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公開番号2025016931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119746
出願日2023-07-24
発明の名称X線発生器及びこれを備えたX線検査装置
出願人アンリツ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類H05G 1/02 20060101AFI20250129BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】小型化及び軽量化を図ることができるX線発生器及びこれを備えたX線検査装置を提供すること。
【解決手段】X線を発生するX線管22と、X線管22に高い管電圧を印加する高圧回路基板23と、絶縁油が充填されるとともにX線管22及び高圧回路基板23が収容された筐体20とを備え、筐体20内には、X線を遮蔽する遮蔽材からなる遮蔽カバー21が設けられ、X線管22が遮蔽カバー21内に配置され、高圧回路基板23が遮蔽カバー21の外底面21eに取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
X線を発生するX線管(22)と、
前記X線管に高電圧を印加する高圧回路基板(23)と、
絶縁油が充填されるとともに前記X線管及び前記高圧回路基板が収容された筐体(20)と、を備え、
前記筐体内には、前記X線を遮蔽する遮蔽材からなる遮蔽カバー(21)が設けられ、
前記X線管が前記遮蔽カバー内に配置され、
前記高圧回路基板が前記遮蔽カバーの外側に取り付けられているX線発生器。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記高圧回路基板は、絶縁性の脚部材(13)を介して前記遮蔽カバーに取り付けられるとともに、前記脚部材によって前記遮蔽カバーから所定距離、離隔した位置で保持される請求項1に記載のX線発生器。
【請求項3】
前記筐体は、一側面が開口するとともに、前記一側面の開口を閉塞する蓋体(24)を有し、
前記蓋体には、前記X線管で発生したX線が通るX線窓部(24a)が形成されており、
前記遮蔽カバー及び前記X線管が前記蓋体に取り付けられている請求項1又は請求項2に記載のX線発生器。
【請求項4】
前記高圧回路基板は、前記蓋体側と反対側の前記遮蔽カバーの外面(21e)に取り付けられている請求項3に記載のX線発生器。
【請求項5】
前記高圧回路基板は、前記蓋体と交差する方向に延在する前記遮蔽カバーの外周面(21c)に取り付けられている請求項3に記載のX線発生器。
【請求項6】
前記高圧回路基板と前記遮蔽カバーとの間に絶縁性の板状部材(15)が配置され、
前記高圧回路基板は、前記板状部材を介して前記遮蔽カバーに取り付けられている請求項1又は請求項2に記載のX線発生器。
【請求項7】
前記高圧回路基板と前記遮蔽カバーとの間に絶縁性の板状部材(15)が配置され、
前記高圧回路基板は、前記板状部材を介して前記遮蔽カバーに取り付けられている請求項3に記載のX線発生器。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載のX線発生器(2)と、
前記X線を検出するX線検出器(3)と、を備えたX線検査装置。
【請求項9】
請求項3に記載のX線発生器(2)と、
前記X線を検出するX線検出器(3)と、を備えたX線検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、X線発生器及びこれを備えたX線検査装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、X線を発生するX線管と、そのX線管に高電圧を印加しフィラメントを加熱する高圧回路基板と、X線管と高圧回路基板を絶縁油に封入した管容器と、を備え、管容器の内側にX線の漏洩を防ぐための鉛板が内張りされたX線発生装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-25792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のX線発生装置にあっては、互いに大きさの異なるX線管と高圧回路基板とが同一の管容器内に収容されているので管容器内に余分なスペースが存在するため、X線発生装置自体が大型化してしまう。
【0005】
また、X線を遮蔽するために重量の重い鉛板が管容器の内側前面に内張りされているため、X線発生装置自体の重量が重くなってしまう。
【0006】
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、小型化及び軽量化を図ることができるX線発生器及びこれを備えたX線検査装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るX線発生器は、X線を発生するX線管と、前記X線管に高電圧を印加する高圧回路基板と、絶縁油が充填されるとともに前記X線管及び前記高圧回路基板が収容された筐体と、を備え、前記筐体内には、前記X線を遮蔽する遮蔽材からなる遮蔽カバーが設けられ、前記X線管が前記遮蔽カバー内に配置され、前記高圧回路基板が前記遮蔽カバーの外側に取り付けられている構成を有する。
【0008】
この構成により、本発明に係るX線発生器は、X線を遮蔽する遮蔽材からなる遮蔽カバーが筐体内に設けられ、遮蔽カバー内にX線管が配置され、かつ高圧回路基板が遮蔽カバーの外側に取り付けられているので、筐体内に高圧回路基板を効率よく配置することができる。また、遮蔽カバーでX線管周辺を遮蔽することにより、筐体内面での遮蔽材の重量も軽くすることができる。これにより、X線発生器の小型化及び軽量化を図ることができる。
【0009】
さらに、本発明に係るX線発生器は、高圧回路基板が遮蔽カバーの外側に設けられているので、X線管で発生したX線に高圧回路基板が常時曝されることがなく、X線によって高圧回路基板が劣化してしまうことを防止することができる。
【0010】
本発明に係るX線発生器において、前記高圧回路基板は、絶縁性の脚部材を介して前記遮蔽カバーに取り付けられるとともに、前記脚部材によって前記遮蔽カバーから所定距離、離隔した位置で保持されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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