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公開番号2025016734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024194344,2023504095
出願日2024-11-06,2020-08-19
発明の名称ディスプレイのエッジに表示される視覚状態通知
出願人グーグル エルエルシー,Google LLC
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H04M 1/72409 20210101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約【解決手段】コンピューティング装置(200)のエッジ照明であって、コンピューティング装置(200)は、第1の部分(280)および第2の部分(270)を含むディスプレイ(265)を備え、第1の部分(280)は、ディスプレイの周辺の実質的な部分を含み、かつ、ディスプレイの第2の部分(270)を除外する。また、コンピューティング装置(200)の1つ以上のプロセッサ(210)は、コンピューティング装置(200)の状態の変化を判断し、状態の変化に基づいて視覚通知を決定し、視覚通知に基づいて光パターンを出力するように、ディスプレイの第1の部分(280)とインターフェイス接続してもよい。
【効果】一体化エッジ照明によって、ユーザはコンピューティング装置の状態変化をより迅速に特定することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コンピューティング装置の1つ以上のプロセッサが、前記コンピューティング装置の状態の変化を判断することと、
前記コンピューティング装置の前記1つ以上のプロセッサが、前記状態の前記変化に基づいて、視覚通知を決定することと、
前記コンピューティング装置の前記1つ以上のプロセッサが、前記視覚通知に基づいて光パターンを出力するように、前記コンピューティング装置のディスプレイの第1の部分とインターフェイス接続することとを含み、
前記ディスプレイは、前記第1の部分と、第2の部分とを含み、
前記第1の部分は、前記ディスプレイの周辺の実質的な部分を含み、かつ、前記ディスプレイの前記第2の部分を除外する、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
ユーザ入力を検出することをさらに含み、
前記コンピューティング装置の前記状態の前記変化を判断することは、前記ユーザ入力に基づいて、前記コンピューティング装置の前記状態の前記変化を判断することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
異なる装置への無線接続が利用可能であることを検出することをさらに含み、
前記状態の前記変化を判断することは、前記異なる装置への前記無線接続が利用可能であることを判断することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記コンピューティング装置に対する前記異なる装置の方向を判断することをさらに含み、
前記視覚通知を決定することは、前記コンピューティング装置に対する前記異なる装置の前記方向を示す方向性視覚通知を決定することを含み、
前記ディスプレイの前記第1の部分とインターフェイス接続することは、前記方向性視覚通知に基づいて、前記コンピューティング装置に対する前記異なる装置の前記方向を示す前記光パターンを出力するように、前記ディスプレイの前記第1の部分とインターフェイス接続することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方向性視覚通知は、前記異なる装置と前記コンピューティング装置との間の相対距離を示す近接視覚通知を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記視覚通知は、前記コンピューティング装置のセンサの前記状態の変化を示し、
前記ディスプレイの前記第1の部分とインターフェイス接続することは、前記視覚通知に基づいて、前記コンピューティング装置における前記センサの位置を示す前記光パターンを出力するように、前記ディスプレイの前記第1の部分とインターフェイス接続することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記センサは、カメラおよびマイクロフォンのうち、1つ以上を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ディスプレイの前記第1の部分は、第1のディスプレイであり、
前記ディスプレイの前記第2の部分は、前記第1のディスプレイとは異なる第2のディスプレイである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記視覚通知は、前記コンピューティング装置がユーザ入力を受け入れるように構成されていることを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ディスプレイの前記第1の部分は、前記ディスプレイの前記第2の部分に対して非ゼロ角度で配置されている、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
背景
コンピューティング装置は、コンピューティング装置の状態変化を示す様々な通知を可能にすることが多い。例えば、(いわゆる「スマートフォン」を含む)携帯電話は、振動、着信音または他の可聴アラート、視覚メッセージまたは他のグラフィック要素などを用いて、セルラーインターフェイスまたは他の無線インターフェイスが電話の着信を受信したことを示す通知を発行することができる。セルラー電話は、セルラーインターフェイスおよび/または他のワイヤレスインターフェイスがテキストメッセージを受信したことを示す同様の通知を発行することができる。
続きを表示(約 4,100 文字)【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
しかしながら、セルラー装置は、セルラー電話の他の機能に対して矛盾する通知を発行することがある。例えば、セルラー電話は、近距離無線通信(NFC)インターフェイス、パーソナルエリアネットワーク(PAN)インターフェイス(例えば、ブルートゥース(登録商標)インターフェイス)などを含むことができる。セルラー電話は、これらのインターフェイスを介して、他のコンピューティング装置と対話することができるが、これらのインターフェイスが他の互換性のある装置、例えば、(スマートスピーカまたはスマートパーソナルアシスタントスピーカを含む)ワイヤレススピーカ、ディスプレイ(例えば、テレビ、スマートテレビ、スマートディスプレイ、パーソナルアシスタントディスプレイ装置)、スマートウォッチ、スマートグラス、(スマートライト、スマートサーモスタット、自動ブラインド、スマートプラグなどを含む)ホームオートメーション装置、カメラなどを検出するときに、限られた通知を提示するまたは通知を提示しない。したがって、セルラー電話の異なる機能の間で矛盾する通知が発行されると、セルラー電話および他の電子装置のユーザは、セルラー電話を用いて他の装置とインターフェイス接続することができなくなるか、またはセルラー電話の使用を完全に理解できなくなる。
【0003】
概要
一般的に、本開示は、コンピューティング装置のエッジ照明素子を利用して、コンピューティング装置の状態の変化に応答して(例えば、ユーザ入力、位置の変更、コンピューティング装置に近接する他の装置の変更、コンピューティング装置のセンサの変更に応答して)決定された視覚通知に基づいて、コンピューティング装置の現在の状態を示す光パターンを出力する一体化通知システムを提供する。視覚通知は、(例えば、異なる色、異なるアニメーションを含む)光の異なるパターンを表すことができ、エッジ照明素子に沿った異なる位置の画素を用いて光パターンを出力するようにエッジ照明素子を設定することができる。例えば、コンピューティング装置のカメラがオンになった場合、エッジ照明素子は、カメラの近傍または隣接する位置で特定の色、特定のパターンまたは特定のアニメーションを出力することができる。別の例として、ユーザがコンピューティング装置のスピーカの音量レベルを変更するための入力を提供する場合、エッジ照明素子は、(一般的に、コンピューティング装置のスピーカ、ワイヤレスでコンピューティング装置に接続されたスピーカ、例えばワイヤレススピーカおよび/またはワイヤレスヘッドホン、または有線接続でコンピューティング装置に接続されたスピーカ、例えば有線スピーカおよび/または有線ヘッドホンを指し得る)スピーカの最大音量レベルに対する現在の音量レベルを示す特定の色のサイズ変化を出力することができる。
【0004】
したがって、本開示の技法は、(エッジ照明を用いて、コンピューティング装置の各状態変化を表すことによって)直感的且つ一体化した方法で、コンピューティング装置に関
する追加の情報を提供することができる。一体化エッジ照明によって、コンピューティング装置のユーザは、様々なシステムレベルの構成パラメータの検査に潜在的に頼ることなく、(不均一な状態通知システムを特徴とするコンピューティング装置と比較して)コンピューティング装置の状態変化をより迅速に特定することができる。したがって、エッジ照明技法の様々な態様は、タスクを実行するためにまたはコンピューティング装置の現在の状態を決定するために必要とされるユーザ入力の数を低減することができるため、コンピューティングリソース(例えば、プロセッササイクル、メモリ空間、メモリバス帯域幅)の消費を低減することができ、これによって、コンピューティング装置自体の電力効率を潜在的に改善することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一例において、本技法の様々な態様は、以下を含む方法に関する。この方法は、コンピューティング装置の1つ以上のプロセッサが、コンピューティング装置の状態の変化を判断することと、コンピューティング装置の1つ以上のプロセッサが、状態の変化に基づいて、視覚通知を決定することと、コンピューティング装置の1つ以上のプロセッサが、視覚通知に基づいて光パターンを出力するように、コンピューティング装置のディスプレイの第1の部分とインターフェイス接続することとを含み、ディスプレイは、第1の部分と、第2の部分とを含み、第1の部分は、ディスプレイの周辺の実質的な部分を含み、かつ、ディスプレイの第2の部分を除外する。
【0006】
別の例において、本技法の様々な態様は、コンピューティング装置に関する。このコンピューティング装置は、第1の部分と第2の部分とを含むディスプレイを備え、第1の部分は、ディスプレイの周辺の実質的な部分を含み、ディスプレイの第2の部分を除外する。このコンピューティング装置は、1つ以上のプロセッサを備える。1つ以上のプロセッサは、コンピューティング装置の状態の変化を判断し、状態の変化に基づいて視覚通知を決定し、視覚通知に基づいて光パターンを出力するように、コンピューティング装置のディスプレイの第1の部分とインターフェイス接続するよう構成されている。
【0007】
別の例において、本技法の様々な態様は、実行されると、コンピューティング装置の1つ以上のプロセッサに以下の動作を実行させる命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に関する。動作は、コンピューティング装置の状態の変化を判断することと、状態の変化に基づいて視覚通知を決定することと、視覚通知に基づいて光パターンを出力するように、コンピューティング装置のディスプレイの第1の部分とインターフェイス接続することとを含み、ディスプレイは、第1の部分と、第2の部分とを含み、第1の部分は、ディスプレイの周辺の実質的な部分を含み、かつ、ディスプレイの第2の部分を除外する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の1つ以上の技法に従って、装置の周辺に光パターンを提供するように構成された例示的な通信システムを示す概念図である。
本開示の1つ以上の態様に従って、エッジ照明を介して視覚通信を提供するように構成された例示的なコンピューティング装置を示すブロック図である。
本開示の1つ以上の態様に従って、エッジ照明を介して視覚通信を提供するためのコンピューティング装置の例示的な動作を示す流れ図である。
本開示の様々な技法に従って、エッジ照明を介して視覚通信を行うための例示的なコンピューティング装置を示す概念図である。
本開示の様々な技法に従って、エッジ照明を介して視覚通信を行うための例示的なコンピューティング装置を示す概念図である。
本開示の様々な技法に従って、エッジ照明を介して視覚通信を行うための例示的なコンピューティング装置を示す概念図である。
本開示の様々な技法に従って、エッジ照明を介して視覚通信を行うための例示的なコンピューティング装置を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
詳細な説明
一般的に、本開示は、エッジ照明を用いて、コンピューティング装置の状態変化に関する視覚通信をユーザに提供するように構成されたコンピューティング装置を記載する。コンピューティング装置は、コンピューティング装置の周りに、例えば中央ディスプレイの周りに沿ったディスプレイを含んでもよい。コンピューティング装置は、例えば、入力(例えば、タッチ入力、音声入力、ボタン入力、モーション入力、タッチレスジェスチャ入力、リモート装置入力)の受信に応答して、状態を変更することができる。状態変化を示すために、コンピューティング装置は、視覚通知を決定することができる。コンピューティング装置は、視覚通知に基づいて、コンピューティング装置の周辺に沿ってディスプレイ上に光パターンを表示することができる。いくつかの例において、コンピューティング装置は、視覚通知に基づいて、コンピューティング装置が入力を受信する方向に沿って別個の光セグメントを出力することによって、入力に応答して生じた状態変化を示すようにディスプレイを構成することができる。
【0010】
コンピューティング装置は、ディスプレイの周辺のピクセルの一部をアクティブ化することによって、視覚通信をユーザに提供するためのエッジ照明を出力することができる。ディスプレイの一部のピクセル(ディスプレイの第1の部分)は、ディスプレイの周辺を実質的に含み、ディスプレイの周辺を含まないディスプレイの第2の部分のピクセル(ディスプレイの第2の部分)を除外することができる。ディスプレイの周辺は、ディスプレイの外縁を実質的に取り囲むピクセルの連続バンドまたは不連続バンド(例えば、ディスプレイの周辺の50%超またはそれより少し高いパーセントを取り囲むピクセルの連続バンド。このバンドは、ディスプレイのピクセル全体の一定のパーセント、例えば1%、5%、10%、20%または30%未満のピクセル幅を有してもよく、またはそれより高いが、ディスプレイの全ての利用可能なピクセルの50%未満のピクセル幅を有してもよい)を意味する。エッジ照明は、異なる輝度または色によって1つ以上のピクセルの他のグループから区別可能な1つ以上のアクティブ化ピクセルのグループを含んでもよい。コンピューティング装置は、ピクセルグループのアクティブ化を経時的に変化させ、ピクセルグループを点滅させるなどのアニメーションを引き起こすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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