TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025024817
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129102
出願日
2023-08-08
発明の名称
送信機、受信機、通信システム、送信方法、および受信方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04J
99/00 20090101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】振幅値方向に搬送信号が多重化された通信信号を用いた無線通信を実現できる送信機を提供する。
【解決手段】送信機は、ビット系列である複数の情報系列を取得する取得部と、誤り訂正符号を用いて、複数の情報系列の各々を軟値データ系列である符号系列に符号化する符号化器と、複数の符号系列の各々に既定の実数振幅値を乗算する増幅器と、実数振幅値が乗算された複数の符号系列を互いに加算して、複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を生成する加算器と、生成された通信信号を変調し、変調された通信信号を送信する送信部と、を備える送信機とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ビット系列である複数の情報系列を取得する取得部と、
誤り訂正符号を用いて、複数の前記情報系列の各々を軟値データ系列である符号系列に符号化する符号化器と、
複数の前記符号系列の各々に既定の実数振幅値を乗算する増幅器と、
前記実数振幅値が乗算された複数の前記符号系列を互いに加算して、複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を生成する加算器と、
生成された前記通信信号を変調し、変調された前記通信信号を送信する送信部と、を備える送信機。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
複数の前記情報系列は、
第1情報系列および第2情報系列を含み、
前記符号化器は、
第1誤り訂正符号を用いて、前記第1情報系列を第1符号系列に符号化し、
第2誤り訂正符号を用いて、前記第2情報系列を第2符号系列に符号化し、
前記増幅器は、
第1実数振幅値で前記第1符号系列を増幅し、
第2実数振幅値で前記第2符号系列を増幅し、
前記加算器は、
前記第1実数振幅値で増幅された前記第1符号系列を含む第1搬送信号と、前記第2実数振幅値で増幅された前記第2符号系列を含む第2搬送信号とを加算して、前記第1搬送信号に前記第2搬送信号が重畳された前記通信信号を生成する請求項1に記載された送信機。
【請求項3】
前記第1実数振幅値が前記第2実数振幅値よりも大きい請求項2に記載された送信機。
【請求項4】
複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を受信する受信部と、
誤り訂正符号を用いて、前記通信信号に由来する軟値データ系列である復号対象符号系列から、ビット系列である情報系列を復号する復号器と、
復号された前記情報系列が受信対象ではなかった場合、復号された前記情報系列を再符号化する再符号化器と、
再符号された符号系列に既定の実数振幅値を乗算してレプリカ信号を生成する乗算器と、
前記復号対象符号系列から前記レプリカ信号を減算して、前記復号対象符号系列を更新する減算器と、
復号された前記情報系列が受信対象であった場合、受信対象の前記情報系列を出力する出力部と、を備える受信機。
【請求項5】
復号された前記情報系列に含まれる復号誤りを訂正する訂正器を備える請求項4に記載の受信機。
【請求項6】
前記復号器は、
第1誤り訂正符号を用いて、前記搬送信号から第1情報系列を復号し、
前記出力部は、
前記第1情報系列が受信対象であった場合、復号された前記第1情報系列を出力し、
前記再符号化器は、
前記第1情報系列が受信対象ではなかった場合、復号された前記第1情報系列を第1符号系列に再符号化し、
前記乗算器は、
再符号された第1符号系列に第1実数振幅値を乗算して第1レプリカ信号を生成し、
前記減算器は、
前記復号対象符号系列から前記第1レプリカ信号を減算して、前記復号対象符号系列を更新し、
前記復号器は、
第2誤り訂正符号を用いて、更新された前記復号対象符号系列から第2情報系列を復号し、
前記出力部は、
復号された前記第2情報系列を出力する請求項4に記載の受信機。
【請求項7】
前記再符号化器、前記乗算器、前記減算器、および前記復号器は、受信対象である前記情報系列が得られるまで処理を繰り返す請求項6に記載の受信機。
【請求項8】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の送信機と、
請求項4乃至7のいずれか一項に記載の受信機と、を備える通信システム。
【請求項9】
ビット系列である複数の情報系列を取得し、
誤り訂正符号を用いて、複数の前記情報系列の各々を軟値データ系列である符号系列に符号化し、
複数の前記符号系列の各々に既定の実数振幅値を乗算し、
前記実数振幅値が乗算された複数の前記符号系列を互いに加算して、複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を生成し、
生成された前記通信信号を変調し、
変調された前記通信信号を送信する送信方法。
【請求項10】
複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を受信し、
誤り訂正符号を用いて、前記通信信号に由来する軟値データ系列である復号対象符号系列から、ビット系列である情報系列を復号し、
復号された前記情報系列が受信対象ではなかった場合、復号された前記情報系列を再符号化し、
再符号された符号系列に既定の実数振幅値を乗算してレプリカ信号を生成し、
前記復号対象符号系列から前記レプリカ信号を減算して、前記復号対象符号系列を更新し、
復号された前記情報系列が受信対象であった場合、受信対象の前記情報系列を出力する受信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、送信機、受信機、通信システム、送信方法、および受信方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信においては、通信容量が増加傾向にあるため、周波数資源の枯渇が問題になっている。一度構築された通信システムにおいては、通信容量を増やすことは困難である。
【0003】
特許文献1には、誤り訂正符号を適用した無線の重畳伝送方式について開示されている。特許文献1の方式では、複数の第1信号と、第2信号とを用いる。複数の第1信号には、周波数領域において隣接する信号と一端または両端が重畳された誤り訂正符号が適用される。第2信号には、複数の第1信号の重畳された帯域である重畳帯域のいずれかに更に重畳される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-109370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の方式では、周波数方向に信号を多重化することによって、通信容量を増やす。しかし、特許文献1の方式では、周波数帯域幅に応じて、信号の多重化に限界があった。振幅値方向に信号を多重化できれば、周波数帯域幅に依存せずに、通信容量を増やすことができる。
【0006】
本開示の目的は、振幅値方向に搬送信号が多重化された通信信号を用いた無線通信を実現できる送信機、受信機、通信システム、送信方法、および受信方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の送信機は、ビット系列である複数の情報系列を取得する取得部と、誤り訂正符号を用いて、複数の情報系列の各々を軟値データ系列である符号系列に符号化する符号化器と、複数の符号系列の各々に既定の実数振幅値を乗算する増幅器と、実数振幅値が乗算された複数の符号系列を互いに加算して、複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を生成する加算器と、生成された通信信号を変調し、変調された通信信号を送信する送信部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様の受信機は、複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を受信する受信部と、誤り訂正符号を用いて、通信信号に由来する軟値データ系列である復号対象符号系列から、ビット系列である情報系列を復号する復号器と、復号された情報系列が受信対象ではなかった場合、復号された情報系列を再符号化する再符号化器と、再符号された符号系列に既定の実数振幅値を乗算してレプリカ信号を生成する乗算器と、復号対象符号系列からレプリカ信号を減算して、復号対象符号系列を更新する減算器と、復号された情報系列が受信対象であった場合、受信対象の情報系列を出力する出力部と、を備える。
【0009】
本開示の一態様の送信方法においては、ビット系列である複数の情報系列を取得し、誤り訂正符号を用いて、複数の情報系列の各々を軟値データ系列である符号系列に符号化し、複数の符号系列の各々に既定の実数振幅値を乗算し、実数振幅値が乗算された複数の符号系列を互いに加算して、複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を生成し、生成された通信信号を変調し、変調された通信信号を送信する。
【0010】
本開示の一態様の受信方法においては、複数の搬送信号が振幅値方向に多重化された通信信号を受信し、誤り訂正符号を用いて、通信信号に由来する軟値データ系列である復号対象符号系列から、ビット系列である情報系列を復号し、復号された情報系列が受信対象ではなかった場合、復号された情報系列を再符号化し、再符号された符号系列に既定の実数振幅値を乗算してレプリカ信号を生成し、復号対象符号系列からレプリカ信号を減算して、復号対象符号系列を更新し、復号された情報系列が受信対象であった場合、受信対象の情報系列を出力する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
環境音制御方法
3か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
インターホンシステム
10日前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
株式会社奥村組
通信設備
17日前
キヤノン株式会社
電子機器
26日前
キヤノン株式会社
電子機器
19日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
オムロン株式会社
通信装置
17日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
25日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
18日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
18日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
個人
電子透かし埋め込み及び抽出方法
今日
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
3か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
2か月前
日本無線株式会社
無線受信装置
今日
日本放送協会
無線伝送システム
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
18日前
株式会社Move
イヤホン
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
1か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
14日前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
株式会社ミチヒロ
SoTモジュール
3か月前
個人
共鳴管型スピーカーエンクロージャー
14日前
続きを見る
他の特許を見る