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公開番号
2025018164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121646
出願日
2023-07-26
発明の名称
提案方法及び提案装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250130BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】車内の表示装置が表示する映像と車外風景とを同時に含んだ視覚情報が、乗員の車酔いに与える影響を低減する。
【解決手段】コントローラ18は、車両1の外部を撮影する第1カメラから車外映像を取得する処理と、車両1の車内の表示装置に表示される映像である表示映像を取得する処理と、取得した車外映像と表示映像とに基づいて、乗員2が見る表示映像が動く方向3fが、乗員から見た車外風景5が流れる方向5fに近づくように、座席又は乗員の頭部の少なくとも一方を回転させることを乗員に促す案内を提示する処理と、を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の外部を撮影する第1カメラから車外映像を取得する処理と、
前記車両の車内の表示装置に表示される映像である表示映像を取得する処理と、
取得した前記車外映像と前記表示映像とに基づいて、乗員が見る前記表示映像が動く方向が、前記乗員から見た車外風景が流れる方向に近づくように、座席又は前記乗員の頭部の少なくとも一方を回転させることを前記乗員に促す案内を提示する処理と、
をコントローラに実行させることを特徴とする提案方法。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記車両の車内を撮影する第2カメラから車内映像を取得し、
前記車内映像から前記乗員の頭部の運動に関する情報である頭部運動情報を検出し、
前記乗員の視覚におけるオプティカルフローを算出し、
前記頭部運動情報と前記オプティカルフローとに基づいて、前記乗員の車酔いの程度を推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の提案方法。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記通信装置と携帯端末装置との間の通信状況、及び前記車内映像に基づいて前記乗員の行動を推定し、
前記車外映像、前記携帯端末装置の前記表示装置に表示される前記表示映像である携帯端末映像、又はオプティカルフローを含まない映像のうち、前記乗員の行動の推定結果に応じて選択されたいずれかの映像から、前記オプティカルフローを算出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の提案方法。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記通信装置と前記携帯端末装置との間の通信状況、及び前記車内映像に基づいて前記乗員の行動を推定し、
前記乗員の行動と前記車酔いの程度とに基づいて、座席又は頭部の少なくとも一方を回転させることを促す案内を提示するか、現在の前記乗員の作業を中断することを促す案内を提示するか、休憩することを促す案内を提示するかを選択する、
ことを特徴とする請求項2に記載の提案方法。
【請求項5】
車両の外部を撮影する第1カメラと、
前記第1カメラから車外映像を取得する処理と、前記車両の車内の表示装置に表示される映像である表示映像を取得する処理と、取得した前記車外映像と前記表示映像とに基づいて、乗員が見る前記表示映像が動く方向が、前記乗員から見た車外風景が流れる方向に近づくように、座席又は前記乗員の頭部の少なくとも一方を回転させることを前記乗員に促す案内を提示する処理と、を実行するコントローラと、
を備えることを特徴とする提案装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の乗員に車酔いを低減する行動を提案する提案方法及び提案装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の映像表示装置は、乗員が視聴するテレビ等の映像に、車両挙動に応じた背景映像を合成して表示することにより、視覚情報と乗り物の動きによる前庭情報と体性感覚情報とを一致させることで乗員の車酔いを軽減させる。
なお、非特許文献1には視覚および前庭情報に基づいて乗員の車酔いの発生を推定する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-149154号公報
【非特許文献】
【0004】
和田 隆広ら著,"A Computational Model of Motion Sickness Conside-ring Visual and Vestibular Information", 2020 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics、 pp. 1758-1763
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の映像表示装置は、車両挙動に応じた映像を表示装置から提示することによって乗員の車酔いを低減する。このため、乗員の視界のうち表示装置が占める範囲の外側で発生するオプティカルフローによる車酔いを低減することはできない。
本発明は、車内の表示装置が表示する映像と車外風景とを同時に含んだ視覚情報が、乗員の車酔いに与える影響を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様による提案方法では、車両の外部を撮影する第1カメラから車外映像を取得する処理と、車両の車内の表示装置に表示される映像である表示映像を取得する処理と、取得した車外映像と表示映像とに基づいて、乗員が見る表示映像が動く方向が、乗員から見た車外風景が流れる方向に近づくように、座席又は乗員の頭部の少なくとも一方を回転させることを乗員に促す案内を提示する処理と、をコントローラに実行させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車内の表示装置が表示する映像と車外風景とを同時に含んだ視覚情報が、乗員の車酔いに与える影響を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の車酔い低減提案装置の一例の概略構成図である。
(a)及び(b)は実施形態の車酔い低減提案方法を説明する模式図である。
実施形態の車酔い低減提案方法の一例のフローチャート(その1)である。
乗員の頭部の傾斜角の一例の模式図である。
実施形態の車酔い低減提案方法の一例のフローチャート(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0010】
(構成)
図1は、実施形態の車酔い低減提案装置の一例の概略構成図である。車酔い低減提案装置10は、車両1に設けられて、車両1の乗員2の車酔いを軽減するための行動を乗員に促す情報を提示する。
車酔い低減提案装置10は、車内カメラ11と、車外カメラ12と、通信装置13と、ヒューマンマシンインタフェース(HMI)14と、コントローラ18とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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