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公開番号
2025024360
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128409
出願日
2023-08-07
発明の名称
信号送信装置
出願人
日本電信電話株式会社
,
パナソニックコネクト株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H04B
17/19 20150101AFI20250213BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】回路規模の増大と装置コストを抑制すること。
【解決手段】入力信号における特定の周波数帯のレベル異常検出のために用いる監視用のパイロット信号として、異なる周波数のパイロット信号を生成するパイロット信号生成部と、パイロット信号生成部に対して、所定の周期で異なる周波数のパイロット信号を生成させる制御部と、を備える信号送信装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力信号における特定の周波数帯のレベル異常検出のために用いる監視用のパイロット信号として、異なる周波数のパイロット信号を生成するパイロット信号生成部と、
前記パイロット信号生成部に対して、所定の周期で異なる周波数のパイロット信号を生成させる制御部と、
を備える信号送信装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記パイロット信号生成部が生成するパイロット信号の出力経路を切り替える切替部、をさらに備え、
前記制御部は、前記入力信号として異なる周波数帯の複数の入力信号が異なる経路から入力される場合、前記切替部を制御して、前記パイロット信号生成部が生成するパイロット信号の出力経路を所定の周期で切り替える、
請求項1に記載の信号送信装置。
【請求項3】
前記入力信号と、前記パイロット信号生成部が生成するパイロット信号とを合波する合波部と、
前記合波部によって合波された信号を光変調して光信号に変換する変換部をさらに備える、
請求項1又は2に記載の信号送信装置。
【請求項4】
前記入力信号と、前記パイロット信号生成部が生成するパイロット信号とを合波する合波部と、
前記合波部によって合波された信号をFM(Frequency Modulation)一括変換してFM一括変換信号を生成するFM一括変換部と、をさらに備える、
請求項1又は2に記載の信号送信装置。
【請求項5】
前記入力信号には、第1の周波数帯の信号と第2の周波数帯の信号とが含まれ、
前記制御部は、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯との間隔が閾値未満である場合、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯との間における周波数のパイロット信号を前記パイロット信号生成部に生成させる、
請求項1又は2に記載の信号送信装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記パイロット信号生成部を制御する第1制御部と、前記切替部を制御する第2制御部を含む、
請求項2に記載の信号送信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号送信装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、信号送信装置として、入力信号の内部処理を行う処理部の異常を検出するために用いるパイロット信号を生成するパイロット信号生成部を備える信号送信装置が知られている(例えば、非特許文献1及び2参照)。このような信号送信装置では、入力信号の周波数帯域が広帯域に及ぶ場合、帯域の異なる複数のパイロット信号を生成するために複数のパイロット信号生成部を備える。
【0003】
図8は、複数のパイロット信号生成部を備える信号送信装置100の構成例を示す図である。図8では、信号送信装置の一例として、FM(Frequency Modulation)一括変換方式が適用される通信システムに備えられる信号送信装置100を示している。信号送信装置100は、電気信号分岐部110と、複数のパイロット信号生成部120-1~120-4と、合波部130と、電気信号異常検出部140と、電気信号増幅部150と、FM一括変換信号生成部160と、電気・光変換部170と、光信号増幅部180と、光信号分岐部190と、復調信号異常検出部200と、監視部210と、警報処理部220とを備える。なお、一部の機能部から監視部210に延びている点線は、制御信号を表す。
【0004】
信号送信装置100には、入力信号として、複数の周波数帯の信号が入力される。例えば、信号送信装置100には、入力信号として、周波数帯域が70~770MHzの信号(なお、非特許文献1では47~864MHz)と、1000~2100MHzの信号(なお、非特許文献1では1000~2150MHz)とが入力されたとする。なお、信号送信装置100に入力される入力信号の周波数帯は一例である。以下では、一例として、周波数帯域が70~770MHzの信号と、1000~2100MHzの信号とが入力信号として信号送信装置100に入力されるものとして説明する。電気信号分岐部110は、外部から入力された入力信号を分岐して合波部130と電気信号異常検出部140とに出力する。パイロット信号生成部120-1~120-4は、互いに異なる周波数のパイロット信号を生成する。パイロット信号生成部120-1は、例えば70MHz近傍の周波数のパイロット信号を生成する。パイロット信号生成部120-2は、例えば770MHz近傍の周波数のパイロット信号を生成する。パイロット信号生成部120-3は、例えば1000MHz近傍の周波数のパイロット信号を生成する。パイロット信号生成部120-4は、例えば2100MHz近傍の周波数のパイロット信号を生成する。
【0005】
合波部130は、電気信号分岐部110により分岐された入力信号と、パイロット信号生成部120-1~120-4それぞれから出力されたパイロット信号とを合波して多重信号を生成する。合波部130は、生成した多重信号を電気信号増幅部150に出力する。電気信号増幅部150は、合波部130から出力された多重信号を増幅してFM一括変換信号生成部160に出力する。
【0006】
電気信号異常検出部140は、入力信号の電力レベルの異常を検出する。電気信号異常検出部140は、入力信号の電力レベルの異常の有無を示す検出結果を監視部210に出力する。FM一括変換信号生成部160は、電気信号増幅部150により増幅された多重信号をFM一括変換して、広帯域FM信号であるFM一括変換信号を生成して電気・光変換部170及び監視部210に出力する。電気・光変換部170は、FM一括変換信号生成部160により生成されたFM一括変換信号を光信号に変換して光信号増幅部180及び監視部210に出力する。光信号増幅部180は、電気・光変換部170から出力された光信号を増幅して光信号分岐部190及び監視部210に出力する。
【0007】
光信号分岐部190は、光信号増幅部180によって増幅された光信号を分岐して外部及び復調信号異常検出部200に出力する。復調信号異常検出部200は、光信号分岐部190により分岐された光信号を再度電気信号に変換して、FM復調をした後、復調信号(FM一括変換信号)の状態検出を行う。例えば、復調信号異常検出部200が行う状態検出は、入力された復調信号の特定の周波数帯のレベル異常検出である。復調信号異常検出部200は、測定レベルの情報を監視部210に出力する。
【0008】
監視部210は、電気信号異常検出部140、FM一括変換信号生成部160、電気・光変換部170、光信号増幅部180及び復調信号異常検出部200から出力された各信号に基づいて各機能部の異常を検出する。例えば、監視部210は、以下の異常を検出する。監視部210は、電気信号異常検出部140から出力された信号に基づいて、入力されたキャリア信号の電力レベルの異常を検出する。さらに、監視部210は、FM一括変換信号生成部160から出力された信号に基づいて、入力されたFM一括変換信号の中心周波数の異常を検出する。さらに、監視部210は、電気・光変換部170から出力された信号に基づいて、電気・光変換部170における光変換レベルの異常を検出する。さらに、監視部210は、光信号増幅部180から出力された信号に基づいて、光増幅出力の異常を検出する。さらに、監視部210は、メモリに保持している正常状態の信号のレベルの情報と、復調信号異常検出部200により復調された信号のレベルの情報とを比較して、異常状態を判別している。監視部210は、異常を検出した場合、警報処理部220により警報を出力させる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0009】
“Transmission equipment for transferring multi-channel television signals over optical access networks by frequency modulation conversion” ITU-T Rec. J. 185, 2012.
“Transmission equipment for multi-channel television signals over optical access networks by sub-carrier multiplexing (SCM)” ITU-T Rec. J. 186, 2008.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上述したように、従来の信号送信装置の構成では、パイロット信号の数に応じてパイロット信号生成部の数も増大する。そのため、パイロット信号の数に応じて回路規模が増大してしまい、装置コストも増大してしまうという問題があった。なお、このような問題は、図8に示したFM一括変換を行う信号送信装置に限らず、周波数帯域が広帯域な入力信号が入力される信号送信装置全般に共通する問題である。
(【0011】以降は省略されています)
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