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公開番号2025023317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024213915,2021097371
出願日2024-12-06,2021-06-10
発明の名称制御装置、制御システム、および制御方法
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04S 7/00 20060101AFI20250206BHJP(電気通信技術)
要約【課題】(i)ユーザが装着するある音声出力装置からの出力音の音像の位置と、(ii)他の音声出力装置の出力音の音像の位置と、を統括的に制御する。
【解決手段】制御装置(10)は、所定空間内に滞在している複数のユーザそれぞれについての、頭の位置を示す位置情報と頭の向きを示す向き情報とを検出装置(20)から取得する情報取得部(11)と、複数のユーザの少なくともいずれかが装着しているヘッドホン(31)の出力音の音像の位置と、所定空間内に配置されたスピーカ(32)の出力音の音像の位置と、を決定する音像位置決定部(13)と、音像位置決定部(13)が決定した位置に出力音の音像が形成されるように、複数のユーザそれぞれの頭の位置と頭の向きとに基づいて、ヘッドホン(31)およびスピーカ(32)それぞれの出力を制御する出力制御部(14)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定空間内に滞在している複数のユーザそれぞれについての、頭の位置を示す位置情報と頭の向きを示す向き情報とを検出装置から取得する情報取得部と、
前記複数のユーザの少なくともいずれかが装着している第1出力装置の出力音の音像の位置と、前記所定空間内に配置された第2出力装置の出力音の音像の位置と、を決定する音像位置決定部と、
前記音像位置決定部が決定した位置に前記出力音の音像が形成されるように、前記複数のユーザそれぞれの頭の位置と頭の向きとに基づいて、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの出力を制御する出力制御部と、を備えることを特徴とする、制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記音像位置決定部は、前記第1出力装置および前記第2出力装置の出力音の音像の位置が同じ位置になるように、前記第1出力装置および前記第2出力装置の出力音の音像の位置を決定することを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記所定空間内に配置された、または、前記ユーザに装着されたマイクから、前記複数のユーザいずれかの発話の音声を取得する音声取得部を備え、
前記音声取得部が前記発話の音声を取得した場合、
前記音像位置決定部は、前記発話を行ったユーザの頭の位置と頭の向きとに基づいて、前記発話を行ったユーザの近傍が前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの出力音の音像の位置になるように当該音像の位置を決定し、
前記出力制御部は、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれから前記音声取得部が取得した前記発話の音声を出力させることを特徴とする、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記音像位置決定部は、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの出力音の音像の位置を個別に決定することを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記音像位置決定部は、前記第1出力装置および前記第2出力装置に特定の音声を出力させる場合に、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの音像の位置を決定し、
前記出力制御部は、前記音像位置決定部が決定した位置に前記特定の音声の音像が形成されるように、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの出力を制御することを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項6】
前記検出装置は、前記複数のユーザそれぞれの状態を特定するための状態情報を測定または取得するための状態センサを含んでおり、
前記情報取得部は、各ユーザの前記状態情報を取得し、
前記制御装置は、前記各ユーザの前記状態情報に基づいて、前記第1出力装置および前記第2出力装置の出力音を決定する音声決定部と、を備えることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の制御装置と、
前記検出装置と、
前記第1出力装置と、
前記第2出力装置と、を含むことを特徴とする、制御システム。
【請求項8】
所定空間内に滞在している複数のユーザそれぞれについての、頭の位置を示す位置情報と頭の向きを示す向き情報とを検出装置から取得する情報取得ステップと、
前記複数のユーザの少なくともいずれかが装着している第1出力装置の出力音の音像の位置と、前記所定空間内に配置された第2出力装置の出力音の音像の位置と、を決定する音像位置決定ステップと、
前記音像位置決定ステップにおいて決定された位置に前記出力音の音像が形成されるように、前記複数のユーザそれぞれの頭の位置と頭の向きとに基づいて、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの出力を制御する出力制御ステップと、を含むことを特徴とする、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は制御装置、制御システム、および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、特許文献1および特許文献2に記載の技術のように、音声出力装置の出力音の音像を制御する技術が種々開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-183998号公報
特開平5-336599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記特許文献1および2に記載の技術は、1台のヘッドホンからの出力音の音像の位置を制御する技術である。換言すると、前記特許文献1および2に記載の技術はそれぞれ、ある音声出力装置単体での音像の位置の制御方法を開示しているにすぎない。
【0005】
本開示の一態様は、(i)ユーザが装着するある音声出力装置からの出力音の音像の位置と、(ii)他の音声出力装置からの出力音の音像の位置と、を統括的に制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、本発明の態様1に係る制御装置は、所定空間内に滞在している複数のユーザそれぞれについての、頭の位置を示す位置情報と頭の向きを示す向き情報とを検出装置から取得する情報取得部と、前記複数のユーザの少なくともいずれかが装着している第1出力装置の出力音の音像の位置と、前記所定空間内に配置された第2出力装置の出力音の音像の位置と、を決定する音像位置決定部と、前記音像位置決定部が決定した位置に前記出力音の音像が形成されるように、前記複数のユーザそれぞれの頭の位置と頭の向きとに基づいて、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの出力を制御する出力制御部と、を備える。
【0007】
前記構成によれば、ユーザが装着している第1出力装置の出力音の音像の位置と、所定空間内に配置された第2出力装置の出力音の音像の位置と、を統括的に制御することができる。
【0008】
本発明の態様2に係る制御装置は、前記態様1において、前記音像位置決定部は、前記第1出力装置および前記第2出力装置の出力音の音像の位置が同じ位置になるように、前記第1出力装置および前記第2出力装置の出力音の音像の位置を決定してもよい。
【0009】
前記構成によれば、第1出力装置を装着しているユーザと、第2出力装置からの出力音を聞くユーザとで、あたかも同じ位置から音が聞こえているように感じさせることができる。
【0010】
本発明の態様3に係る制御装置は、前記態様2において、前記所定空間内に配置された、または、前記ユーザに装着されたマイクから、前記複数のユーザいずれかの発話の音声を取得する音声取得部を備え、前記音声取得部が前記発話の音声を取得した場合、前記音像位置決定部は、前記発話を行ったユーザの頭の位置と頭の向きとに基づいて、前記発話を行ったユーザの近傍が前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれの出力音の音像の位置になるように当該音像の位置を決定し、前記出力制御部は、前記第1出力装置および前記第2出力装置それぞれから前記音声取得部が取得した前記発話の音声を出力させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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