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公開番号2025016917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119728
出願日2023-07-24
発明の名称遊星歯車減速機構
出願人株式会社ミツバ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類F16H 1/28 20060101AFI20250129BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】駆動対象物を精度良く駆動することが可能な遊星歯車減速機構を提供する。
【解決手段】キャリア60には、プラネタリギヤ50を回転自在に支持する支持軸52が固定される第1,第2支持軸固定孔64a,64bが設けられ、軸継手70は、第2支持軸固定孔64bに固定された固定ピン73によりキャリア60に固定されている。これにより、軸継手70を、高い加工精度で形成されたキャリア60に精度良く固定することが可能となる。したがって、駆動対象物であるロボットの駆動機構等を精度良く駆動することが可能な遊星歯車減速機構10を、実現することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の歯車を有する遊星歯車減速機構であって、
駆動源に動力伝達可能に接続される入力側回転体と、
前記入力側回転体に設けられる太陽歯車と、
前記太陽歯車の径方向外側に配置される内歯車と、
前記太陽歯車と前記内歯車との間に配置される遊星歯車と、
前記遊星歯車を回転自在に支持する遊星キャリアと、
前記遊星キャリアに固定され、駆動対象物を駆動する出力側回転体と、
を備え、
前記遊星キャリアには、前記遊星歯車を回転自在に支持する支持軸が固定される支持軸固定孔が設けられ、
前記出力側回転体は、前記支持軸固定孔に固定された固定部材により前記遊星キャリアに固定されている、
遊星歯車減速機構。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
少なくとも3つの前記遊星歯車が、前記太陽歯車の周方向に等間隔で設けられ、
前記出力側回転体は、少なくとも3つの前記固定部材により前記遊星キャリアに固定されている、
請求項1に記載の遊星歯車減速機構。
【請求項3】
請求項1に記載の遊星歯車減速機構において、
前記固定部材は、
前記出力側回転体に設けられる固定部材固定孔と、前記遊星キャリアに設けられる前記支持軸固定孔との双方に圧入されている、
遊星歯車減速機構。
【請求項4】
前記太陽歯車は、前記入力側回転体の軸方向に螺旋状に連なった1つの歯のみを有している、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の遊星歯車減速機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の歯車を有する遊星歯車減速機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、太陽歯車,遊星歯車,キャリアおよび内歯車からなる遊星歯車機構を、軸方向に二段重ねて配置した遊星歯車減速機が記載されている。これにより、入力側であるモータ軸の回転速度が減速されて、高トルク化された回転力が出力側である出力軸から出力される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-172411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1に記載された技術では、キャリアの回転中心に出力軸が一体に設けられているが、当該出力軸と駆動対象物とを動力伝達可能に接続するためには、出力軸と駆動対象物との間に軸継手(カップリング)が必要となる。そして、軸継手の出力軸に対する取り付け精度が低いと、軸継手と出力軸との間にガタが生じ、駆動対象物を精度良く駆動することができなくなるといった問題があった。
【0005】
本発明の目的は、駆動対象物を精度良く駆動することが可能な遊星歯車減速機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様では、複数の歯車を有する遊星歯車減速機構であって、駆動源に動力伝達可能に接続される入力側回転体と、前記入力側回転体に設けられる太陽歯車と、前記太陽歯車の径方向外側に配置される内歯車と、前記太陽歯車と前記内歯車との間に配置される遊星歯車と、前記遊星歯車を回転自在に支持する遊星キャリアと、前記遊星キャリアに固定され、駆動対象物を駆動する出力側回転体と、を備え、前記遊星キャリアには、前記遊星歯車を回転自在に支持する支持軸が固定される支持軸固定孔が設けられ、前記出力側回転体は、前記支持軸固定孔に固定された固定部材により前記遊星キャリアに固定されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、駆動対象物を精度良く駆動することが可能な遊星歯車減速機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遊星歯車減速機構を出力側から見た斜視図である。
遊星歯車減速機構を入力側から見た斜視図である。
図1の遊星歯車減速機構の内部構造を示す断面図である。
ピニオンギヤを単体で示す斜視図である。
インターナルギヤを単体で示す斜視図である。
3つのヘリカルギヤを示す斜視図である。
キャリアを単体で示す斜視図である。
キャリアアッシの組み立て手順を示す斜視図である。
キャリアアッシに対するインターナルギヤの組み付け手順を示す斜視図である。
ハウジング本体およびリング部材の組み付け手順を示す斜視図である。
ピニオンギヤおよびガタ調整部材の組み付け手順を示す斜視図である。
キャリアに対する軸継手の組み付け手順を示す斜視図である。
実施の形態2の遊星歯車減速機構を示す図3に対応した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について、図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
図1は遊星歯車減速機構を出力側から見た斜視図を、図2は遊星歯車減速機構を入力側から見た斜視図を、図3は図1の遊星歯車減速機構の内部構造を示す断面図を、図4はピニオンギヤを単体で示す斜視図を、図5はインターナルギヤを単体で示す斜視図を、図6は3つのヘリカルギヤを示す斜視図を、図7はキャリアを単体で示す斜視図をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

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