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公開番号2025023173
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024209510,2022561604
出願日2024-12-02,2021-04-12
発明の名称符号語同期方法、受信器、ネットワークデバイス、およびネットワークシステム
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H04L 7/04 20060101AFI20250206BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本出願は、AM同期ソリューションに追加データが追加されるという技術的問題を解決するために、自己同期のための符号語同期方法、受信器、およびネットワークデバイスを提供する。
【解決手段】符号語同期方法、受信器、およびネットワークデバイスが提供される。方法では、受信側によって受信されたデータシーケンスの複数のビットにおいて候補ビットが決定され、候補ビットに基づいて同期位置が決定され、同期位置は、データシーケンス内の符号語の開始位置を示す。方法は自己同期方法であり、送信側でデータストリームに追加データを挿入することなく、受信側でのデータストリームのための高精度符号語同期の技術的効果が達成されることが可能であり、同期性能は高い信頼性を達成する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
符号語同期方法であって、前記方法は、
ステップ1:データシーケンスを受信するステップであって、前記データシーケンスは複数のビットを含む、ステップと、
ステップ2:前記データシーケンス内の候補ビットを決定するステップであって、前記候補ビットは前記複数のビットに含まれる、ステップと、
ステップ3:前記候補ビットに基づいて同期位置を決定するステップであって、前記同期位置は、前記データシーケンス内の符号語の開始位置を示す、ステップと
を含む、符号語同期方法。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
ステップ3は、
前記候補ビットに対する検証を行い、前記検証が成功すると、前記候補ビットの位置が前記同期位置であると決定するステップ
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ステップ3は、
前記候補ビットに基づく分割を通じて前記データシーケンスから少なくとも1つの第2のテストデータブロックを取得するステップであって、前記候補ビットの前記位置は前記少なくとも1つの第2のテストデータブロックの開始位置である、ステップと、
前記少なくとも1つの第2のテストデータブロックの特性値に対して検証を行い、前記検証が成功すると、前記候補ビットの前記位置が前記同期位置であると決定するステップと
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つの第2のテストデータブロックの特性値に対して検証を行う前記ステップは、
累積値を取得するために前記少なくとも1つの第2のテストデータブロックの各々の特性値を順次累積するステップであって、前記累積値が同期条件を満たすと前記検証が成功する、ステップ
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記特性値は、正しい符号語として判定された第2のテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記累積値が同期閾値以上であることであり、
前記特性値はシンドロームにおける全ゼロシンドロームの数であり、前記同期条件は、前記累積値が同期閾値以上であることであり、
前記特性値はシンドロームにおけるゼロ元の数であり、前記同期条件は、前記累積値が同期閾値以上であることであり、
前記特性値は訂正可能なテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記累積値が同期閾値以上であることであり、または
前記特性値は、その再構成パリティビットが受信パリティビットと同じであるテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記累積値が同期閾値以上であることであり、
前記テストデータブロックの長さはnビットであり、前記テストデータブロックの最初のkビットは情報ビットであり、前記テストデータブロックの最後のn-kビットは前記受信パリティビットであり、前記再構成パリティビットは前記情報ビットに基づいて取得され、前記再構成パリティビットの長さはn-kビットであり、nおよびkは整数である
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第2のテストデータブロックの特性値に対して検証を行う前記ステップは、
合計値を取得するために前記少なくとも1つの第2のテストデータブロックのすべての特性値を順次加算するステップであって、前記合計値が同期条件を満たすと前記検証が成功する、ステップ
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記特性値は、すべての前記第2のテストデータブロック内にあって正しい符号語として判定されたテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記累積値が同期閾値以上であることであり、
前記特性値は、すべての前記第2のテストデータブロック内にあって正しくない符号語として判定されたテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記累積値が同期閾値以下であることであり、
前記特性値は、シンドロームにおける全ゼロシンドロームの数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以上であることであり、
前記特性値は、シンドロームにおける非全ゼロシンドロームの数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以下であることであり、
前記特性値は、シンドロームにおけるゼロ元の数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以上であることであり、
前記特性値は、シンドロームにおける非ゼロ元の数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以下であることであり、
前記特性値は訂正可能なテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以上であることであり、
前記特性値は訂正不可能なテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以下であることであり、
前記特性値は、その再構成パリティビットが受信パリティビットと同じであるテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以上であることであり、または
前記特性値は、その再構成パリティビットが受信パリティビットと異なるテストデータブロックの数であり、前記同期条件は、前記合計値が同期閾値以下であることであり、
前記テストデータブロックの長さはnビットであり、前記テストデータブロックの最初のkビットは情報ビットであり、前記テストデータブロックの最後のn-kビットは前記受信パリティビットであり、前記再構成パリティビットは前記情報ビットに基づいて取得され、前記再構成パリティビットの長さはn-kビットであり、nおよびkは整数である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
ステップ3は、
前記候補ビットの位置を前記同期位置として使用するステップ
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ステップ2は、
前記データシーケンスから複数の観測ビットを選択するステップと、
前記複数の観測ビットから前記候補ビットを選択するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の観測ビットから前記候補ビットを選択する前記ステップは、
前記複数の観測ビットに基づいて前記データシーケンス内の複数のグループの第1のテストデータブロックを決定するステップであって、前記複数のグループの第1のテストデータブロックの各々は少なくとも1つの第1のテストデータブロックを含み、前記複数の観測ビットの各々の位置は前記複数のグループの第1のテストデータブロックの各々の開始位置である、ステップと、
前記複数のグループの第1のテストデータブロックの特性値に基づいて、前記複数の観測ビットから1つの観測ビットを前記候補ビットとして選択するステップと
を含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年4月10日に出願され「符号語同期方法、受信器、およびネットワークデバイス」と題された中国特許出願202010280832.9号、および2020年5月19日に出願され「符号語同期方法、受信器、ネットワークデバイス、およびネットワークシステム」と題された中国特許出願202010424884.9号に基づく優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
本出願は、通信分野に関し、具体的には、符号語同期方法、受信器、ネットワークデバイス、およびネットワークシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
製造プロセスレベルの向上に伴い、チャネル損失およびノイズは、データ伝送速度および距離を制限する重要な要因となっている。順方向誤り訂正(Forward Error Correction)の出現は、伝送中のデータのための誤り訂正保護を提供し、これにより、チャネルのデータ伝送速度および距離を増加させる。FECは、情報シーケンスのための異なる処理方式に基づいて、ブロックコード(block code)および畳み込みコード(convolutional code)に分類され得る。ブロックコードは、線形ブロックコード(linear block code)および非線形ブロックコード(non-linear block code)にさらに細分化されてもよい。線形ブロックコードの符号化および復号実装は単純なので、線形ブロックコードは、イーサネットの開放型システム間相互接続モデル(Open System Interconnection Model,OSI)内のデータリンク層(data link layer)の物理層(physical layer)およびメディアアクセス制御(media access control)副層で広く使用されている。
【0004】
線形ブロックコードの誤り検出および誤り訂正機能は、完全な符号語(codeword)に基づいて実装される必要がある。したがって、符号語境界はデータストリーム内で決定される必要がある。具体的には、完全な符号語の始まりおよび終わりが見つけられる必要がある。このプロセスは、符号語同期(codeword synchronization)またはフレーム同期(frame synchronization)と呼ばれる。
【0005】
現在、線形ブロックコードに適用可能な同期ソリューションが、産業において利用可能である。802.3規格の200/400 GEで使用されるアライメントマーカ(alignment marker,AM)同期ソリューションが、一例として用いられる。このソリューションでは、特定の長さを有する符号語の間隔で固定AMシーケンスが挿入される必要があり、受信側は、AMシーケンスを識別することによって符号語同期を行うことができる。しかしながら、AMシーケンスの存在は、送信側におけるデータストリームへの追加データの挿入と同等であり、したがって、冗長な情報が追加される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願は、AM同期ソリューションに追加データが追加されるという技術的問題を解決するために、自己同期のための符号語同期方法、受信器、およびネットワークデバイスを提供する。
【0007】
第1の態様によれば、本出願は符号語同期方法を提供する。方法は、ステップ1:データシーケンスを受信するステップであって、データシーケンスは複数のビットを含む、ステップと、ステップ2:データシーケンス内の候補ビットを決定するステップであって、候補ビットは複数のビットに含まれる、ステップと、ステップ3:候補ビットに基づいて同期位置を決定するステップであって、同期位置は、データシーケンス内の符号語の開始位置を示す、ステップとを含む。
【0008】
方法は、ネットワーク上の受信デバイスによって実行される。この方法では、送信側でデータストリームに追加データを挿入することなく、受信側でのデータストリームのための高精度符号語同期の技術的効果が達成されることができ、同期性能は高い信頼性を達成する。
【0009】
可能な実装形態では、ステップ3は、候補ビットに対する検証を行い、検証が成功すると、候補ビットの位置が同期位置であると決定するステップを含む。
【0010】
可能な実装形態では、候補ビットに基づく分割を通じてデータシーケンスから少なくとも1つの第2のテストデータブロックが取得され、候補ビットの位置は少なくとも1つの第2のテストデータブロックの開始位置であり、少なくとも1つの第2のテストデータブロックの特性値に対して検証が行われ、検証が成功すると、候補ビットの位置が同期位置であると決定される。
(【0011】以降は省略されています)

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