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公開番号
2025022204
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126576
出願日
2023-08-02
発明の名称
粉体材料敷設装置、粉体材料敷設方法およびプログラム
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
64/329 20170101AFI20250206BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】粉体材料の積層高さを適切に調節することができる粉体材料敷設装置、粉体材料敷設方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】粉体材料敷設装置は、付加製造プロセスにおいて粉体材料を敷設するための装置であって、粉体材料を落下させるための開口部を有する粉体材料の容器と、容器に振動を与える加振部と、容器を移動させる移動部と、容器から落下した粉体材料によって形成された造形層の積層高さを計測するセンサと、計測された積層高さである計測積層高さと目標とする目標積層高さとに基づいて容器の移動速度または振動の強さの少なくとも一方を調節する制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
付加製造プロセスにおいて粉体材料を敷設するための装置であって、
前記粉体材料を落下させるための開口部を有する前記粉体材料の容器と、
前記容器に振動を与える加振部と、
前記容器を移動させる移動部と、
前記容器から落下した前記粉体材料によって形成された造形層の積層高さを計測するセンサと、
計測された前記積層高さである計測積層高さと目標とする目標積層高さとに基づいて前記容器の移動速度または振動の強さの少なくとも一方を調節する制御部と
を備える粉体材料敷設装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記開口部には、所定の加振状態で前記粉体材料を落下させる目開きの大きさを有するふるいが設けられている
請求項1に記載の粉体材料敷設装置。
【請求項3】
前記ふるいの目開きは、無加振では前記粉体材料を落下させない大きさである
請求項2に記載の粉体材料敷設装置。
【請求項4】
前記ふるいは、所定の積層回数毎に、または、前記計測積層高さと前記目標積層高さとの差が所定のしきい値以上となった場合に、清掃または交換される
請求項2または請求項3に記載の粉体材料敷設装置。
【請求項5】
前記造形層を形成する際には前記ふるいを少なくとも一度通過した前記粉体材料が前記容器に入れられる
請求項2または請求項3に記載の粉体材料敷設装置。
【請求項6】
付加製造プロセスにおいて粉体材料を敷設するための方法であって、
前記粉体材料を落下させるための開口部を有する前記粉体材料の容器と、
前記容器に振動を与える加振部と、
前記容器を移動させる移動部と、
を用いて、
前記容器から落下した前記粉体材料によって形成された造形層の積層高さを計測するステップと、
計測された前記積層高さである計測積層高さと目標とする目標積層高さとに基づいて前記容器の移動速度または振動の強さの少なくとも一方を調節するステップと、
を含む粉体材料敷設方法。
【請求項7】
付加製造プロセスにおいて粉体材料を敷設するためのプログラムであって、
前記粉体材料を落下させるための開口部を有する前記粉体材料の容器と、
前記容器に振動を与える加振部と、
前記容器を移動させる移動部と、
を用いて、
前記容器から落下した前記粉体材料によって形成された造形層の積層高さを計測するステップと、
計測された前記積層高さである計測積層高さと目標とする目標積層高さとに基づいて前記容器の移動速度または振動の強さの少なくとも一方を調節するステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、粉体材料敷設装置、粉体材料敷設方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の貫通孔を有するシートスクリーンを超音波振動子で振動させることで、シートスクリーンを介して造形粉末を分配する粉末層3次元プリンタの構成例が示されている。特許文献1に記載されている粉末層3次元プリンタは、シートスクリーンの貫通孔のサイズ、形状および分布のうちの少なくとも1つを変化させることにより、かかる変化がなかった場合に振動の局所的ばらつきのために造形粉末が不均一に分配されるリコータの癖を減らすことができる、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2020-524095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
なお、特許文献1には、超音波振動子は、シートスクリーンを介した造形粉末流量の所望レベルまたはその一貫性を達成するために、出力振動の振動数と振幅のうちの少なくとも1つを調整するための一時的または周期的な自動同調を組み入れた電子回路を備えてもよい旨の記載はある。しなしながら、特許文献1には、出力振動の振動数や振幅をどのように調節することで造形粉末流量を調整するのか等、自動同調の仕方については具体的に示されていなかった。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、粉体材料の積層高さを適切に調節することができる粉体材料敷設装置、粉体材料敷設方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示に係る粉体材料敷設装置は、付加製造プロセスにおいて粉体材料を敷設するための装置であって、前記粉体材料を落下させるための開口部を有する前記粉体材料の容器と、前記容器に振動を与える加振部と、前記容器を移動させる移動部と、前記容器から落下した前記粉体材料によって形成された造形層の積層高さを計測するセンサと、計測された前記積層高さである計測積層高さと目標とする目標積層高さとに基づいて前記容器の移動速度または振動の強さの少なくとも一方を調節する制御部とを備える。
【0007】
本開示に係る粉体材料敷設方法は、付加製造プロセスにおいて粉体材料を敷設するための方法であって、前記粉体材料を落下させるための開口部を有する前記粉体材料の容器と、前記容器に振動を与える加振部と、前記容器を移動させる移動部と、を用いて、前記容器から落下した前記粉体材料によって形成された造形層の積層高さを計測するステップと、計測された前記積層高さである計測積層高さと目標とする目標積層高さとに基づいて前記容器の移動速度または振動の強さの少なくとも一方を調節するステップと、を含む。
【0008】
本開示に係るプログラムは、付加製造プロセスにおいて粉体材料を敷設するためのプログラムであって、前記粉体材料を落下させるための開口部を有する前記粉体材料の容器と、前記容器に振動を与える加振部と、前記容器を移動させる移動部と、を用いて、前記容器から落下した前記粉体材料によって形成された造形層の積層高さを計測するステップと、計測された前記積層高さである計測積層高さと目標とする目標積層高さとに基づいて前記容器の移動速度または振動の強さの少なくとも一方を調節するステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の粉体材料敷設装置、粉体材料敷設方法およびプログラムによれば、粉体材料の積層高さを適切に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態に係る粉体材料敷設装置の構成例を模式的に示す概略構成図である。
本開示の実施形態に係る粉末容器の正面図である。
本開示の実施形態に係る粉末容器の側面図である。
本開示の実施形態に係る粉体材料敷設装置の制御ブロック図である。
本開示の実施形態に係るふるいの例を示す模式図である。
本開示の実施形態に係る粉体材料敷設方法の手順を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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