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公開番号
2025017393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120373
出願日
2023-07-25
発明の名称
縦軸回転扉およびその取り付け方法
出願人
三和鋼業株式会社
代理人
個人
主分類
E05D
15/02 20060101AFI20250130BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】建物の開口部に設置される大型の縦軸回転扉およびその取り付け方法を提供する。
【解決手段】この縦軸回転扉1は、扉本体10を、開口部2の下側に固定する下部軸受17を取り付ける下部枠12と、開口部2の上側に固定する上部軸受16を取り付ける上部枠11と、下部枠12と上部枠11の左右両端同士をそれぞれ連結する左右縦枠13,14と、下部枠12の中央と上部枠11の中央を連結する中柱15とで構成するとともに、上部軸受16と上部枠11とは、取り外し可能な上部回転防止ファスナー164を介して取り付けるようになっており、扉本体10の開口部2への取り付け後に、上部回転防止ファスナー164を撤去するようになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部に取り付けられる縦軸回転扉であって、
扉本体を、前記開口部の下側に固定する下部軸受を取り付ける下部枠と、前記開口部の上側に固定する上部軸受を取り付ける上部枠と、前記下部枠と前記上部枠の左右両端同士をそれぞれ連結する縦枠とで構成するとともに、前記上部軸受と前記上部枠とは、取り外し可能な上部回転防止ファスナーを介して取り付けることを特徴とする縦軸回転扉。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記扉本体は、前記下部枠の中央と前記上部枠の中央とを連結する中柱をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の縦軸回転扉。
【請求項3】
前記下部枠と前記上部枠とは、平面視で前記中柱を中心として左右に開くV字状に形成することを特徴とする請求項2記載の縦軸回転扉。
【請求項4】
前記扉本体を縦軸回転させるアクチュエータを備えることを特徴とする請求項1または2記載の縦軸回転扉。
【請求項5】
前記扉本体の各枠内に、ガラス板を嵌め込むことを特徴とする請求項1または2記載の縦軸回転扉。
【請求項6】
建物の開口部への縦軸回転扉の取り付け方法であって、
下部軸受を前記開口部の下側に固定するとともに、該下部軸受を下部枠に取り付ける第一の行程と、
上部軸受を前記開口部の上側に固定するとともに、該上部軸受を上部回転防止ファスナー付の上部枠に取り付ける第二の工程と、
前記下部枠と前記上部枠の左右両端同士をそれぞれ縦枠で連結する第三の工程と、
前記上部軸受と前記上部枠から前記上部回転防止ファスナーを撤去する第四の工程と、
を有することを特徴とする縦軸回転扉の取り付け方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される大型の縦軸回転扉およびその取り付け方法に関するものである。ここにいう縦軸回転扉とは、例えば縦軸回りに回動可能な枠体内にガラス板を嵌め込んだものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、大型の縦軸回転扉は工場で生産されたものがそのまま現場に搬送され、現場の建物の開口部に取り付けられていた。その場合、開口部の天井面までに十分な懐(空間)があって、その懐内まで一旦縦軸回転扉を持ち上げて、下方の軸受を開口部の床面に形成された凹部に嵌め込んだのち、縦軸回転扉を所定高さにまで降ろすことにより、上方の軸受を支持するようにしていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、建物の開口部の上方に十分な懐がない場合には、上記の工法では縦軸回転扉の扉本体を若干傾けて取り付けることになる。その場合、扉本体の取り付け中に予期せぬ回転を起こすおそれがあったため、扉本体の設置が容易ではなかった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みたものであり、その目的とするところは、建物の開口部の上方に十分な懐がない場合でも容易に設置できる縦軸回転扉およびその取り付け方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明(第一の発明)は、建物の開口部に取り付けられる縦軸回転扉であって、扉本体を、前記開口部の下側に固定する下部軸受を取り付ける下部枠と、前記開口部の上側に固定する上部軸受を取り付ける上部枠と、前記下部枠と前記上部枠の左右両端同士をそれぞれ連結する縦枠とで構成するとともに、前記上部軸受と前記上部枠とは、取り外し可能な上部回転防止ファスナーを介して取り付けることを特徴とするものである。
【0006】
第一の発明によれば、扉本体を、前記開口部の下側に固定する下部軸受を取り付ける下部枠と、前記開口部の上側に固定する上部軸受を取り付ける上部枠と、前記下部枠と前記上部枠の左右両端同士をそれぞれ連結する縦枠とで構成するとともに、前記上部軸受と前記上部枠とは、取り外し可能な上部回転防止ファスナーを介して取り付けるので、扉本体の取り付け中に予期せぬ回転を起こすことがなく取り付けが容易にできる。ここで、下部にファスナーを設けない理由は、下部の場合は楔などほかの補助材で固定する方法が考えられるからである。上部は固定するスペースや補助材自体も宙に浮いてしまうためファスナーで固定することとした。その結果、建物の開口部の上方に十分な懐がない場合でも、扉本体を容易に設置できるようになった。
【0007】
請求項2記載の発明のように、前記扉本体は、前記下部枠の中央と前記上部枠の中央とを連結する中柱をさらに備えることが好ましい。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、前記扉本体は、前記下部枠の中央と前記上部枠の中央とを連結する中柱をさらに備えるので、扉本体の強度を確保しやすい。
【0009】
請求項3記載の発明のように、前記下部枠と前記上部枠とは、平面視で前記中柱を中心として左右に開くV字状に形成することが好ましい。
【0010】
請求項3記載の発明によれば、前記下部枠と前記上部枠とは、平面視で前記中柱を中心として左右に開くV字状に形成するので、建物の隅に開口部がある場合であっても、扉本体をその開口部の形状に沿ったものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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