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公開番号2025022400
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126937
出願日2023-08-03
発明の名称上肢アシスト装置背負い具及び上肢アシスト装置ユニット
出願人株式会社SHIN‐JIGEN
代理人個人
主分類B25J 11/00 20060101AFI20250206BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】 上肢アシスト装置からワイヤに引張力が付与された時に、使用者が肩部に感じるワイヤの食い込み感を低減することが可能な上肢アシスト装置背負い具及び上肢アシスト装置ユニットを提供する。
【解決手段】 本発明の上肢アシスト装置背負い具2は、上肢アシスト装置3を使用者Uの背部に保持する本体部5と、本体部5に接続して設けられる肩ベルト6と、肩ベルト6に取り付けられて、ワイヤ4を支持するワイヤ支持部材7と、を備え、ワイヤ支持部材7は、側面視で上向きに凸な湾曲形状に形成され、その長手方向中間部が肩ベルト6の下側外装生地11から離間した状態で、その長手方向両端部それぞれが下側外装生地11対して直接的に又は間接的に固定されている。
【選択図】 図3


特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤに引張力を付与する上肢アシスト装置を使用者が背負うための上肢アシスト装置背負い具であって、
前記上肢アシスト装置を使用者の背部に保持する本体部と、
前記本体部に接続して設けられて使用者の肩部に掛けられる肩ベルトと、
前記肩ベルトに取り付けられて、前記ワイヤを支持するワイヤ支持部材と、を備え、
前記ワイヤ支持部材は、側面視で上向きに凸な湾曲形状に形成され、その長手方向中間部が前記肩ベルトの下側外装生地から離間した状態で、その長手方向両端部それぞれが前記下側外装生地に対して直接的に又は間接的に固定されていることを特徴とする上肢アシスト装置背負い具。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記ワイヤ支持部材は、前記ワイヤを収容可能な溝部が長手方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の上肢アシスト装置背負い具。
【請求項3】
前記ワイヤ支持部材が、平面視で内向きに凸な湾曲形状に形成されると共に、側面視で上下方向へ弾性変形可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の上肢アシスト装置背負い具。
【請求項4】
前記肩ベルトが左右一対設けられると共に、左右方向に延びて一対の前記肩ベルトを互いに接続するように設けられて、一対の前記肩ベルトが使用者の肩部周りに回転するのを防止する回転防止ベルトを更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の上肢アシスト装置背負い具。
【請求項5】
前記回転防止ベルトが、一対の前記肩ベルトを装着した使用者の背部と前記本体部とが接触する最下位置と同じ高さ位置になるように設けられたことを特徴とする請求項4に記載の上肢アシスト装置背負い具。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の上肢アシスト装置背負い具と、
前記本体部により保持された前記上肢アシスト装置と、
一端部が前記上肢アシスト装置に接続されて、前記ワイヤ支持部材により支持された前記ワイヤと、
を備えることを特徴とする上肢アシスト装置ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、上肢アシスト装置を背負うための上肢アシスト装置背負い具、及びそれを含んだ上肢アシスト装置ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、使用者による荷物の持ち上げ動作を支援する上肢アシスト装置が広く開発されている。この上肢アシスト装置には、ワイヤが接続され、このワイヤの先端部に設けられたエンドエフェクタと呼ばれる部材が使用者の腕に装着される。これにより、上肢アシスト装置で発生したモータ等の駆動力が、ワイヤ及びエンドエフェクタを介して使用者の腕に引張力として伝達される。ここで、上肢アシスト装置は、使用者が背部に背負うことが多いため、上肢アシスト装置に接続されたワイヤは、使用者の背部から肩部を越えて正面側へ引き回されることになる。
【0003】
ここで、使用者が上肢アシスト装置を背負う手段としては、上肢アシスト装置背負い具が従来用いられている。この上部アシスト装置背負い具は、上肢アシスト装置を使用者の背部に保持する本体部と、本体部に接続して設けられて使用者の肩に掛けられる左右一対の肩ベルトと、を備えるものである。また、この上部アシスト装置背負い具は、その肩ベルトの上に、上述のように引き回されるワイヤを支持するためのワイヤ支持部材を更に備えている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-094650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の上部アシスト装置背負い具は、上肢アシスト装置からワイヤに引張力が付与された時に、使用者が肩部にワイヤの食い込み感を感じやすいという問題があった。より詳細には、ワイヤを支持するワイヤ支持部材は、肩の直上の比較的狭い領域を介して肩ベルトに取り付けられている。従って、ワイヤに引張力が付与された時に、その引張力の鉛直成分が、使用者の肩の狭い領域に下方への力として集中して作用する。従って、当該下方への力を受けた使用者は、ワイヤが肩部に食い込むように感じやすい。
【0006】
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、上肢アシスト装置からワイヤに引張力が付与された時に、使用者が肩部に感じるワイヤの食い込み感を低減することが可能な上肢アシスト装置背負い具及び上肢アシスト装置ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の態様に係る上肢アシスト装置背負い具は、ワイヤに引張力を付与する上肢アシスト装置を使用者が背負うための上肢アシスト装置背負い具であって、前記上肢アシスト装置を使用者の背部に保持する本体部と、前記本体部に接続して設けられて使用者の肩部に掛けられる肩ベルトと、前記肩ベルトに取り付けられて、前記ワイヤを支持するワイヤ支持部材と、を備え、前記ワイヤ支持部材は、側面視で上向きに凸な湾曲形状に形成され、その長手方向中間部が前記肩ベルトの下側外装生地から離間した状態で、その長手方向両端部それぞれが前記下側外装生地に対して直接的に又は間接的に固定されている。
【0008】
なお、本発明の一の態様に係る上肢アシスト装置背負い具においては、前記ワイヤ支持部材は、前記ワイヤを収容可能な溝部が長手方向に沿って形成されてもよい。
【0009】
また、本発明の一の態様に係る上肢アシスト装置背負い具においては、前記ワイヤ支持部材が、平面視で内向きに凸な湾曲形状に形成されると共に、側面視で上下方向へ弾性変形可能であってもよい。
【0010】
また、本発明の一の態様に係る上肢アシスト装置背負い具においては、前記肩ベルトが左右一対設けられると共に、左右方向に延びて一対の前記肩ベルトを互いに接続するように設けられて、一対の前記肩ベルトが使用者の肩部周りに回転するのを防止する回転防止ベルトを更に備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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