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公開番号
2025018183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121679
出願日
2023-07-26
発明の名称
空気清浄機
出願人
山洋電気株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
F24F
8/80 20210101AFI20250130BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】簡易な構成で、性能低下をもたらす異常を検知可能な空気清浄機を提供することを目的とする。
【解決手段】空気清浄機1は、取込口2から排出口3に空気を送るファン10と、取込口2とファン10との間に設けられる第一フィルタ11と、ファン10と排出口3との間の流路を第一室41と第一室41よりも下流の第二室42とに区切り、第一室41から第二室42への空気の流入を許容する区分け部材と、第一室41の第一静圧を測定する第一静圧センサ31と、第二室42の第二静圧を測定する第二静圧センサ32と、第一静圧センサ31と第二静圧センサ32の出力の差に基づいて、取込異常を判定する制御部を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
取込口から排出口に空気を送るファンと、
前記取込口と前記ファンとの間に設けられる第一フィルタと、前記ファンと前記排出口との間の流路を第一室と前記第一室よりも下流の第二室とに区切り、前記第一室から前記第二室への空気の流入を許容する区分け部材と、
前記第一室の第一静圧を測定する第一静圧センサと、前記第二室の第二静圧を測定する第二静圧センサと、
前記第一静圧センサと前記第二静圧センサの出力の差に基づいて、取込異常を判定する制御部を有する、空気清浄機。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ファンは第一ファンと第二ファンを有し、
前記取込口から前記ファンまでの流路が互いに独立し、並列に配置された第一流路と第二流路で構成され、
前記第一流路に前記第一ファンが設けられ、
前記第二流路に前記第二ファンが設けられ、
前記制御部は、
取込異常の判定結果に応じて、前記第一ファン及び前記第二ファンを制御する、請求項1に記載の空気清浄機。
【請求項3】
前記空気清浄機は、前記第一流路と前記第二流路の前記取込口が異なる方向に開口する、請求項2に記載の空気清浄機。
【請求項4】
前記第一フィルタは、集塵フィルタである、請求項1または2に記載の空気清浄機。
【請求項5】
前記区分け部材は、光触媒フィルタまたは活性炭フィルタを有している、請求項4に記載の空気清浄機。
【請求項6】
前記制御部は前記出力の差に基づいて前記第一ファン及び前記第二ファンのうち少なくとも一つの回転数を制御する、請求項2に記載の空気清浄機。
【請求項7】
前記空気清浄機は複数の運転モードで運転できるように構成されており、
前記空気清浄機の起動時、再起動時もしくは運転モードの変更時に実行している運転モードにおける前記出力の差の初期値を記録し、
前記運転モードの実行中に、
前記出力の差が前記初期値以上の場合、前記運転モードを続行し、
前記出力の差が、前記初期値よりも小さく、第一閾値より小さい場合、異常を通知する、請求項6に記載の空気清浄機。
【請求項8】
前記出力の差が前記初期値よりも小さく、前記第一閾値よりも大きい場合、
前記制御部は、
前記第一ファンを第一回転数で回転させ、前記第二ファンを第二回転数で回転させたときの前記出力の差を第一差分として取得し、
前記第一ファンを前記第一回転数よりも大きい第三回転数で回転させ、前記第二ファンを前記第二回転数で回転させたときの前記出力の差を第二差分として取得し、
前記第一差分と前記第二差分とに基づき、前記第一ファン及び前記第二ファンの内少なくとも一つの回転数を制御する、請求項7に記載の空気清浄機。
【請求項9】
前記制御部は、
前記第二ファンを前記第二回転数よりも大きい第四回転数で回転させ、前記第一ファンを前記第一回転数で回転させたときの前記出力の差を第三差分として取得し、
前記第一差分と前記第二差分と前記第三差分に基づき、前記第一ファン及び前記第二ファンのうち少なくとも一つの回転数を制御する、請求項8に記載の空気清浄機。
【請求項10】
前記制御部は、
前記第一差分と前記第二差分との差が所定値以内の場合、前記第一ファンの回転数を維持または減少させる、請求項8に記載の空気清浄機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気清浄機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、集塵吸着手段を有する空気清浄機を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-113522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の空気清浄機においては、フィルタの目詰まりによる性能低下は検知できたものの、取込口におけるその他の異常による性能低下については検知する術がなかった。
【0005】
そこで本開示は、フィルタの目詰まり以外の性能低下をもたらす異常を検知可能な空気清浄機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る空気清浄機は、
取込口から排出口に空気を送るファンと、
前記取込口と前記ファンとの間に設けられる第一フィルタと、前記ファンと前記排出口との間の流路を第一室と前記第一室よりも下流の第二室とに区切り、前記第一室から前記第二室への空気の流入を許容する区分け部材と、
前記第一室の第一静圧を測定する第一静圧センサと、前記第二室の第二静圧を測定する第二静圧センサと、
前記第一静圧センサと前記第二静圧センサの出力の差に基づいて、取込異常を判定する制御部を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記によれば、フィルタの目詰まり以外の性能低下をもたらす異常を検知可能な空気清浄機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態に係る空気清浄機の一例を示す斜視図である。
図2は、図1における空気清浄機のII-II線断面矢視図である。
図3は、本開示に係る空気清浄機の制御フローについて示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る空気清浄機1の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る空気清浄機1の一例を示す斜視図である。本開示の実施形態に係る空気清浄機1は図1に示すように、筐体100と、取込口2と、排出口3と、が設けられている。取込口2は、空気清浄機1の周辺の空気を取込可能な開口である。排出口3は、空気清浄機1内の空気を外部に排出可能な開口である。図示の例では、排出口3は筐体100の上面に設けられ、取込口2は筐体の側面に設けられている。
本開示の空気清浄機1は取込口2から空気を取込み、空気清浄機1の内部にて空気中の塵やほこりを吸着し、清浄な空気を排出口から排出可能なように構成されている。本開示において、第一フィルタ11は空気中の塵やほこりを吸着する集塵フィルタである。
(【0011】以降は省略されています)
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