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公開番号
2025026016
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131336
出願日
2023-08-10
発明の名称
露出制御装置、撮像装置、露出制御方法、及びプログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H04N
23/70 20230101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像内に設定された設定領域の明るさの不適切な変動を抑制することを可能とする露出制御装置、撮像装置、露出制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】本開示の露出制御装置は、撮像素子から出力された画像信号を取得し、画像信号が表す画像内の特定の被写体領域を取得し、画像内に設定された設定領域の第1露出値と、被写体領域の第2露出値とを算出し、設定領域に対する被写体領域の重要度を判定する第1判定と、設定領域と被写体領域との位置関係を判定する第2判定とに基づいて、第1露出値に対する第1重みと第2露出値に対する第2重みとを決定し、第1重み及び第2重みを用いて、第1露出値と第2露出値とを加重加算することにより第3露出値を算出する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサとメモリとを備え、
前記プロセッサは、
撮像素子から出力された画像信号を取得し、
前記画像信号が表す画像内の特定の被写体領域を取得し、
前記画像内に設定された設定領域の第1露出値と、前記被写体領域の第2露出値とを算出し、
前記設定領域に対する前記被写体領域の重要度を判定する第1判定と、前記設定領域と前記被写体領域との位置関係を判定する第2判定とに基づいて、前記第1露出値に対する第1重みと前記第2露出値に対する第2重みとを決定し、
前記第1重み及び前記第2重みを用いて、前記第1露出値と前記第2露出値とを加重加算することにより第3露出値を算出する、
露出制御装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記第2判定で前記被写体領域が前記設定領域内であると判定した場合には、前記位置関係によらずに前記第1重みと前記第2重みとを決定する、
請求項1に記載の露出制御装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記第2判定で前記被写体領域が前記設定領域外であると判定した場合には、前記位置関係に基づいて前記第1重みと前記第2重みとを決定する、
請求項2に記載の露出制御装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第1判定の結果に基づいて重み係数を決定し、
前記第2判定の結果に基づいて補正係数を決定する、
請求項1に記載の露出制御装置。
【請求項5】
前記第1露出値をE1、前記第2露出値をE2、前記第3露出値をE3、前記第1重みをW1、前記第2重みをW2、前記重み係数をα、前記補正係数をβとした場合、
前記プロセッサは、
W1=1-α×β及びW2=α×βを満たすよう前記第1重みと前記第2重みとを決定し、
E3=E1×W1+E2×W2に基づいて前記第3露出値を算出する、
請求項4に記載の露出制御装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記第2判定で前記被写体領域が前記設定領域内であると判定した場合には、前記補正係数を1に決定する、
請求項5に記載の露出制御装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記第2判定で前記被写体領域が前記設定領域外であると判定した場合には、前記位置関係に基づいて前記補正係数を決定する、
請求項6に記載の露出制御装置。
【請求項8】
前記位置関係は、前記設定領域と前記被写体領域との距離を含む、
請求項7に記載の露出制御装置。
【請求項9】
前記補正係数は、前記距離が大きくなるほど小さくなる、
請求項8に記載の露出制御装置。
【請求項10】
前記第1判定は、前記設定領域の大きさに対する前記被写体領域の大きさの比率に基づく判定である、
請求項1に記載の露出制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、露出制御装置、撮像装置、露出制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、絞りを介した入射光を光電変換する撮像素子の出力信号に基づき、前記絞りの開度を調節する絞り制御装置において、前記撮像素子の出力信号に基づく撮影画像から顔を検出する顔検出手段を備え、前記撮影画像に含まれる顔の、前記撮影画像上の位置、前記撮影画像上の大きさ、向き、の内の少なくとも1つに基づいて前記開度を調節することを特徴とする絞り制御装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、撮像部を用いて被写体を撮像することで得られる画像を取得する画像取得手段と、前記画像に対して、被写体の検出方法を設定する検出方法設定手段と、前記検出方法設定手段で決定された検出方法に基づき、被写体を検出する被写体検出手段と、前記被写体検出手段から得られる検出結果に基づき、露出を決定する露出決定手段と、を有し、前記検出方法設定手段は、前記画像を得るための撮像をした際の所定の情報に基づいて、前記画像における異なる領域ごとに、異なる前記検出方法を設定できることを特徴とする情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-233470号公報
特開2020-072469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の技術は、画像内に設定された設定領域の明るさの不適切な変動を抑制することを可能とする露出制御装置、撮像装置、露出制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の露出制御装置は、プロセッサとメモリとを備え、プロセッサは、撮像素子から出力された画像信号を取得し、画像信号が表す画像内の特定の被写体領域を取得し、画像内に設定された設定領域の第1露出値と、被写体領域の第2露出値とを算出し、設定領域に対する被写体領域の重要度を判定する第1判定と、設定領域と被写体領域との位置関係を判定する第2判定とに基づいて、第1露出値に対する第1重みと第2露出値に対する第2重みとを決定し、第1重み及び第2重みを用いて、第1露出値と第2露出値とを加重加算することにより第3露出値を算出する。
【0007】
プロセッサは、第2判定で被写体領域が設定領域内であると判定した場合には、位置関係によらずに第1重みと第2重みとを決定することが好ましい。
【0008】
プロセッサは、第2判定で被写体領域が設定領域外であると判定した場合には、位置関係に基づいて第1重みと第2重みとを決定することが好ましい。
【0009】
プロセッサは、第1判定の結果に基づいて重み係数を決定し、第2判定の結果に基づいて補正係数を決定することが好ましい。
【0010】
第1露出値をE1、第2露出値をE2、第3露出値をE3、第1重みをW1、第2重みをW2、重み係数をα、補正係数をβとした場合、プロセッサは、W1=1-α×β及びW2=α×βを満たすよう第1重みと第2重みとを決定し、E3=E1×W1+E2×W2に基づいて第3露出値を算出することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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