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公開番号
2025021436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2024113545
出願日
2024-07-16
発明の名称
CPVC電線管製造用のフレア加工装置
出願人
江蘇乾錦塑業科技有限公司
代理人
個人
主分類
B29C
57/04 20060101AFI20250205BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】CPVC電線管製造用のフレア加工装置を提供する。
【解決手段】底板と、CPVC電線管本体とを備え、前記底板の頂部の四隅に位置決め穴を穿設したCPVC電線管製造用のフレア加工装置。フレア加工組立体を設けることにより、CPVC電線管本体の一端を加熱してフレア加工するという目的を達成することができ、位置決め組立体を設けることにより、CPVC電線管本体と固定シェルとを連接固定することができ、フレア加工が完了した後、使用者は駆動組立体を介して固定シェルとCPVC電線管本体を回転駆動でき、口広げ部位を電熱型フレア加工用パンチから分離させることができることで、CPVC電線管本体を本装置上から取り外しやすくし、本装置内でCPVC電線管本体を取り外すとき、まずCPVC電線管本体を回転させて、CPVC電線管本体の口広げ部位と電熱型フレア加工用パンチが接着されて取り外し難いという問題を防止できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底板(1)と、CPVC電線管本体(2)とを備え、前記底板(1)の頂部の四隅に位置決め穴(3)を穿設したCPVC電線管製造用のフレア加工装置であって、前記底板(1)の頂部に2組のホルダー(4)が取り付けられ、前記ホルダー(4)の表面には前記CPVC電線管本体(2)に合わせた貫通溝(5)が穿設され、前記CPVC電線管本体(2)の表面は前記貫通溝(5)の内壁に摺接され、前記貫通溝(5)と前記CPVC電線管本体(2)との間に摺動組立体が設けられ、
2組の前記ホルダー(4)間は、回転組立体を介して2組の連結ロッド(6)に可動に連結され、2組の前記連結ロッド(6)の間に固定シェル(7)が固装され、前記固定シェル(7)の頂部には前記固定シェル(7)と前記CPVC電線管本体(2)を固定するための位置決め組立体が取り付けられ、前記底板(1)の頂部で前記固定シェル(7)の対応する箇所に前記CPVC電線管本体(2)を回転駆動するための駆動組立体が取り付けられ、
前記底板(1)の頂部の一側で前記CPVC電線管本体(2)の対応する箇所に前記CPVC電線管本体(2)をフレア加工するためのフレア加工組立体が取り付けられ、前記フレア加工組立体には冷却組立体が装備され、前記冷却組立体は前記底板(1)の頂部に取り付けられ、
前記駆動組立体は、前記固定シェル(7)の底部に固装される円弧状歯板(10)を備え、前記底板(1)の頂部に駆動モーター(11)が固装され、前記駆動モーター(11)の出力軸に駆動歯車(12)が固装され、前記駆動歯車(12)の底部は前記円弧状歯板(10)の底部と噛合し、
前記位置決め組立体は、前記固定シェル(7)の内部空洞の頂部に設けられた円弧状位置決め板(14)を備え、前記固定シェル(7)の頂部に位置決めチューブ(15)が連結固定され、前記位置決めチューブ(15)の頂部に位置決めポスト(16)が螺着され、前記位置決めポスト(16)の底端は前記位置決めチューブ(15)と前記固定シェル(7)を順に挿通し、前記固定シェル(7)の内部空洞まで延びて前記円弧状位置決め板(14)の頂部と回転可能に連結され、
前記フレア加工組立体は、前記底板(1)の頂部の一側に可動に取り付けられたケーシング(21)を備え、前記ケーシング(21)の一側に口広げ成形型(22)が固装され、前記口広げ成形型(22)の横断面は階段状に配置され、前記ケーシング(21)の一側に駆動シリンダ(23)が連結固定され、前記駆動シリンダ(23)の伸縮端が前記ケーシング(21)を貫通して前記ケーシング(21)の外部まで延びる箇所に電熱型フレア加工用パンチ(24)が連結固定され、前記電熱型フレア加工用パンチ(24)の表面は前記口広げ成形型(22)の内部空洞に摺接され、
前記冷却組立体は、前記口広げ成形型(22)の表面に固装された筐体(25)を備え、前記底板(1)の頂部に冷却ケース(26)が連結固定され、前記冷却ケース(26)の内部空洞に半導体冷却シート(27)が固装され、前記半導体冷却シート(27)の放熱端は前記冷却ケース(26)を貫通し、前記冷却ケース(26)の外部まで延び、前記底板(1)の頂部で前記冷却ケース(26)の一側にポンプ(28)が固装され、前記ポンプ(28)の吸込側は流入管(29)に連通され、前記流入管(29)の前記ポンプ(28)から離れた端が前記冷却ケース(26)の一側に連通され、前記ポンプ(28)の吐出側は排水管(30)に連通され、前記排水管(30)の前記ポンプ(28)から離れた端が前記筐体(25)の表面に連通され、前記筐体(25)の底部に戻り管(31)が連通され、前記戻り管(31)の底端は前記冷却ケース(26)の頂部に連通される
ことを特徴とする、CPVC電線管製造用のフレア加工装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記摺動組立体は、前記貫通溝(5)の内壁に設置された環状配列の取り付け穴(8)(8)を備え、前記取り付け穴(8)の内部空洞にボール(9)が回転可能に連結され、前記ボール(9)の一側は前記取り付け穴(8)を貫通して前記貫通溝(5)の内部空洞に延び、前記ボール(9)の前記取り付け穴(8)の内部空洞に位置する側は前記CPVC電線管本体(2)の表面に転動可能に連結されることを特徴とする、請求項1に記載のCPVC電線管製造用のフレア加工装置。
【請求項3】
前記駆動モーター(11)の底部には、取付ブラケット(13)が連結固定され、前記取付ブラケット(13)の底部は前記底板(1)の頂部に連結固定されることを特徴とする、請求項1に記載のCPVC電線管製造用のフレア加工装置。
【請求項4】
前記円弧状位置決め板(14)の底部及び前記固定シェル(7)内部空洞の底部には、保護用ゴムパッド(17)が固装され、2組の前記保護用ゴムパッド(17)の内側が前記CPVC電線管本体(2)の表面に合着されることを特徴とする、請求項1に記載のCPVC電線管製造用のフレア加工装置。
【請求項5】
前記回転組立体は、2組の前記ホルダー(4)の内側に穿設された回転溝(18)を備え、前記回転溝(18)の内部空洞に環状回転板(19)が回転可能に連結され、前記連結ロッド(6)の両端はそれぞれ2組の前記環状回転板(19)の表面に連結固定されることを特徴とする、請求項1に記載のCPVC電線管製造用のフレア加工装置。
【請求項6】
前記固定シェル(7)の両側には、前記連結ロッド(6)に合わせた連結溝(20)が穿設され、前記連結溝(20)の表面は前記連結ロッド(6)の表面に連結固定されることを特徴とする、請求項1に記載のCPVC電線管製造用のフレア加工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線管製造の技術分野に関し、特に、CPVC電線管製造用のフレア加工装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
CPVC電線管は、CPVCパワーパイプとも呼ばれ、通常ケーブル保護管として用いられ、この製品は、高強度、優れた柔軟性・靭性、耐高温性、耐食性、難燃性、良好な絶縁性能、無汚染、劣化しにくく、軽量、高い施工性などの特性を持ち、製品の性能は従来のアスベスト電線管や普通のPVCパイプよりもはるかに優れ、従来の電力ケーブル保護管の理想的な代替品であり、従来のCPVC電線管は、2本の電線管の接続ニーズを満たすため、製造プロセス中に端部をフレア加工する必要があり、フレア加工作業時、フレア加工装置が使用される。
【0003】
特許文献1では、電線管の技術分野に関する電線管フレア加工成形機が開示されている。プッシュ構造を設けることにより、電動シリンダ構造で可動プレートをフレア加工設備の方向に移動させ、載置板は電動プッシュロッドを介してクランプ板が被加工管を載置口の内部に固定するようにし、被加工管がフレア加工設備前に安定して移動できるようにし、移動プロセス全体で機械化作業を用い、手動で押す際のパイプのずれが生じてフレア加工精度が低下することで、その後接合部の取り付けが非標準的になる問題を避け、電線管の接続基準が確保され、作業者の労働強度が軽減される。
【0004】
上述の特許文献に係る電線管フレア加工成形機は、実際の使用過程で明らかな欠点がまだいくつかある。この成形機は加熱とフレア加工後、電線管を電熱型フレア加工用パンチから引き抜く必要があり、加熱された電線管の端部は加熱作用下で電熱型フレア加工用パンチに容易に接着され、直接取り出すことで口広げ部位に損傷を与えやすい。このため、本発明は、従来技術に存在する問題点を解決し、電線管を取り出すとき、電線管の一端を電熱型フレア加工用パンチから分離して引き抜きを容易にすることができるCPVC電線管製造用のフレア加工装置を提案する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国特開第CN218256760U号公報
中国特開第CN216032480U号公報
中国特開第CN111747203A号公報
中国特開第CN110171118A号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、上述の背景技術で言及された従来技術中の電線管を加熱してフレア加工した後、電線管を電熱型フレア加工用パンチから引き抜く必要があり、加熱された電線管の端部は加熱作用下で電熱型フレア加工用パンチに容易に接着され、直接取り出すことで口広げ部位に損傷を与えやすいという問題を解決するため、CPVC電線管製造用のフレア加工装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、次のような技術的手段を採用する。
【0008】
CPVC電線管製造用のフレア加工装置であって、底板と、CPVC電線管本体とを備え、前記底板の頂部の四隅に位置決め穴が穿設され、前記底板の頂部に2組のホルダーが取り付けられ、前記ホルダーの表面にはCPVC電線管本体に合わせた貫通溝が穿設され、前記CPVC電線管本体の表面は貫通溝の内壁に摺接され、前記貫通溝とCPVC電線管本体との間に摺動組立体が設けられ、
2組の前記ホルダー間は、回転組立体を介して2組の連結ロッドに可動に連結され、2組の前記連結ロッドの間に固定シェルが固装され、前記固定シェルの頂部には固定シェルとCPVC電線管本体を固定するための位置決め組立体が取り付けられ、前記底板の頂部で固定シェルの対応する箇所にCPVC電線管本体を回転駆動するための駆動組立体が取り付けられ、
前記底板の頂部の一側でCPVC電線管本体の対応する箇所にCPVC電線管本体をフレア加工するためのフレア加工組立体が取り付けられ、前記フレア加工組立体には冷却組立体が装備され、前記冷却組立体は前記底板の頂部に取り付けられる。
【0009】
好ましくは、前記摺動組立体は、前記貫通溝の内壁に設置された環状配列の取り付け穴を備え、前記取り付け穴の内部空洞にボールが回転可能に連結され、前記ボールの一側は取り付け穴を貫通して貫通溝の内部空洞に延び、前記ボールの取り付け穴の内部空洞に位置する側は前記CPVC電線管本体の表面に転動可能に連結される。
【0010】
好ましくは、前記駆動組立体は、固定シェルの底部に固装される円弧状歯板を備え、前記底板の頂部に駆動モーターが固装され、前記駆動モーターの出力軸に駆動歯車が固装され、前記駆動歯車の底部は円弧状歯板の底部と噛合する。
(【0011】以降は省略されています)
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