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公開番号
2025018096
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121522
出願日
2023-07-26
発明の名称
模擬動物器官及び模擬動物器官の製造方法
出願人
国立大学法人東海国立大学機構
,
株式会社 タナック
代理人
個人
,
個人
主分類
G09B
23/30 20060101AFI20250130BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】動物器官に近似した模擬動物器官及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の模擬動物器官は、マンナン、豆粉末、及び水を含むゲル化物の成形品よりなり、該成形品の表面に変質層を有することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
マンナン、豆粉末、及び水を含むゲル化物の成形品よりなり、該成形品の表面に変質層を有する模擬動物器官。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記豆粉末は、可食部にタンパク質を19質量%以上含む豆類から選ばれる少なくとも一種の粉末である請求項1に記載の模擬動物器官。
【請求項3】
前記豆粉末は、脱脂処理されている請求項1に記載の模擬動物器官。
【請求項4】
前記模擬動物器官は、電気メスを用いた練習用途として用いられる請求項1に記載の模擬動物器官。
【請求項5】
マンナン、豆粉末、及び水を含む混合物を膨潤させる工程、脱アセチル化した後、成形して成形品を得る工程、前記成形品の表面を変質処理する工程を含む模擬動物器官の製造方法。
【請求項6】
前記成形品の表面を変質処理する工程は、80~110℃で10~120分加熱処理する工程を含む請求項5に記載の模擬動物器官の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、動物器官に近似した模擬動物器官及び模擬動物器官の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、医学部、医療機関等における手術の訓練、医療機器の評価のために、豚等の動物器官が多用されてきた。しかしながら、動物愛護、管理等の観点から模擬臓器等の代替物の開発が強く望まれていた。その一方、例えばゴム等の化学合成品を主成分とする模擬動物器官は、水を含んでいないため、がん等の切除手術領域で多用されるとともに、水を爆発させながら切開する電気メスを適用することができないという問題あった。
【0003】
従来より、特許文献1に開示される模擬動物器官が知られている。特許文献1は、マンナンを主成分とする原材料と水を混ぜて糊化し、成形して成形体を得る成形工程と、前記成形体を成形体の少なくとも外表面を凍結させる低温工程と、を有することを特徴とする模擬動物器官の製造方法について開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6856927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の模擬動物器官は、実際の動物器官に近似させる点で改良の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、マンナン、豆粉末、及び水を含むゲル化物の成形品よりなり、該成形品の表面に変質層を有する模擬動物器官が、実際の動物器官に近似できることを新たに見出した。
【0007】
上記課題を解決する各態様を記載する。
態様1の模擬動物器官は、マンナン、豆粉末、及び水を含むゲル化物の成形品よりなり、該成形品の表面に変質層を有することを特徴とする。
【0008】
態様2は、態様1に記載の模擬動物器官において、前記豆粉末は、可食部にタンパク質を19質量%以上含む豆類から選ばれる少なくとも一種の粉末である。
態様3は、態様1又は2に記載の模擬動物器官において、前記豆粉末は、脱脂処理されている。
【0009】
態様4は、態様1~3のいずれか一態様に記載の模擬動物器官において、前記模擬動物器官は、電気メスを用いた練習用途として用いられる。
態様5の模擬動物器官の製造方法は、マンナン、豆粉末、及び水を含む混合物を膨潤させる工程、脱アセチル化した後、成形して成形品を得る工程、前記成形品の表面を変質処理する工程を含むことを特徴とする。
【0010】
態様6は、態様5に記載の模擬動物器官の製造方法において、前記成形品の表面を変質処理する工程は、80~110℃で10~120分加熱処理する工程を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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