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公開番号
2025016888
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119671
出願日
2023-07-24
発明の名称
電磁調理器の操作部用カバー
出願人
東洋アルミエコープロダクツ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
6/12 20060101AFI20250129BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】電磁調理器の操作部の操作性や視認性に影響を与えることなく、その汚れを防止すること。
【解決手段】操作部に被せる操作部用カバー10として、天板11と、前板12と、左右の側板13と、フランジ14と、を有し、後面は開口するものである。操作部用カバー10は、透明または半透明であって、操作部を覆った状態で、その操作ボタンおよびディスプレイを視認可能である。また、弾性を有して、操作部を覆った状態で、その操作ボタンを天板11ごと押すことが可能である。操作部に向けて飛散した煮汁等は、操作部用カバー10に付着するため、操作部が汚れることが防止される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁調理器のトッププレートの誘導加熱部よりも手前側に位置する、操作ボタンと、ディスプレイを含む電磁調理器の操作部を覆うことが可能な形状となっており、
壁部が透明または半透明であり、前記操作部を覆った状態で、前記操作ボタンおよび前記ディスプレイを視認可能となっており、
前記壁部が弾性を有して、前記操作部を覆った状態で、前記操作ボタンを前記壁部を介して操作可能な、電磁調理器の操作部用カバー。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記壁部は、
天板と、
前記天板の前縁から垂下する前板と、
前記天板の左右縁からそれぞれ垂下する左右の側板と、
前記前板から前記側板の下縁にかけて張り出すフランジと、を有し、
後面は開口する、請求項1に記載の電磁調理器の操作部用カバー。
【請求項3】
前記天板の裏面に、
前記操作部を覆った状態で、
前記操作部に当接可能なリブが形成されている、請求項1または2に記載の電磁調理器の操作部用カバー。
【請求項4】
前記リブは、複数が前記天板の短手方向に沿って並列し、かつそれぞれが前記天板の長手方向に沿って延びている請求項3に記載の電磁調理器の操作部用カバー。
【請求項5】
前記天板、前板、側板およびフランジは、その表裏面に、つや面と、つや消し面とを有している請求項2に記載の電磁調理器の操作部用カバー。
【請求項6】
前記天板の表面は、その中央部がつや面に、その外縁部がつや消し面になっている、請求項5に記載の電磁調理器の操作部用カバー。
【請求項7】
前記天板の裏面は、その中央部がつや消し面に、その外縁部が前記中央部のつや消し面から天板の左右縁にかけて延びるつや消し通路と、その余のつや面とになっている、請求項5または6に記載の電磁調理器の操作部用カバー。
【請求項8】
操作部用カバーの全体がシリコーン樹脂製である、請求項1または2に記載の電磁調理器の操作部用カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁調理器の操作部を覆い、操作部が汚れるのを防ぐカバーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
誘導加熱方式により、鍋やフライパンなどの底部を発熱させ、調理をおこなう電磁調理器(IH調理器)が普及している。
調理の際には、鍋などから煮汁等が電磁調理器のトッププレートに飛散して付着することがあるため、特許文献1のように、トッププレートの誘導加熱部(鍋載置部)を含む領域に、マットを設置することがおこなわれている。
【0003】
このマット上に鍋などをおいて調理をおこなう場合、煮汁等が吹きこぼれたり近くに飛散したりしても、マットが受け止めるため、電磁調理器のトッププレートが汚れることが一定程度防止されている。
この種のマットは、誘導加熱部を覆う関係上、耐熱性の極めて高い素材から形成されており、このような素材は、通常不透明となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-140887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、トッププレートの誘導加熱部よりも手前側には、電磁調理器の操作部、すなわち操作ボタンと操作結果等が表示されるディスプレイなどが集積された部分が存在するところ、煮汁の飛散距離が大きい場合等には、この操作部に付着し汚れてしまう。
一方、上記したようなマットは不透明であるため、このようなマットで操作部を覆ってしまうと、汚れは防止できても、操作ボタンやディスプレイを視認することができず、用をなさない。
もちろん、マットが硬質のものである場合には、マットで操作部を覆った状態で、操作ボタンを操作すること等もできない。
【0006】
そこで本発明の解決すべき課題は、電磁調理器の操作部の操作性や視認性に影響を与えることなく、その汚れを防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するため、本発明者らは、電磁調理器の操作部用カバーとして、操作ボタンと、ディスプレイを含む電磁調理器の操作部を覆うことが可能な形状となっており、壁部が透明または半透明であり、操作部を覆った状態で、操作ボタンおよびディスプレイを視認可能となっており、壁部が弾性を有して、操作部を覆った状態で、操作ボタンを壁部を介して操作可能な構成としたのである。
【0008】
このように構成すると、操作部は操作部用カバーにより覆われているため、煮汁が大きく飛散等しても、これが操作部に付着することが防止され、操作部が汚れることはない。
操作部用カバーは、透明または半透明であるため、操作部を覆った状態でも、操作ボタン等が透けて見えるため、操作ボタンの位置の確認や、ディスプレイの表示内容の確認に支障が生じない。
操作部用カバーは、弾性を有しているため、これごと操作ボタンを押すなどして操作することができ、ボタン操作に支障が生じない。
【0009】
発明にかかる操作部用カバーにおいて、その壁部は、天板と、天板の前縁から垂下する前板と、天板の左右縁からそれぞれ垂下する左右の側板と、前板から側板の下縁にかけて張り出すフランジと、を有し、後面は開口する構成を採用することが好ましい。
【0010】
このように構成すると、天板が操作部に近接または当接し、電磁調理器のトッププレートの外縁であって、キッチンのトッププレートとの境界に形成される段差を、前板および側板が跨ぎ、フランジがキッチンのトッププレートに当接することで、操作部用カバーを、操作部をほぼ隙間なく覆った状態に設置することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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