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公開番号2025018238
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121774
出願日2023-07-26
発明の名称表示装置、虚像表示装置
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H04N 13/346 20180101AFI20250130BHJP(電気通信技術)
要約【課題】外部で映像を生成してその映像を表示装置が映像入力として受信して表示する場合に対応できる、より好適な表示装置の表示技術を提供する。本発明によれば、持続可能な開発目標の「3すべての人に健康と福祉を」に貢献する。
【解決手段】虚像表示装置1は、外部から入力される映像情報を処理する映像処理部と、映像処理部が処理した映像データに基づいて映像を表示し、当該映像に対応する映像光を出力する映像表示装置とを備え、映像の表示に応じて、外部から当該映像の映像情報を伝送するための情報伝送経路を調整する。例えば、虚像表示装置1およびコントローラ100は、第1の伝送経路201が異常または不調の場合に、第2の伝送経路202に切り替えて、表示を継続する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
虚像表示装置であって、
外部から入力される映像情報を処理する映像処理部と、
前記映像処理部が処理した映像データに基づいて映像を表示し、当該映像に対応する映像光を出力する、映像表示装置と、
を備え、
前記映像の表示に応じて、前記外部から前記映像情報を伝送するための情報伝送経路を調整する、
虚像表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1記載の虚像表示装置において、
前記外部から前記映像情報を入力する際の前記情報伝送経路として2つ以上の伝送経路を有し、第1の伝送経路で前記映像情報を伝送する際に、前記第1の伝送経路の状態が異常または不調である場合に、第2の伝送経路に切り替えて、前記映像情報を伝送する、
虚像表示装置。
【請求項3】
請求項1記載の虚像表示装置において、
前記外部から前記映像情報を入力する際の前記情報伝送経路として2つ以上の伝送経路を有し、前記第1の伝送経路で前記映像情報を伝送する際に、前記第1の伝送経路の状態が異常または不調である場合に、前記第2の伝送経路を主経路とし、前記第1の伝送経路を副経路として、前記主経路と前記副経路とを併用して、前記映像情報を伝送する、
虚像表示装置。
【請求項4】
請求項1記載の虚像表示装置において、
前記外部から前記映像情報を入力する際の前記情報伝送経路として1つの伝送経路を有し、前記1つの伝送経路で前記映像情報を伝送する際に、前記1つの伝送経路の状態が不調である場合に、前記映像情報におけるデータ量を削減して伝送し、前記映像表示装置での映像表示を制限する、
虚像表示装置。
【請求項5】
請求項1記載の虚像表示装置において、
前記外部から前記映像情報を入力する際の前記情報伝送経路として1つの伝送経路を有し、前記1つの伝送経路で前記映像情報を伝送する際に、前記1つの伝送経路の状態が異常である場合に、前記映像情報の伝送を停止し、前記映像表示装置での映像表示を停止する、
虚像表示装置。
【請求項6】
虚像表示装置であって、
外部から入力される映像情報を処理する映像処理部と、
前記映像処理部が処理した映像データに基づいて映像を表示し、当該映像に対応する映像光を出力する映像表示装置と、
を備え、
前記映像の表示に応じて、前記外部から前記映像情報を伝送するための情報伝送経路を調整する、
虚像表示装置。
【請求項7】
請求項1記載の虚像表示装置において、
前記映像情報を前記映像表示装置で表示する際に、適切性を確認し、確認した結果、不適切である場合には、当該映像情報について、前記映像表示装置での映像表示を表示不可にする、
虚像表示装置。
【請求項8】
請求項7記載の虚像表示装置において、
前記表示領域に対する当該映像情報の表示率または表示量が閾値以上である場合には、前記表示不可と判定する、
虚像表示装置。
【請求項9】
請求項7記載の虚像表示装置において、
前記表示領域に対する当該映像情報の輝度が基準輝度に対して異常である場合には、前記表示不可と判定する、
虚像表示装置。
【請求項10】
請求項7記載の虚像表示装置において、
前記表示領域に対する当該映像情報に誤りがある場合、または実情と当該映像情報とに齟齬がある場合には、前記表示不可と判定する、
虚像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置、虚像表示装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、虚像表示装置内部で映像を生成して表示することが多かったが、今後、虚像表示装置外部で映像を生成し、その生成済みの映像を虚像表示装置が映像入力として受信して表示することが増えると考えられる。外部の映像生成元の例としては、車載システムのコントローラが挙げられる。
【0003】
先行技術例として、特開2010-70066号公報(特許文献1)が挙げられる。特許文献1には、投影情報を発生する表示情報発生手段を有するHUD(Head-up display:HUD)の例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-70066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
外部から供給された映像に応じては、表示装置の表示によって、ユーザが視認しにくい課題がある。表示装置を乗り物に搭載して映像を表示する例としては、外部からの映像提供の遅延、全面塗りつぶし映像、視界の多くを遮る映像、眩しすぎる映像、周囲の明るさに対し同調・埋没して必要な情報が見えにくい映像、実情に対し異なる情報や誤った情報を含んだ映像(例えば車速の間違い等)、等が挙げられ、安全運転を妨げる。
【0006】
本開示の目的は、表示装置の技術に関して、外部で映像を生成してその映像を表示装置が映像入力として受信して表示する場合に対応できる、より好適な表示装置の技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、以下の通りである。虚像表示装置は、外部から入力される映像情報を処理する映像処理部と、映像処理部が処理した映像データに基づいて映像を表示し、当該映像に対応する映像光を出力する映像表示装置と、を備え、当該映像の表示に応じて、外部から映像情報を伝送するための情報伝送経路を調整する。
【発明の効果】
【0008】
本開示のうち代表的な実施の形態によれば、表示装置の技術に関して、外部で映像を生成してその映像を表示装置が映像入力として受信して表示する場合に対応できる、より好適な表示装置の技術を提供できる。上記した以外の課題、構成および効果等については、発明を実施するための形態において示される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1の表示装置が車両に搭載される構成の第1例を示す図。
実施の形態1の表示装置が車両に搭載される構成の第2例を示す図。
実施の形態1の表示装置を含む車載システムの構成例を示す図。
実施の形態1の表示装置と、車両のコントローラとの間の情報伝送経路の構成例を示す図。
実施の形態1で、車両のコントローラの機能ブロック構成例を示す図。
実施の形態1で、表示装置の機能ブロック構成の第1例を示す図。
実施の形態1で、表示装置の機能ブロック構成の第2例を示す図。
実施の形態1で、表示装置の機能ブロック構成の第3例を示す図。
実施の形態1および実施の形態2における主な機能の概要を示す図。
実施の形態1で、1つの情報伝送経路が正常の場合を示す図。
実施の形態1で、表示装置の表示領域に何も表示しない例を示す図。
実施の形態1で、表示装置の表示領域に正常に表示された例を示す図。
実施の形態1で、1つの情報伝送経路が異常の場合を示す図。
実施の形態1で、1つの情報伝送経路が不調の場合を示す図。
実施の形態1で、2つの情報伝送経路での切り替えを示す図。
実施の形態1で、2つの情報伝送経路での併用を示す図。
実施の形態1で、1つの情報伝送経路の不調の場合の情報制限を示す図。
実施の形態1で、情報制限の時の表示領域の表示例を示す図。
実施の形態1で、情報制限の時の表示領域での制御状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、表示停止の時の表示領域での制御状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、伝送経路の切り替えの時の表示領域での制御状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、伝送経路の併用の時の表示領域での制御状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、伝送経路の切り替えの時の表示領域での制御状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、表示領域での伝送経路の状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、表示領域での伝送経路の状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、表示領域での伝送経路の状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、表示領域での伝送経路の状態の表示例を示す図。
実施の形態1で、2つの情報伝送経路での切り替えの他の例を示す図。
実施の形態1で、コントローラと装置との間での、伝送経路の状態の検知を示す図。
実施の形態1で、車載システムの処理フローの第1例を示す図。
実施の形態1で、車載システムの処理フローの第2例を示す図。
実施の形態1で、車載システムの処理フローの第3例を示す図。
実施の形態1で、複数の制御の組み合わせの適用例を示す図。
実施の形態2で、表示の適切性の確認における適切な表示の場合を示す図。
実施の形態2で、表示の適切性の確認における不適切な表示の場合を示す図。
実施の形態2で、表示装置の表示領域での不適切な表示の例を示す図。
実施の形態2で、表示の適切性の確認に基づいた表示不可/表示制限の制御時の表示領域での表示例を示す図。
実施の形態2で、表示の適切性の確認に関する車載システムの処理フローを示す図。
実施の形態2で、表示の適切性の確認に関する制御の詳細を示す図。
実施の形態2で、表示領域での表示率に関する説明図。
実施の形態2で、表示領域での表示率に関する他の説明図。
実施の形態2で、表示領域での輝度異常に関する説明図。
実施の形態2で、表示領域での情報不備に関する説明図。
実施の形態2で、表示の適切性の確認に基づいた表示不可/表示制限の制御時の表示領域での制御状態の表示例を示す図。
実施の形態2で、表示の適切性の確認に基づいた表示不可/表示制限の制御時の表示領域での制御状態の表示例の別の形態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本開示の実施の形態を詳細に説明する。図面において、同一部には原則として同一符号を付し、繰り返しの説明を省略する。図面において、構成要素の表現は、発明の理解を容易にするために、実際の位置、大きさ、形状、範囲等を表していない場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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