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公開番号2025016763
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024195551,2023548619
出願日2024-11-08,2022-02-22
発明の名称通信機器の作動方法及び通信機器
出願人維沃移動通信有限公司,VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
代理人弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類H04W 52/02 20090101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信機器の消費電力を低減することができる通信機器の作動方法、装置及び通信機器を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、第一の通信機器によって実行する通信機器の作動方法は、処理モジュールが、第二の通信機器のスリープ状態変換命令を受信することと、第一の通信機器が予め設定されるスリープ状態変換条件を満たすと判断することと、のうちの少なくとも一つを満たす場合、非スリープ状態からスリープ状態に変換し、スリープ状態で第一の通信機器がウェイクアップ信号を少なくとも検出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一の通信機器によって実行される通信機器の作動方法であって、
第二の通信機器のスリープ状態変換命令を受信することと、
第一の通信機器が予め設定されるスリープ状態変換条件を満たすと判断することとのうちの少なくとも一つを満たす場合、非スリープ状態からスリープ状態に変換することを含む、通信機器の作動方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記スリープ状態で、前記第一の通信機器は、ウェイクアップ信号を少なくとも検出し、
前記非スリープ状態で、前記第一の通信機器は、ウェイクアップ信号を検出せず、無線リソース制御RRCアイドル状態IDLE、非アクティブ化状態INACTIVE又は接続状態CONNECTEDにおける物理層プロセスを実行する、請求項1に記載の通信機器の作動方法。
【請求項3】
前記スリープ状態変換条件は、
前記第一の通信機器の受信信号品質が第一の閾値よりも高く、又は前記第一の通信機器の受信信号品質が第二の閾値よりも低いことと、
前記第一の通信機器が、第一の予め設定される時間帯内にセル再選択が発生していないことと、
前記第一の通信機器の受信信号品質の第二の予め設定される時間帯内における変動範囲が第三の閾値よりも小さいことと、
前記第一の通信機器が、第三の予め設定される時間帯内にページングメッセージ又はシステムメッセージを受信していなかったことと、
前記第一の通信機器がスリープ状態以外の他の少なくとも一つの状態で連続的に在圈する時間が、第一の予め設定される時間長を超えていることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の通信機器の作動方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記第二の通信機器が前記第一の通信機器にスリープ状態変換命令を送信するか否かを判断するための補助情報を前記第二の通信機器に報告することをさらに含み、前記補助情報は、
前記第一の通信機器の信号強度又は信号品質と、
前記第一の通信機器の移動性状況とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の通信機器の作動方法。
【請求項5】
非スリープ状態からスリープ状態に変換する前又は変換した後に、前記方法は、
第一の指示情報を前記第二の通信機器に送信し、前記第一の通信機器がスリープ状態に入ることを指示することをさらに含む、請求項1に記載の通信機器の作動方法。
【請求項6】
前記第一の指示情報は、
ランダムアクセスチャネルRACHと、
サウンディングリファレンス信号SRSと、
リファレンス信号SRと、
物理上りリンク共有チャネルPUSCHと、
予め定義される物理チャネルと、
予め定義される物理信号とのうちのいずれか一つによって乗せられる、請求項5に記載の通信機器の作動方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記第二の通信機器の第二の指示情報を受信し、スリープ状態に入ることを拒否することを指示することをさらに含む、請求項1に記載の通信機器の作動方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記第二の通信機器の第三のメッセージを受信することと、
前記第三のメッセージに基づいて前記ウェイクアップ信号の配置情報を取得することと、をさらに含む、請求項2に記載の通信機器の作動方法。
【請求項9】
前記第三のメッセージは、ウェイクアップ信号の配置情報を運び、前記配置情報は、
前記ウェイクアップ信号のシーケンス情報と、
前記ウェイクアップ信号の周波数領域情報と、
状態変換をトリガーするパラメータ配置と、
ビーコンBeacon信号の配置とのうちの少なくとも一つを含む、請求項8に記載の通信機器の作動方法。
【請求項10】
前記第三のメッセージは、ウェイクアップ信号の配置情報を運び、又は前記第三のメッセージは、ウェイクアップ信号の配置情報を計算するための情報を運び、前記ウェイクアップ信号の配置情報は、
前記ウェイクアップ信号の時間領域リソースと、
前記ウェイクアップ信号の周波数領域リソースと、
前記ウェイクアップ信号のコードドメインリソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項8に記載の通信機器の作動方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年02月22日に中国で提出された中国特許出願No.202110199027.8の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
本出願は、通信技術分野に関し、特に通信機器の作動方法、装置及び通信機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
通信システムの設計には、端末(User Equipment、UE)の異なる状態、例えばアイドル状態(IDLE)と接続状態(CONNECTED)が導入されている。UEは、データを送受信した後に、省電力のために、CONNECTED状態からIDLE状態に移行することができる。IDLE状態において、UEは、必要な同期情報、ページング(Paging)情報及びシステムブロードキャスト情報(System Information Block、SIB)などのみを受信する必要がある。CONNECTED状態と比べて、パワーをかなり下げることができ、一般的には、十数mWレベルに達することができ、これは、CONNECTED状態の10分の1以下である。
【0003】
しかしながら、上記IDLE状態の設計では、依然として端末が送受信機及び該当するモデム(MODEM)の信号処理モジュールを定期的にオンにして受信した信号を適切に処理する必要がある。しかし、これらの無線周波数(RF)及びMODEMモジュールを実際に完全にオフにすることができないため、IDLE状態における通信消費電力は、低減されることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、通信機器の消費電力を低減することができる通信機器の作動方法、装置及び通信機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、第一の通信機器によって実行される通信機器の作動方法を提供し、前記方法は、
第二の通信機器のスリープ状態変換命令を受信することと、
第一の通信機器が予め設定されるスリープ状態変換条件を満たすと判断することとのうちの少なくとも一つを満たす場合、非スリープ状態からスリープ状態に変換することを含む。
【0006】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、第一の通信機器に用いられる通信機器の作動装置を提供し、前記装置は、
第二の通信機器のスリープ状態変換命令を受信することと、
第一の通信機器が予め設定されるスリープ状態変換条件を満たすと判断することとのうちの少なくとも一つを満たす場合、非スリープ状態からスリープ状態に変換するための処理モジュールを含む。
【0007】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、通信機器をさらに提供し、前記通信機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、以上に記載の方法のステップを実現する。
【0008】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、以上に記載の方法のステップを実現する。
【0009】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと、通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法を実現するために用いられる。
【0010】
第六の態様によれば、本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品は、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
(【0011】以降は省略されています)

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