TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025022924
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024202366,2023190649
出願日2024-11-20,2019-06-21
発明の名称表示装置
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G09G 5/00 20060101AFI20250206BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】HMDの技術に関して、高度な機能と重量低減とをバランス良く実現でき、ユーザの使い勝手を向上できる技術を提供する。
【解決手段】実施の形態のHMDは、ユーザの視野に画像を表示できるヘッドマウントディスプレイ装置であって、ユーザの頭部に装着され、画像を表示する表示面を持つ頭装着部と、頭装着部と通信し、ユーザの体幹の一部に装着される体幹装着部とを備え、頭装着部と体幹装着部との相対的な位置関係を計測し、位置関係に基づいて、頭装着部の位置および方向を含む状態および体幹装着部の位置および方向を含む状態を把握する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置であって、
前記表示装置は、頭部に装着する第一の装着部と、頭部以外に装着する第二の装着部とによって構成され、
前記第一の装着部は、第一のプロセッサと、第一のセンサと、表示デバイスと、第一の通信インタフェース部と、を備え、
前記第二の装着部は、第二のプロセッサと、第二のセンサと、表示制御部と、第二の通信インタフェース部と、を備え、
前記第二のプロセッサは、
前記第一の通信インタフェース部から送信される前記第一のセンサが取得した情報を、前記第二の通信インタフェース部で受信し、
前記表示制御部によって、前記受信した情報と、前記第二のセンサが取得した情報と、に基づいて表示データを生成し、
前記表示データを前記第一の装着部に送信し、
前記第一のプロセッサは、前記表示データを前記表示デバイスに表示し、
前記第二の装着部は、メインバッテリをさらに備え、
前記第一の装着部は、前記メインバッテリよりも容量の少ないサブバッテリをさらに備える、
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第二の装着部の電源がONになる場合、前記第二の装着部は、前記第一の装着部と通信を行い、前記第一の装着部を起動する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第二の装着部の電源がOFFになる場合、前記第二の装着部は、前記第一の装着部と通信を行い、前記第一の装着部の電源もOFFにする、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第二の装着部と前記第一の装着部との間で、無線による給電を行う、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第二の装着部と前記第一の装着部との間で、有線による給電を行う、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第二の装着部は、操作入力部をさらに備え、
ユーザによる操作に基づいて、前記第二の装着部および前記第一の装着部を制御する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第一の装着部は、音声入力部と音声出力部との少なくとも一方をさらに備える、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第二の装着部の有する前記第二のセンサで前記第一の装着部に設けられているマーカの位置を測定した第一の測定情報と、前記第一の装着部の有する前記第一のセンサで前記第二の装着部に設けられているマーカの位置を測定した第二の測定情報と、に基づいて、前記第一の装着部と前記第二の装着部との位置関係を得る、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項9】
請求項8に記載の表示装置であって、
前記第一のセンサと前記第二のセンサとの少なくとも一方によって、前記マーカの検出が適切に行えない場合、
前記第一のセンサと前記第二のセンサとの少なくとも一方によって、外界の任意の特徴点を取得し、前記取得した特徴点の位置に基づいて、前記第一の装着部と前記第二の装着部との位置関係を得る、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項10】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記第二の装着部が有する前記第二のプロセッサが生成する前記表示データは、前記第一の装着部を基準とする座標系を用いた第一の表示データと、前記第二の装着部を基準とする座標系を用いた第二の表示データであり、
前記第一のプロセッサは、前記第一の表示データと、前記第二の表示データと、を受信し、
前記受信した前記第一の表示データと、前記第二の表示データとを前記表示デバイスに表示する、
ことを特徴とする表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドマウントディスプレイ装置(Head Mounted Display:HMD)の技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの頭部に装着されるHMDは、透過型または非透過型の表示面に仮想物体等の画像を表示できる。従来のHMDは、表示面に画像を表示する方式としては、世界座標系に合わせた位置に表示する方式や、ユーザの頭(対応するHMD)の方向に合わせた位置に表示する方式がある。また、他の方式としては、ユーザの胴体等の体幹の方向に合わせた位置に表示する方式も提案されている。
【0003】
上記HMDに係わる先行技術例として、特開2019-28638号公報(特許文献1)が挙げられる。特許文献1には、ヘッドマウントディスプレイ等として、頭部の向きを検出する頭部センサー、体幹の向きを検出する体幹センサー等を備え、装着者の周囲の仮想空間に、体幹レイヤーと頭部レイヤーの2層からなるとともに連続的な情報表示領域を構成する仮想デスクトップを構築する旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-28638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
HMDは、機能の高度化等に伴って重量が大きくなる傾向がある。HMDの重量によってユーザの身体的負担が大きくなり、例えば長時間の利用はしにくくなる。ユーザの身体的負担を低減するためには、HMDの重量をなるべく低減することが要求される。
【0006】
HMDの機能の高度化の例としては、ユーザの状態に応じて表示面への画像の表示を制御する機能が挙げられる。例えば、ユーザの頭方向に合わせた画像表示と体幹方向に合わせた画像表示とを併用できる機能が挙げられる。特許文献1の例では、ユーザの体幹に装着されたセンサから計測した体幹の方向を、画像の表示基準として用いている。特許文献1の例では、頭方向と体幹方向との2つの方向を検出できるように、頭部のHMDとユーザの体幹との両方に、3軸角速度センサのようなセンサを備える。
【0007】
HMDの機能の高度化のためには、センサを含む各種のデバイスの実装が必要である。しかし、重いデバイスや多数のデバイスを実装するほど、HMDの重量が増加する。特許文献1の例では、同じ種類のセンサを二重に設ける必要があり、このような構成は、センサの有効利用の観点では改善余地がある。HMDの実装では、高度な機能の観点と重量の観点とでバランス良く設計する必要がある。
【0008】
本発明の目的は、HMDの技術に関して、高度な機能と重量低減とをバランス良く実現でき、ユーザの使い勝手を向上できる技術を提供することである。上記以外の課題等については、発明を実施するための形態において示される。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のうち代表的な実施の形態は、以下に示す構成を有する。一実施の形態の表示装置は、画像を表示する表示部と、前記表示部と通信を行う検出部と、を備え、前記表示部と前記検出部との相対的な位置関係を測定し、前記位置関係に基づく前記表示部の位置および方向を含む状態、ならびに前記検出部の位置および方向を含む状態を把握し、前記画像を表示する際の基準となる座標系として、世界座標系と、前記検出部に固定される検出座標系と、前記表示部に固定される表示座標系と、慣性座標系と、を有し、前記慣性座標系は、前記表示部または前記検出部の位置の変化に追随して原点が移動し、前記画像の配置位置に関して前記表示部および前記検出部の方向の変化に対して追随しない座標系であり、前記画像に関する情報毎に、前記基準となる座標系を選択して設定する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のうち代表的な実施の形態によれば、高度な機能と重量低減とをバランス良く実現でき、ユーザの使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

マクセル株式会社
応答出力装置
2日前
マクセル株式会社
電磁波吸収シート
2日前
マクセル株式会社
アプリケーション起動方法
4日前
個人
点字表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
18日前
日本精機株式会社
表示装置
18日前
アズビル株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
インジケータ装置
17日前
個人
英文法学習支援システム
1か月前
大林道路株式会社
車載標識装置
17日前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
2か月前
株式会社原色美術印刷社
樹脂スタンド
1か月前
株式会社SUBARU
操縦装置
2か月前
第一ビニール株式会社
ポールスタンド
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
2か月前
東洋ガラス株式会社
厚盛りタックラベル
1か月前
株式会社オオサカネーム
発光看板
1か月前
株式会社ゼロナイズ
疑似体験装置
2か月前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
株式会社大阪クリップ
筆記具用グリップ
1か月前
株式会社パスコ
標高差分図作成装置
1か月前
本田技研工業株式会社
地図生成装置
1か月前
株式会社リヒトラブ
付箋掲示ボード
9日前
株式会社RISOH
教育補助システム
2か月前
個人
音読した言語を審査して結果表示するシステム
2か月前
株式会社NAKAN
保護シート貼付ユニット
1か月前
個人
ドライリキッド、リキッドマーブル等実験キット
1か月前
個人
学習誘導装置、及び学習誘導装置使用方法
2か月前
株式会社JVCケンウッド
構造体及び表示装置
10日前
株式会社TKSCホールディングス
広告表示体
1か月前
株式会社ミツトヨ
表示パネルモジュールユニット
2か月前
個人
脳トレーニング装置及び脳トレーニング方法
1か月前
続きを見る