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公開番号
2025026121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131502
出願日
2023-08-10
発明の名称
方法およびシステム
出願人
株式会社インターネットイニシアティブ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
8/20 20090101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】加入者プロファイルを管理する旧管理ネットワーク要素から新管理ネットワーク要素へ切り替えること
【解決手段】システムで実施される方法であって、システムは、階層化された親プロファイル管理装置と、子プロファイル管理装置とを備え、親プロファイル管理装置は全ての加入者の加入者プロファイルを保持し、子プロファイル管理装置は、親プロファイル管理装置から取得した加入者プロファイルを子加入者プロファイルとして保持し、方法は、子プロファイル管理装置により、端末装置からの位置登録要求信号の在圏情報が、端末装置の加入者識別番号に対応する子加入者プロファイルの在圏情報と異なる場合に、加入者識別番号と、位置登録要求信号の在圏情報とを含む在圏情報更新ファイルを親プロファイル管理装置へ送信することを含む方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
システムで実施される方法であって、
前記システムは、階層化された親プロファイル管理装置と、子プロファイル管理装置とを備え、
前記親プロファイル管理装置は全ての加入者の加入者プロファイルを保持し、
前記子プロファイル管理装置は、前記親プロファイル管理装置から取得した前記加入者プロファイルを子加入者プロファイルとして保持し、
前記方法は、前記子プロファイル管理装置により、
端末装置からの位置登録要求信号の在圏情報が、前記端末装置の加入者識別番号に対応する前記子加入者プロファイルの在圏情報と異なる場合に、前記加入者識別番号と、前記位置登録要求信号の在圏情報とを含む在圏情報更新ファイルを前記親プロファイル管理装置へ送信することを含む方法。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記方法は、前記子プロファイル管理装置により、
前記在圏情報更新ファイルに基づいて、在圏情報が更新された前記加入者プロファイルを前記親プロファイル管理装置から取得することと、
前記在圏情報が更新された加入者プロファイルに基づいて、前記子加入者プロファイルを更新することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記在圏情報更新ファイルは、前記子プロファイル管理装置により、さらに
前記端末装置から、前記端末装置から読み出された加入者識別番号と、前記端末装置の在圏情報とを含む位置登録要求信号を受信することと、
前記位置登録要求信号の在圏情報が、前記加入者識別番号に対応する前記子加入者プロファイルの在圏情報と異なるかを判定することと、
前記位置登録要求信号の在圏情報が、前記加入者識別番号に対応する前記子加入者プロファイルの在圏情報と異なると判定したときに、前記加入者識別番号と、前記位置登録要求信号の在圏情報とを含む在圏情報更新ファイルを作成することと
により作成される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、前記親プロファイル管理装置により、
前記子プロファイル管理装置から取得した在圏情報更新ファイルに基づいて、前記在圏情報更新ファイルの加入者識別番号に対応する在圏情報で、前記加入者プロファイルの在圏情報を更新すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、前記子プロファイル管理装置により
前記在圏情報更新ファイルを前記親プロファイル管理装置へ送信することと、
前記更新された加入者プロファイルを、前記親プロファイル管理装置から取得することと、
前記在圏情報が更新された加入者プロファイルに基づいて、前記子加入者プロファイルを更新することと
を、繰り返す請求項2に記載の方法。
【請求項6】
作成された前記在圏情報更新ファイルは定期的に前記子プロファイル管理装置から前記親プロファイル管理装置に送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記子プロファイル管理装置は、前記親プロファイル管理装置との通信ルート、およびユーザデータ管理装置との通信ルートが確立されている第1の子プロファイル管理装置と、前記親プロファイル管理装置との通信ルート、およびユーザデータ管理装置との通信ルートが確立されていない第2の子プロファイル管理装置とを備え、
前記方法は、
前記第1の子プロファイル管理装置と前記第2の子プロファイル管理装置との間の通信ルートが確立されると、前記第1の子プロファイル管理装置から前記ユーザデータ管理装置へ位置登録要求信号の送信禁止指示を送信することと、
をさらに含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記第2の子プロファイル管理装置と前記親プロファイル管理装置との間で通信ルートが確立され、前記第2の子プロファイル管理装置と前記ユーザデータ管理装置との間で通信ルートが確立されると、
前記親プロファイル管理装置により、前記第2の子プロファイル管理装置へ、前記全ての加入者の前記加入者プロファイルを送信することと、
前記第2の子プロファイル管理装置により、前記親プロファイル管理装置から全ての加入者の前記加入者プロファイルを取得し、子加入者プロファイルとして保持することと、
前記第2の子プロファイル管理装置により、前記ユーザデータ管理装置へ位置登録要求信号の送信要求指示を送信することと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記第2の子プロファイル管理装置により、端末装置からの位置登録要求信号の在圏情報が、前記端末装置の加入者識別番号に対応する前記子加入者プロファイルの在圏情報と異なる場合に、前記加入者識別番号と、前記位置登録要求信号の在圏情報とを含む在圏情報更新ファイルを作成することと
をさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記第1の子プロファイル管理装置により、前記親プロファイル管理装置に対し、前記加入者プロファイルの使用禁止要求を送信することと
前記第2の子プロファイル管理装置と前記親プロファイル管理装置との間で通信ルートが確立され、前記第2の子プロファイル管理装置と前記ユーザデータ管理装置との間で通信ルートが確立されると、前記第2の子プロファイル管理装置により、前記親プロファイル管理装置に対し、前記加入者プロファイルの送信要求を送信することと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、方法およびシステムに関する。より詳細には、加入者プロファイルを階層化した管理ネットワーク要素間で共有するための方法、およびシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
製品・サービス販売終了(End of Sale :EOS)や、保守・サポートの終了(End of Life :EOL)などの際、加入者の加入者プロファイルを管理するデータベース(5Gの場合UDR:Unified Data Repository)を備える管理ネットワーク要素は収容している加入者プロファイルを、旧管理ネットワーク要素から新管理ネットワーク要素へ移管する必要がある。ここで、移管処理は、加入者の通信サービスや契約情報などを含む加入者プロファイルを、ある装置から別の装置に移す際に行われる手続をいう。例えば、移管処理は、旧統合データ管理装置の、加入者プロファイルを読み出しし、読み出した加入者プロファイルを検証して、正当な加入者であることを確認したのち、加入者プロファイルを新統合データ管理装置へ移行し、その後旧統合データ管理装置に記憶されていた加入者プロファイルを削除する処理を含むことができる。
【0003】
従来、移管中に、加入者の端末装置が移動し、位置登録要求信号を送信すると、この位置登録要求信号は、移管元の旧管理ネットワーク要素に送信され、移管先の新管理ネットワーク要素の加入者プロファイルの在圏情報に反映されない可能性があった。例えば移管中に端末装置が、モビリティ管理要素(5Gの場合AMF:Access and Mobility Management Function)間を移動すると、移管先の新管理ネットワーク要素において、在圏情報は移動前のモビリティ管理要素の識別子のままとなり、移動後のモビリティ管理要素識別子には更新されず、新管理ネットワーク要素の加入者プロファイルの在圏情報が、端末装置の実際の在圏情報とは異なるアンマッチ状態になることがある。従来、このアンマッチ状態を解消するために新管理ネットワーク要素から、リセット信号を配下の全てのモビリティ管理要素に送信していた。リセット信号を受信すると、モビリティ管理要素は該当加入者識別番号の端末装置から位置登録要求を受信したとき、位置登録要求信号を新管理ネットワーク要素へ送信する。
【0004】
しかし、リセット信号により、移管対象の全加入者の端末装置から位置登録要求信号が一斉に移管先の新管理ネットワーク要素に送信されることになる。このため、移管先の新管理ネットワーク要素の加入者プロファイルの在圏情報がアンマッチ状態にないにも関わらず、モビリティ管理装置はリセット信号を受信すると必ず移管先の新管理ネットワーク要素へ位置登録要求信号を送信していた。従って、モビリティ管理装置から新ネットワーク要素に向かってバースト的なトラヒックが発生し、これらの間のネットワークが輻輳する危険性がある。
【0005】
ところで、位置登録要求信号数を削減する技術として、特許文献1がある。特許文献1に記載の技術では、統合データ管理装置からのリセット信号に基づいて、モビリティ管理要素が位置登録要求信号を管理ネットワーク要素に送信する際に、モビリティ管理要素からの位置登録要求信号の送信数を低減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-168749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、位置登録要求信号の送信数を減らすものの、アンマッチ状態にない端末装置も管理ネットワーク要素へ位置登録要求信号を送信する。
【0008】
本発明の目的は、管理ネットワーク要素を階層化することにより、親管理ネットワーク要素の処理負荷低減を図ることにある。
【0009】
また、本発明の他の目的の1つは、旧管理ネットワーク要素から新管理ネットワーク要素へ接続を切り替える際に、モビリティ管理装置から新管理ネットワーク要素に向かうバースト的なトラフィックの発生を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決するために、本開示の一態様は、システムで実施される方法であって、前記システムは、階層化された親プロファイル管理装置と、子プロファイル管理装置とを備え、前記親プロファイル管理装置は全ての加入者の加入者プロファイルを保持し、前記子プロファイル管理装置は、前記親プロファイル管理装置から取得した前記加入者プロファイルを子加入者プロファイルとして保持し、前記方法は、前記子プロファイル管理装置により、端末装置からの位置登録要求信号の在圏情報が、前記端末装置の加入者識別番号に対応する前記子加入者プロファイルの在圏情報と異なる場合に、前記加入者識別番号と、前記位置登録要求信号の在圏情報とを含む在圏情報更新ファイルを作成することを含む方法を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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