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公開番号
2025019546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123202
出願日
2023-07-28
発明の名称
成形型、樹脂成形装置、および樹脂成形品の製造方法
出願人
TOWA株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B29C
33/30 20060101AFI20250131BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】簡素な手法で位置合わせ用ピンを成形型の本体部に着脱可能な成形型を得る。
【解決手段】成形型は、第1型10と、第1型10と対向して配置される第2型とを含み、第1型10は、対向面11Sを備える本体部11と、第1型10に保持された成形対象物40の位置合わせを行う位置合わせ用ピン12と、を有し、位置合わせ用ピン12は、本体部11の内部に配置された台座部13と、本体部11の対向面11Sの側から台座部13に着脱可能な先端部14と、を備え、先端部14は、成形対象物40に接触することで成形対象物40の位置合わせを行う小径部14Aを有し、小径部14Aは、台座部13の径D2よりも小さい径D1を有している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
成形型であって、
第1型と、
前記第1型と対向して配置され、前記第1型と型締めされた状態で成形対象物に樹脂成形を行う第2型と、を含み、
前記第1型は、
前記第2型に対向する対向面を備える本体部と、
前記第1型に保持された前記成形対象物の位置合わせを行う位置合わせ用ピンと、を有し、
前記位置合わせ用ピンは、
前記本体部の内部に配置された台座部と、
前記本体部の前記対向面の側から前記台座部に着脱可能な先端部と、を備え、
前記先端部は、前記成形対象物に接触することで前記成形対象物の位置合わせを行う小径部を有し、
前記小径部は、前記台座部の径よりも小さい径を有している、
成形型。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記先端部は、螺合によって前記台座部に取り付けられる、
請求項1に記載の成形型。
【請求項3】
前記第1型および前記第2型が型開きした状態で、前記小径部が、前記対向面から突出している、
請求項1または2に記載の成形型。
【請求項4】
前記小径部は、前記成形対象物の側面に接触することによって前記成形対象物の位置合わせを行う、
請求項1から3のいずれか1項に記載の成形型。
【請求項5】
前記第1型は、前記台座部における前記先端部が着脱される側とは反対の側に、弾性部材をさらに有し、
前記弾性部材は、前記台座部を前記第2型に近づく方向に力を付与している、
請求項1から4のいずれか1項に記載の成形型。
【請求項6】
前記小径部の径は、前記成形対象物のサイズに応じて設定される、
請求項1から5のいずれか1項に記載の成形型。
【請求項7】
前記先端部は、前記台座部に取り付けられる基台部を有し、
前記基台部は、前記小径部と前記台座部との間に位置し、
前記小径部は、型締め方向に対して直交する方向において、前記基台部の中心に対して偏心して設けられている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の成形型。
【請求項8】
成形対象物を樹脂成形する樹脂成形装置であって、
請求項1から7のいずれか1項に記載の成形型と、
前記成形型を型締めする型締め機構と、を備える、
樹脂成形装置。
【請求項9】
請求項1から7のいずれか1項に記載の成形型を用いて成形対象物を樹脂成形する工程を備える、樹脂成形品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、成形型、樹脂成形装置、および樹脂成形品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
樹脂成形装置においては、成形型を用いて成形対象物を樹脂成形する前に、成形型に保持された成形対象物の位置合わせが行われる。特開2002-076442号公報(特許文献1)に開示された装置においては、位置合わせ用ピン(特許文献1においては「基板パイロットピン」)が上型に設けられ、位置合わせ用ピンを用いて基板の位置合わせが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-076442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
成形対象物の位置合わせを行うための位置合わせ用ピンは、成形型の本体部に組み込んで備えられる。位置合わせ用ピンの交換が必要な場合に、位置合わせ用ピンが成形型の本体部に組み込んで備えられていると、成形型を樹脂成形装置から取り外したり、成形型を分解したりするといった作業が必要となり、位置合わせ用ピンの交換のために時間と手間がかかる。
【0005】
本明細書は、簡素な手法で位置合わせ用ピンを成形型の本体部に着脱可能な成形型、そのような成形型を備えた樹脂成形装置、および、そのような成形型を用いて成形対象物を樹脂成形する樹脂成形品の製造方法を開示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1局面において、成形型は、第1型と、前記第1型と対向して配置され、前記第1型と型締めされた状態で成形対象物に樹脂成形を行う第2型と、を含み、前記第1型は、前記第2型に対向する対向面を備える本体部と、前記第1型に保持された前記成形対象物の位置合わせを行う位置合わせ用ピンと、を有し、前記位置合わせ用ピンは、前記本体部の内部に配置された台座部と、前記本体部の前記対向面の側から前記台座部に着脱可能な先端部と、を備え、前記先端部は、前記成形対象物に接触することで前記成形対象物の位置合わせを行う小径部を有し、前記小径部は、前記台座部の径よりも小さい径を有している。
【0007】
本開示の第2局面において、樹脂成形装置は、本開示の第1局面における成形型と、前記成形型を型締めする型締め機構と、を備える。
【0008】
本開示の第3局面において、樹脂成形装置の製造方法は、本開示の第1局面における成形型を用いて成形対象物を樹脂成形する工程を備える。
【発明の効果】
【0009】
本明細書の開示によれば、簡素な手法で位置合わせ用ピンを成形型の本体部に着脱可能な成形型、そのような成形型を備えた樹脂成形装置、および、そのような成形型を用いて成形対象物を樹脂成形する樹脂成形品の製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
樹脂成形装置50を示す平面図である。
樹脂成形装置50に備えられる成形部51を示す正面図である。
成形部51における成形型30を示す断面図である。
図3中における矢印IVの方向から見た上型10を示す図である。
図3中に示される位置合わせ用ピン12およびその周辺構成を拡大して示す断面図である。
位置合わせ用ピン12を示す斜視図である。
成形型30(上型10および下型20)の型締めされた状態を示す断面図である。
位置合わせ用ピン12の先端部14の周囲に樹脂60が付着する様子を示す斜視図である。
樹脂成形装置に採用可能な変形例1の構成を示す断面図である。
樹脂成形装置に採用可能な変形例2の構成を示す図であり、図4の一部を拡大して示す図に相当している。
樹脂成形装置に採用可能な変形例2のその他の構成を示す図であり、図4の一部を拡大して示す図に相当している。
樹脂成形装置に採用可能な変形例2に基づく位置合わせ用ピン12の分解した状態を示す斜視図である。
樹脂成形装置に採用可能な変形例3に基づく位置合わせ用ピン(台座部13)の分解した状態を示す斜視図である。
樹脂成形装置に採用可能な変形例4の構成を示す図であり、図4の一部を拡大して示す図に相当している。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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