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公開番号
2025021990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126153
出願日
2023-08-02
発明の名称
回転刃具、切断機
出願人
日本地工株式会社
,
湘南レンタル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23D
61/02 20060101AFI20250206BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】対象物を円形状に精度良く切断することが可能であるとともに、支点位置を変更することなく切断半径を変更可能な回転刃具を提供する。
【解決手段】回転刃具30は、円盤部31と、刃部32と、凹部33と、を備える。円盤部31は、中央部分がX1方向に突出するように曲面状に曲げられて形成される。刃部32は、円盤部31の外周に形成される。凹部33は、円盤部31の中央部分に設けられて、円盤部31からX2方向に凹むように形成される。凹部33の底部330にはモータ回転軸41が組み付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
中央部分が第1方向に突出するように曲面状に曲げられて形成される円盤部と、
前記円盤部の外周に形成される刃部と、
前記円盤部の中央部分に設けられて、前記円盤部から、前記第1方向とは逆の第2方向に凹むように形成される凹部と、を備え、
前記凹部の底部にはモータの回転軸が組み付けられる
回転刃具。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記凹部の底部は、前記円盤部の全体よりも前記第2方向にオフセットして配置されている
請求項1に記載の回転刃具。
【請求項3】
前記凹部の底部は、前記第2方向に直交する方向において前記円盤部に対向する位置に設けられている
請求項1に記載の回転刃具。
【請求項4】
前記凹部の側壁部は、前記底部から前記円盤部に向かうほど幅が広くなるようにテーパ状に形成されている
請求項1に記載の回転刃具。
【請求項5】
前記凹部の側壁部は、前記第1方向に対して平行に形成されている
請求項1に記載の回転刃具。
【請求項6】
前記円盤部及び前記凹部は、一体的に形成されている
請求項1に記載の回転刃具。
【請求項7】
前記円盤部及び前記凹部は、別々の部材により形成されており、互いに接合されている
請求項1に記載の回転刃具。
【請求項8】
中央部分が第1方向に突出するように曲面状に曲げて形成される円盤部と、
前記円盤部の外周に形成される刃部と、
前記円盤部の中央部分に設けられて、前記円盤部から前記第1方向に突出するように形成される凹部と、を備え、
前記凹部の底部にはモータの回転軸が組み付けられる
回転刃具。
【請求項9】
前記凹部の側壁部は、前記底部から前記円盤部に向かうほど幅が広くなるようにテーパ状に形成されている
請求項8に記載の回転刃具。
【請求項10】
前記凹部の側壁部は、前記第1方向に対して平行に形成されている
請求項8に記載の回転刃具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転刃具、及び切断機に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記の特許文献1に記載の切断機がある。この切断機は、円盤状の回転刃具と、回転刃具を回転させるモータとを備えている。この切断機は、回転している回転刃具を対象物に接触させることにより、対象物を切断することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-226071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の回転刃具は円盤状に形成されているため、対象物を直線的に切断する場合には有効であるものの、対象物を円形状に精度良く切断することは困難である。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象物を円形状に精度良く切断することが可能であるとともに、支点位置を変更することなく切断半径を変更可能な回転刃具、及び切断機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する回転刃具は、円盤部と、刃部と、凹部と、を備える。円盤部は、中央部分が第1方向に突出するように曲面状に曲げられて形成される。刃部は、円盤部の外周に形成される。凹部は、円盤部の中央部分に設けられて、円盤部から、第1方向とは逆の第2方向に凹むように形成される。凹部の底部にはモータの回転軸が組み付けられる。
【0006】
上記課題を解決する切断機は、上記の回転刃具と、モータとを備える。モータは、回転刃具に組み付けられる回転軸を有し、回転軸を介して回転刃具を回転させる。
この構成によれば、曲面状に曲げられた円盤部が回転することにより、回転刃具が円を描くように変位するため、切断対象物を円形状に精度良く切断することが可能となる。また、モータの底部にモータの回転軸が組み付けられることにより、モータの底部とモータの回転軸とが組み付けられている位置である支点位置に対して円盤部の位置をオフセットさせることができるため、支点位置を変更することなく切断半径を変更することが可能である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の回転刃具、及び切断機によれば、対象物を円形状に精度良く切断することが可能であるとともに、支点位置を変更することなく切断半径を変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の切断機の斜視構造を示す斜視図。
第1実施形態の切断機の分解斜視構造を示す斜視図。
第1実施形態の回転刃具の正面構造を示す正面図。
図3のIV-IV線に沿った部分断面構造を示す断面図。
図3のV-V線に沿った部分断面構造を示す断面図。
第1実施形態の切断機の動作例を模式的に示す図。
比較例の切断機の動作例を模式的に示す図。
第1実施形態の第1変形例の回転刃具の断面構造を示す断面図。
第1実施形態の第2変形例の回転刃具の断面構造を示す断面図。
第1実施形態の第3変形例の回転刃具の断面構造を示す断面図。
第2実施形態の回転刃具の断面構造を示す断面図。
第2実施形態の変形例の回転刃具の断面構造を示す断面図。
第3実施形態の回転刃具の断面構造を示す断面図。
第3実施形態の変形例の回転刃具の断面構造を示す断面図。
第3実施形態の変形例の回転刃具の断面構造を示す断面図。
他の実施形態の回転刃具の断面構造を示す断面図。
他の実施形態の回転刃具の断面構造を示す断面図。
他の実施形態の切断機の斜視構造を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、回転刃具、及び切断機の一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
(切断機の構成)
はじめに、本実施形態の切断機10の概略構成について説明する。図1に示される切断機10は、例えば路面を舗装するためのアスファルトを作業者が切断するために用いられる。より詳細には、路面に電柱を設置する際には、例えば路面を形成するアスファルトを切断して地面を露出させる行程と、電柱の基端部を地面に埋め込む行程と、路面の切断されている部分をアスファルトにより再舗装する行程とが作業者により順に行われる。本実施形態の切断機10は、アスファルトを切断して地面を露出させる行程においてアスファルトを円形に切断するために用いられる。アスファルトの切断半径は例えば80cm前後である。以下では、アスファルト等の切断機10が切断の対象とする部材を「切断対象物」と称する。また、切断機10を用いて所望の切断対象物を切断する作業者等を「ユーザ」と称する。
【0010】
図1に示されるように、切断機10は、本体20と、回転刃具30と、モータ40とを備えている。
本体20は、図中に示される軸線m10を中心に半円柱状に形成されている。以下では、軸線m10に沿った一方向を「X1方向」と称し、軸線m10に沿った他方向を「X2方向」と称する。本実施形態では、X1方向が、第1方向に相当し、X2方向が、第1方向とは逆の第2方向に相当する。本体20の底部には平板状の当接部21が設けられている。当接部21の底面は、切断対象物を切断する際に切断対象物に当接する部分である。本体20の上部には凹状の把持部22が設けられている。把持部22は、ユーザの手により把持される部分である。ユーザは把持部22を把持することにより、切断機10を持ち運んだり、切断対象物に対して切断機10を相対変位させたりすることができる。このように、本実施形態の切断機10は、持ち運びが可能な携帯型の切断機である。
(【0011】以降は省略されています)
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