TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025017847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121143
出願日
2023-07-25
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250130BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 印刷コストを増加させることなく、印刷パターンの検知が困難な記録材のための濃度ムラ補正を行うための処理を提供することを目的とする。
【解決手段】 画像処理装置は、インクを吐出する記録素子を用いて記録媒体上に形成された画像を読み取って得られる画像データを取得し、画像データが表す画像の濃度を反転させて得られる反転画像に基づいて、記録素子の濃度特性を表すデータを生成する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出する記録素子を用いて記録媒体上に形成された画像を読み取って得られる画像データを取得する取得手段と、
前記画像データが表す画像の濃度を反転させて得られる反転画像に基づいて、前記記録素子の濃度特性を表すデータを生成する生成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記記録媒体上で前記インクが記録された領域と、前記インクが記録されていない領域とでコントラストが小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記インクは、無彩色のインクであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記インクは、白インク又は、反応液又は、クリアインクであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記生成手段は、前記濃度特性を表すデータに基づいて、濃度ムラを低減させる補正を行うための補正テーブルを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記記録媒体上に形成された画像は、濃度がそれぞれ異なる諧調領域と、前記記録素子の位置を特定するためのマーク領域とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記画像データが表す画像において前記インクが記録された領域と、前記インクが記録されていない領域との画素値の差分を算出する算出手段と、
前記生成手段は、前記算出された差分と、前記画像データのビット数に応じた画素値が取り得る最大値と、の差分を算出することにより、前記画像の濃度を反転させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記反転画像において前記記録素子の位置を特定するためのマーク領域を検知する検知手段をさらに有し、
前記生成手段は、前記検知されたマーク領域に基づいて、前記濃度特性を表すデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記反転画像の画素値に、前記マーク領域を検知しやすくするための係数を乗算する補正手段を更に有することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
コンピュータを請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録における画像品質を向上するための技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録においては、記録ヘッドの取り付け位置や、複数の記録ヘッド間における相対的な取り付け位置に誤差が生じることがある。この誤差は、記録媒体上でのインク着弾位置にずれを生じさせ、記録品位の低下要因となる。また、記録ヘッドは、製造上の誤差や経過日数による劣化などによって複数のノズル間で吐出量等の吐出特性にばらつきを含むことがある。このばらつきにより濃度むらが生じ、これも記録品位の低下要因となる。
【0003】
これらの記録品位の低下を抑制するために、特殊な印刷パターンを利用する技術が知られている。例えば、特許文献1ではヘッドシェーディングと称される手法が開示されている。スキャナ等の読取装置を用いて印刷パターンを読み取り、各吐出口による記録濃度のムラに応じて各吐出口に対応する画像データが示す濃度を変更する。特許文献2は、検知が困難な白インク用の補正テーブルを算出するために、紙面に白インクで吐出したパターンと、白インクの上にカラーインクを重ねて吐出したパターンとを連続で印刷して検知する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-310535号公報
特開2022-185430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、印刷紙と色のコントラストが小さい白インクや透明な反応液等の記録材については、読取装置を用いたパターン検知が困難である。また特許文献2では、印刷パターンが増えることにより、用紙やインク消費量、装置の利用時間等の印刷コストが増加してしまう。
【0006】
そこで本発明は、印刷コストを増加させることなく、印刷パターンの検知が困難な記録材のための濃度ムラ補正を行うための処理を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、インクを吐出する記録素子を用いて形成された画像を読み取って得られる画像データを取得する取得手段と、前記画像データが表す画像の濃度を反転させて得られる反転画像に基づいて、前記記録素子の濃度特性を表すデータを生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、印刷コストを増加させることなく、印刷パターンの検知が困難な記録材のための濃度ムラ補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成システムの装置構成を示す図
画像形成システムの機能構成を示すブロック図
画像を印刷する様子を示す図
単色の印刷パターンの例を示す図
複数色の印刷パターンの例を示す図
印刷パターンの形成及び読み取りの様子を示す図
画像処理装置が実行する処理を示すフローチャート
濃度ムラ補正テーブルの生成処理を示すフローチャート
読取画像の例を示す図
反転画像の例を示す図
濃度ムラ補正テーブルの例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、各実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本発明を必ずしも限定するものではない。また、各実施形態において説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
記録装置
26日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
電子機器
4日前
キヤノン株式会社
操作装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
電子機器
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
18日前
キヤノン株式会社
表示装置
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
4日前
キヤノン株式会社
記録装置
26日前
キヤノン株式会社
制御装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
26日前
キヤノン株式会社
撮像装置
26日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
定着装置
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
光学機器
11日前
キヤノン株式会社
電子機器
22日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
25日前
キヤノン株式会社
表示装置
5日前
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
キヤノン株式会社
制御装置
25日前
キヤノン株式会社
撮像装置
12日前
キヤノン株式会社
定着装置
5日前
キヤノン株式会社
表示装置
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
18日前
キヤノン株式会社
トナー容器
25日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
25日前
続きを見る
他の特許を見る