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公開番号2025019564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123232
出願日2023-07-28
発明の名称供給ジグ及び樹脂成形品の製造方法
出願人TOWA株式会社
代理人個人,個人
主分類B29C 43/32 20060101AFI20250131BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】離型フィルム及び樹脂材料を効率良く供給することが可能な供給ジグを提供する。
【解決手段】離型フィルムを保持することが可能なフィルム保持具と、樹脂材料を保持することが可能な樹脂保持部を具備し、前記フィルム保持具に対して着脱可能な樹脂材料保持具と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
離型フィルムを保持することが可能なフィルム保持具と、
樹脂材料を保持することが可能な樹脂保持部を具備し、前記フィルム保持具に対して着脱可能な樹脂材料保持具と、
を具備する供給ジグ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記樹脂材料保持具は、上下方向に開口する開口部を具備し、前記開口部を前記フィルム保持具に保持される前記離型フィルムに対して上方から対向させた状態で前記フィルム保持具に固定可能である、
請求項1に記載の供給ジグ。
【請求項3】
前記樹脂材料保持具は、前記フィルム保持具に対して固定される固定位置と、前記フィルム保持具に対する固定が解除される固定解除位置と、の間で移動可能な固定部を具備する、
請求項1又は請求項2に記載の供給ジグ。
【請求項4】
前記樹脂材料保持具は、
前記固定部に対して、前記固定位置に向かって力を付与する第1付与部と、
前記固定部を前記固定位置から前記固定解除位置に向かって移動させることが可能な操作部と、
を具備する、
請求項3に記載の供給ジグ。
【請求項5】
前記固定部は、前記樹脂材料保持具が前記フィルム保持具に接近するのに伴って、前記フィルム保持具に接触して前記固定部を前記固定位置から前記固定解除位置に向かって移動させることが可能な第1案内面を具備する、
請求項3又は請求項4に記載の供給ジグ。
【請求項6】
前記フィルム保持具は、前記樹脂材料保持具が前記フィルム保持具に接近するのに伴って、前記固定部に接触して前記固定部を前記固定位置から前記固定解除位置に向かって移動させることが可能な第2案内面を具備する、
請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の供給ジグ。
【請求項7】
前記樹脂材料保持具は、前記樹脂保持部から上方に突出するように設けられ、作業者が把持可能な第1把持部を具備する、
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の供給ジグ。
【請求項8】
前記樹脂材料保持具は、前記樹脂保持部から側方に突出するように設けられ、作業者が把持可能な第2把持部を具備する、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の供給ジグ。
【請求項9】
前記フィルム保持具は、
前記離型フィルムの一方の面に接触する第1押さえ部と、
前記離型フィルムの他方の面に接触する第2押さえ部と、
前記第1押さえ部に対して、前記離型フィルムに向かって力を付与する第2付与部と、
を具備する、
請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の供給ジグ。
【請求項10】
請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の供給ジグを用いて、前記離型フィルム及び前記樹脂材料を成形型に供給する供給工程と、
前記離型フィルム及び前記樹脂材料を用いて樹脂成形する樹脂成形工程と、
を含む樹脂成形品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、供給ジグ及び樹脂成形品の製造方法の技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
圧縮成形装置には、電子素子が固定された基板を上型で保持し、下型に形成されたキャビティに離型フィルムを供給し、離型フィルムの上に樹脂材料を供給して樹脂封止を行うものがある。離型フィルム及び樹脂材料を手作業で下型に供給する場合、それぞれジグが用いられる場合がある。
【0003】
例えば特許文献1には、離型フィルムを保持して下型に供給可能なジグが記載されている。また特許文献2には、樹脂材料を保持して下型に供給可能なジグが記載されている。手作業で離型フィルム及び樹脂材料を下型に供給する場合には、まず特許文献1に記載のようなジグを用いて離型フィルムを下型に供給した後で、特許文献2に記載のようなジグを用いて樹脂材料を下型に供給することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-112721号公報
特開2014-000747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような手作業では、離型フィルムと樹脂材料の供給をそれぞれ別個のジグを用いて段階的に行う必要があるため、作業効率の向上が求められる。
【0006】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、離型フィルム及び樹脂材料を効率良く供給することが可能な供給ジグ及び樹脂成形品の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するため、本発明に係る供給ジグは、離型フィルムを保持することが可能なフィルム保持具と、樹脂材料を保持することが可能な樹脂保持部を具備し、前記フィルム保持具に対して着脱可能な樹脂材料保持具と、を具備するものである。
【0008】
また、本発明に係る樹脂成形品の製造方法は、前記供給ジグを用いて、前記離型フィルム及び前記樹脂材料を成形型に供給する供給工程と、前記離型フィルム及び前記樹脂材料を用いて樹脂成形する樹脂成形工程と、を含むものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、離型フィルム及び樹脂材料を効率良く供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る供給ジグの全体的な構成を示した斜視図。
フィルム保持具を示した斜視図。
フィルム保持具の一部を拡大した斜視図。
(a)第1押さえ部の上に離型フィルム及び第2押さえ部が配置された状態を示した背面断面図。(b)第2押さえ部により離型フィルム及び第1押さえ部が下方に押し込まれた状態を示した背面断面図。
樹脂材料保持具を示した斜視図。
樹脂材料保持具の一部を拡大した斜視図。
フィルム保持部に樹脂材料保持具が固定された状態を示した拡大斜視図。
(a)離型フィルムを保持するフィルム保持具、及び、樹脂材料保持具を示した背面断面模式図。(b)爪部が押し広げられる様子を示した供給ジグの背面断面模式図。(c)爪部がフィルム保持具に固定された状態を示した供給ジグの背面断面模式図。(d)樹脂材料保持具が樹脂材料を保持した状態を示した供給ジグの背面断面模式図。
フィルムセット装置及び供給ジグを模式的に示した斜視図。
(a)樹脂成形装置を模式的に示した正面端面図。(b)下型に供給ジグに保持された離型フィルム及び樹脂材料が供給された様子を示した正面端面図。(c)離型フィルムが下型に吸着された様子を示した正面端面図。(d)樹脂成形装置から樹脂材料保持具が取り出された様子を示した正面端面図。(e)型締めされた様子を示した正面端面図。(f)型開き後に再び樹脂材料保持具がフィルム保持具に固定された様子を示した正面端面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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