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公開番号2025025711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130766
出願日2023-08-10
発明の名称成形型および発泡体
出願人株式会社東洋クオリティワン
代理人弁理士法人真明センチュリー
主分類B29C 39/26 20060101AFI20250214BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】インサート部品の形状に関係なく欠肉を低減できる成形型および発泡体を提供する。
【解決手段】成形型は、成形型の第1の通気孔を貫通する第1の軸と、第1の軸を軸方向に往復動するアクチュエータと、第1の軸に設けられた第1の弁体と、第1の弁体を挟んで第1の軸の反対側に突き出す第1の凸部と、を備える。第1の軸の往復動により第1の弁体は第1の通気孔を開閉し、第1の凸部に第1のインサート部品が取り付けられる。発泡体は、第1のインサート部品に設けられた第1の穴と、発泡体の表面に設けられた第2の穴と、が同一直線上につながっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のインサート部品が一体成形される発泡体の成形型であって、
前記成形型の第1の通気孔を貫通する第1の軸と、
前記第1の軸を軸方向に往復動するアクチュエータと、
前記第1の軸に設けられた第1の弁体と、
前記第1の弁体を挟んで前記第1の軸の反対側に突き出す第1の凸部と、を備え、
前記第1の軸の往復動により前記第1の弁体は前記第1の通気孔を開閉し、
前記第1の凸部に前記第1のインサート部品が取り付けられる成形型。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第1の凸部と並んで設けられた第2の凸部を備え、
前記第1の凸部と前記第2の凸部との間の距離は、前記第1のインサート部品の長さよりも短く、
前記第1の凸部および前記第2の凸部に前記第1のインサート部品が固定される請求項1記載の成形型。
【請求項3】
前記第1の通気孔と並んで設けられた前記成形型の第2の通気孔を貫通する第2の軸と、
前記第2の軸に設けられた第2の弁体と、を備え、
前記アクチュエータは、前記第2の軸を軸方向に往復動し、
前記第2の軸の往復動により前記第2の弁体は前記第2の通気孔を開閉し、
前記第2の凸部は、前記第2の弁体を挟んで前記第2の軸の反対側に突き出す請求項2記載の成形型。
【請求項4】
前記第1の凸部のうち前記第1のインサート部品が取り付けられる部分は、断面形状が非円形である請求項1記載の成形型。
【請求項5】
第1のインサート部品が一体成形された発泡体であって、
前記第1のインサート部品に設けられた第1の穴と、
前記発泡体の表面に設けられた第2の穴と、が同一直線上につながっている発泡体。
【請求項6】
前記第2の穴の差渡しは、前記第1の穴の差渡しよりも大きい請求項5記載の発泡体。
【請求項7】
前記発泡体の前記表面と前記第1のインサート部品との間に配置された第2のインサート部品を備える請求項5又は6に記載の発泡体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は通気孔が設けられた成形型、及び、インサート部品を一体化した発泡体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
インサート部品を一体化した発泡体の成形型において、特許文献1に開示された先行技術は、発泡体の形状の一部の欠損(以下「欠肉」と称す)を低減するため、成形型の通気孔とインサート部品の貫通孔とが同一直線上に位置しないように、インサート部品を成形型に配置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-174627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術は、発泡体と一体化するインサート部品が、貫通孔を有する形状に制限されるという問題点がある。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、インサート部品の形状に関係なく欠肉を低減できる成形型および発泡体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するための第1の態様は、第1のインサート部品が一体成形される発泡体の成形型であって、成形型の第1の通気孔を貫通する第1の軸と、第1の軸を軸方向に往復動するアクチュエータと、第1の軸に設けられた第1の弁体と、第1の弁体を挟んで第1の軸の反対側に突き出す第1の凸部と、を備える。第1の軸の往復動により第1の弁体は第1の通気孔を開閉し、第1の凸部に第1のインサート部品が取り付けられる。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、第1の凸部と並んで設けられた第2の凸部を備える。第1の凸部と第2の凸部との間の距離は、第1のインサート部品の長さよりも短く、第1の凸部および第2の凸部に第1のインサート部品が固定される。
【0008】
第3の態様は、第2の態様において、第1の通気孔と並んで設けられた成形型の第2の通気孔を貫通する第2の軸と、第2の軸に設けられた第2の弁体と、を備える。アクチュエータは、第1の軸と同時に第2の軸を軸方向に往復動し、第2の軸の往復動により第2の弁体は第2の通気孔を開閉する。第2の凸部は、第2の弁体を挟んで第2の軸の反対側に突き出す。
【0009】
第4の態様は、第1の態様において、第1の凸部のうち第1のインサート部品が取り付けられる部分は、断面形状が非円形である。
【0010】
第5の態様は、第1のインサート部品が一体成形された発泡体であって、第1のインサート部品に設けられた第1の穴と、発泡体の表面に設けられた第2の穴と、が同一直線上につながっている。
(【0011】以降は省略されています)

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