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公開番号2025023794
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2024030225,2023127489
出願日2024-02-29,2023-08-04
発明の名称映像合成装置、映像合成方法、及びプログラム
出願人株式会社計数技研
代理人個人,個人
主分類G09B 19/00 20060101AFI20250207BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ユーザが動作させる動作対象を、参照映像に含まれる模倣対象に追従させるための支援を行うことができる映像合成装置を提供する。
【解決手段】映像合成装置1は、ユーザが動作を模倣する対象である模倣対象の動作の映像である参照映像が記憶される記憶部11と、ユーザが動作させる対象である動作対象の動作の映像である自己映像を取得する映像取得部12と、参照映像と自己映像とを合成した合成映像を生成する合成部13と、参照映像に含まれる模倣対象、及び自己映像に含まれる動作対象に基づいて、動作対象を模倣対象に追従させるためのガイドを生成するガイド生成部14と、合成映像とガイドとを出力する出力部15とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが動作を模倣する対象である模倣対象の動作の映像である参照映像が記憶される記憶部と、
前記ユーザが動作させる対象である動作対象の動作の映像である自己映像を取得する映像取得部と、
前記参照映像と前記自己映像とを合成した合成映像を生成する合成部と、
前記参照映像における前記模倣対象の大きさと、前記自己映像における前記動作対象の大きさとの関係に応じて、前記動作対象を前記模倣対象に追従させるためのガイドであって、ユーザを基準とした前後方向における追従方向を示すガイドを生成するガイド生成部と、
前記合成映像と前記ガイドとを出力する出力部と、を備えた映像合成装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記ガイド生成部は、前記参照映像における前記模倣対象の代表位置と、前記自己映像における前記動作対象の代表位置との位置関係に応じて、前記ユーザを基準とした上下方向及び左右方向における追従方向を示すガイドをも生成する、請求項1記載の映像合成装置。
【請求項3】
前記ガイド生成部は、前記ガイドであるガイド図形を生成し、
前記合成部は、前記ガイド図形を含む合成映像を生成し、
前記出力部は、前記ガイド図形を含む前記合成映像を出力する、請求項1または請求項2記載の映像合成装置。
【請求項4】
ユーザが動作を模倣する対象である模倣対象の動作の映像である参照映像が記憶される記憶部と、映像取得部と、合成部と、ガイド生成部と、出力部とを用いて処理される映像合成方法であって、
前記映像取得部が、前記ユーザが動作させる対象である動作対象の動作の映像である自己映像を取得するステップと、
前記合成部が、前記参照映像と前記自己映像とを合成した合成映像を生成するステップと、
前記ガイド生成部が、前記参照映像における前記模倣対象の大きさと、前記自己映像における前記動作対象の大きさとの関係に応じて、前記動作対象を前記模倣対象に追従させるためのガイドであって、ユーザを基準とした前後方向における追従方向を示すガイドを生成するステップと、
前記出力部が、前記合成映像と前記ガイドとを出力するステップと、を備えた映像合成方法。
【請求項5】
ユーザが動作を模倣する対象である模倣対象の動作の映像である参照映像が記憶される記憶部にアクセス可能なコンピュータを、
前記ユーザが動作させる対象である動作対象の動作の映像である自己映像を取得する映像取得部、
前記参照映像と前記自己映像とを合成した合成映像を生成する合成部、
前記参照映像における前記模倣対象の大きさと、前記自己映像における前記動作対象の大きさとの関係に応じて、前記動作対象を前記模倣対象に追従させるためのガイドであって、ユーザを基準とした前後方向における追従方向を示すガイドを生成するガイド生成部、
前記合成映像と前記ガイドとを出力する出力部として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、模倣対象の映像である参照映像と、ユーザによって動作される動作対象の映像である自己映像とを合成して出力する映像合成装置等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、手術などの動きの学習のために、学習者が模倣する対象となる模倣対象の動作の映像である参照映像と、学習者の動作の映像である自己映像とを表示する学習支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような表示を参照することにより、学習者は、模倣対象の動作と同じ動作を行うためのトレーニングを行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-071443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、学習者が初心者である場合には、自分が動作させている動作対象を、参照映像に含まれる模倣対象の動作に適切に追従させることができず、学習の効果が低下することがあり得る。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ユーザが動作させる動作対象を、参照映像に含まれる模倣対象に追従させるための支援を行うことができる映像合成装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様による映像合成装置は、ユーザが動作を模倣する対象である模倣対象の動作の映像である参照映像が記憶される記憶部と、ユーザが動作させる対象である動作対象の動作の映像である自己映像を取得する映像取得部と、参照映像と自己映像とを合成した合成映像を生成する合成部と、参照映像に含まれる模倣対象、及び自己映像に含まれる動作対象に基づいて、動作対象を模倣対象に追従させるためのガイドを生成するガイド生成部と、合成映像とガイドとを出力する出力部と、を備えたものである。
【0007】
このような構成により、動作対象を模倣対象に追従させるためのガイドを出力することによって、ユーザが動作させる動作対象を、参照映像に含まれる模倣対象に追従させるための支援を行うことができる。ユーザは、そのガイドを参考にすることによって、より容易に動作対象を模倣対象に追従させることができ、学習の効果を高めることができる。
【0008】
また、本発明の一態様による映像合成装置では、ガイド生成部は、参照映像における模倣対象の大きさと、自己映像における動作対象の大きさとの関係に応じて、ユーザを基準とした前後方向における追従方向を示すガイドを生成してもよい。
【0009】
このような構成により、ユーザは、ガイドを参考にすることによって、ユーザを基準とした前後方向について、動作対象を模倣対象に追従させることができるようになる。
【0010】
また、本発明の一態様による映像合成装置では、ガイド生成部は、参照映像における模倣対象の代表位置と、自己映像における動作対象の代表位置との位置関係に応じて、ユーザを基準とした上下方向及び左右方向における追従方向を示すガイドを生成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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