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公開番号2025025694
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130735
出願日2023-08-10
発明の名称画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 23/12 20230101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 同色の白点又は黒点が隣接して存在する場合にも、各欠陥画素を検出し除去することができる画像処理装置が望まれている。
【解決手段】 本発明の画像処理装置は、画像データの欠陥画素を補正する画像処理装置であって、処理対象注目画素の周囲の同色画素を周囲画素群とし、当該周囲画素群のうち正常な画素を判定用正常画素群とし、当該判定用正常画素群を判定処理に使用し、前記処理対象注目画素が正常画素か否かを判定する画像処理部を有することを特徴とする。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
画像データの欠陥画素を補正する画像処理装置であって、
処理対象注目画素の周囲の同色画素を周囲画素群とし、当該周囲画素群のうち正常な画素を判定用正常画素群とし、当該判定用正常画素群を判定処理に使用し、前記処理対象注目画素が正常画素か否かを判定する画像処理部を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記判定用正常画素群は、前記周囲画素群のうち、著しく大きな画素値を持つ画素が存在する場合に当該画素を除いた画素群であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記判定用正常画素群は、前記周囲画素群のうち、著しく小さな画素値を持つ画素が存在する場合に当該画素を除いた画素群であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
画像データの欠陥画素を補正する画像処理装置に搭載されるコンピュータを、
処理対象注目画素の周囲の同色画素を周囲画素群とし、当該周囲画素群のうち正常な画素を判定用正常画素群とし、当該判定用正常画素群を判定処理に使用し、前記処理対象注目画素が正常画素か否かを判定する画像処理部として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
【請求項5】
画像データの欠陥画素を補正する画像処理装置に使用する画像処理方法であって、
画像処理部を有し、
前記画像処理部は、処理対象注目画素の周囲の同色画素を周囲画素群とし、当該周囲画素群のうち正常な画素を判定用正常画素群とし、当該判定用正常画素群を判定処理に使用し、前記処理対象注目画素が正常画素か否かを判定することを特徴とする画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、Bayer配列のようなカラーフィルター配列をもつ単板式カラー撮像素子で発生する白点(白傷)や黒点(黒傷)のような欠陥画素に対して、Bayer面上で直接、5×5画素の範囲に含まれる同色画素の周辺8点のMax、Minフィルタを掛けることにより欠陥画素の補正を行う補正方法が知られている。
【0003】
さらに、特許文献1では、Max、Minフィルタを掛けるときに、周辺の同色の画素信号のみならず、それらより内側により近接して存在する異色の画素信号も同時に参照している。これによって、画像構造の破壊を最小限に抑えつつ、突出点状の欠陥画素を補正することを可能にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-135566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、複数色成分の画素を参照する必要があり、計算量及び使用メモリ量が増大する問題点がある。また、この技術は、同色の欠陥画素が処理対象の注目画素と参照画素とに隣接して存在する場合、それぞれ除去されずに残ってしまい、画質の低下を招くことになる。
【0006】
そのため、同色の白点又は黒点が隣接して存在する場合にも、各欠陥画素を検出し除去することができる画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の本発明は、画像データの欠陥画素を補正する画像処理装置であって、処理対象注目画素の周囲の同色画素を周囲画素群とし、当該周囲画素群のうち正常な画素を判定用正常画素群とし、当該判定用正常画素群を判定処理に使用し、前記処理対象注目画素が正常画素か否かを判定する画像処理部を有することを特徴とする。
【0008】
第2の本発明の画像処理プログラムは、画像データの欠陥画素を補正する画像処理装置に搭載されるコンピュータを、処理対象注目画素の周囲の同色画素を周囲画素群とし、当該周囲画素群のうち正常な画素を判定用正常画素群とし、当該判定用正常画素群を判定処理に使用し、前記処理対象注目画素が正常画素か否かを判定する画像処理部として機能させることを特徴とする。
【0009】
第3の本発明は、画像データの欠陥画素を補正する画像処理装置に使用する画像処理方法であって、画像処理部を有し、前記画像処理部は、処理対象注目画素の周囲の同色画素を周囲画素群とし、当該周囲画素群のうち正常な画素を判定用正常画素群とし、当該判定用正常画素群を判定処理に使用し、前記処理対象注目画素が正常画素か否かを判定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、同色の白点又は黒点が隣接して存在する場合にも、各欠陥画素を検出し除去することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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