材。
【請求項3】
一対の前記第一辺部は平行であり、
一対の前記第二辺部は、前記貫通孔の中心を通り、前記第一辺部と直交する仮想線に対して線対称である請求項1に記載の補強部材。
【請求項4】
前記第一辺部の垂線に沿う方向における、前記第一辺部の端部と前記貫通孔の周部との距離が、前記円弧状辺部の曲率半径の0.20倍以上0.55倍以下である請求項1に記載の補強部材。
【請求項5】
前記貫通孔の中心を通り、前記第一辺部と直交する仮想線と、前記貫通孔の中心と前記円弧状辺部の曲率円が前記第一辺部と交差する交点とを通る仮想線とのなす角度が25度以上45度以下である請求項1に記載の補強部材。
【請求項6】
前記円弧状辺部の曲率円の中心と前記貫通孔の中心との距離が、前記貫通孔の直径の0.20倍以上0.85倍以下である請求項1に記載の補強部材。
【請求項7】
前記第二辺部における前記第一辺部側の端部には、前記円弧状辺部の曲率円の外側に延出する突起部が形成されており、
前記突起部は、前記第一辺部の延在方向に沿う方向に延出している請求項1に記載の補強部材。
【請求項8】
前記第二辺部は、前記第一辺部と前記円弧状辺部との間に配置された円弧状段差面部を更に有し、
前記円弧状段差面部は、前記貫通孔の径方向外側に凸の円弧状形状であり、
前記円弧状段差面部の曲率円の中心は、前記貫通孔の中心と重複している請求項1に記載の補強部材。
【請求項9】
前記第二辺部は、前記第一辺部と前記円弧状辺部との間に配置された円弧状段差面部を更に有し、
前記第二辺部における前記第一辺部側の端部には、前記円弧状辺部の曲率円の外側に延出する突起部が形成されており、
前記円弧状段差面部は、前記貫通孔の径方向外側に凸の円弧状形状であり、
前記円弧状段差面部の曲率円の中心は、前記貫通孔の中心と重複しており、
前記突起部は、前記第一辺部の延在方向に沿う方向に延出しており、
前記突起部の、前記本体部における厚み方向の厚さは、前記円弧状辺部よりも薄い請求項1に記載の補強部材。
【請求項10】
前記本体部は、前記貫通孔の外周に沿って、前記本体部における厚み方向の厚みの厚い厚肉部を有し、
前記厚肉部は、正面視で環状で、その環の中心が、前記貫通孔の中心と重複する請求項1に記載の補強部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、補強部材及び補強構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、補強部材及び鉄骨有孔梁の補強構造が記載されている。この補強部材は、ウェブに貫通孔を有する鉄骨有孔梁を補強するために用いられる。この補強部材は、ウェブに形成された貫通孔の周囲に添設される本体部と、本体部の表裏両面に貫通して設けられた円形状の孔部とを有する。この補強部材では、本体部の外周縁部が、相対する一対の直線形状部と、直線形状部に直交する軸線に対して対称形の一対の接合形状部とを備えている。接合形状部は、それぞれ、孔部の径方向の外方へ膨らんだ湾曲形状の第一形状部分と、この第一形状部分に連続し、略直線形状または第一形状部分とは反対側に湾曲する湾曲形状とされた第二形状部分とを有している。鉄骨有孔梁の補強構造では、この補強部材が、直線形状部が梁軸方向に対して略平行となるようにウェブに添設され、一対の接合形状部が隅肉溶接によりウェブに接合されている。この補強構造では、直線形状部及び孔部の全周は溶接されずともよく、溶接作業性が高められ十分な補強効果を有するとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-79580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建築物の建築コストの削減と強度向上のために、従来の補強部材や補強構造よりも高耐力であるが低コストの補強部材及び補強構造の提供が要請される。
【0005】
本発明は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、高耐力で低コストの補強部材及び補強構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明に係る補強部材は、
板面に直交する円形状の貫通孔を有する板状の本体部を備え、
前記本体部は、
前記貫通孔を挟んで対向する、一対の第一辺部と、
前記第一辺部と交差する方向に延在し、前記貫通孔を挟んで対向する一対の第二辺部と、を有し、
前記第二辺部は、前記貫通孔の径方向外側に凸の円弧状形状の円弧状辺部を有し、
前記円弧状辺部の曲率半径は、前記貫通孔の直径の0.80倍以上1.50倍以下である。
【0007】
本発明に係る補強部材は、更に、
一対の前記第一辺部は直線状であってもよい。
【0008】
本発明に係る補強部材は、更に、
一対の前記第一辺部は平行であり、
一対の前記第二辺部は、前記貫通孔の中心を通り、前記第一辺部と直交する仮想線に対して線対称であってもよい。
【0009】
本発明に係る補強部材は、更に、
前記第一辺部の垂線に沿う方向における、前記第一辺部の端部と前記貫通孔の周部との距離が、前記円弧状辺部の曲率半径の0.20倍以上0.55倍以下であってもよい。
【0010】
本発明に係る補強部材は、更に、
前記貫通孔の中心を通り、前記第一辺部と直交する仮想線と、前記貫通孔の中心と前記円弧状辺部の曲率円が前記第一辺部と交差する交点とを通る仮想線とのなす角度が25度以上45度以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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