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公開番号2025016660
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024192411,2022549934
出願日2024-10-31,2021-05-18
発明の名称5G-RAN又は4G E-UTRANにおけるPDCPネットワークコーディングのための方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 28/06 20090101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】超高信頼低遅延通信(URLLC)にも適した新世代通信ネットワークサービスにおいて、パケット損失率及びネットワーク遅延を最小化する方法、装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】方法は、上位レイヤから受信したサービスデータユニットを複数のデータパケットに分割し、必要に応じて、ネットワークコーディングが適用されるサービスデータユニット又はデータパケットが等しい長さのデータパケットを有するように、パディングを追加し、結合されたデータパケットを取得し、結合されたデータパケットを含む少なくとも1つのプロトコルデータユニットにカプセル化する。各プロトコルデータユニットはヘッダを含み、当該ヘッダは、パディングが追加されたか否かを示すパディングインジケーションを含む。方法はまた、1つ以上の無線リンクモジュールを介して少なくとも1つのプロトコルデータユニットを送信する。
【選択図】図5b
特許請求の範囲【請求項1】
1つ以上の無線リンクモジュールを介するプロトコルデータユニットの無線送信の方法であって、
上位レイヤから受信したサービスデータユニットを複数のデータパケットに分割することと、
結合されたデータパケットであって、各結合されたデータパケットが、適用されるネットワークコーディングにリンクされた識別子に関連付けられている、結合されたデータパケットを取得するために、前記ネットワークコーディングを適用することによって前記データパケットを符号化することと、
前記結合されたデータパケットをプロトコルデータユニットであって、各プロトコルデータユニットが、前記プロトコルデータユニットに関連付けられたシーケンス番号を含むヘッダを含む、プロトコルデータユニットにカプセル化することと、
前記1つ以上の無線リンクモジュールを介して前記プロトコルデータユニットを送信することと、を含み、前記シーケンス番号と前記識別子とが、所定の関数によってリンクされている、方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記所定の関数が、前記1つ以上の無線リンクモジュールを介して送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
複数の無線リンクモジュールが、1つの同じ基地局によって処理される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
キャリアアグリゲーションが使用される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
複数の無線リンクモジュールが、複数の基地局によって処理される、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
マルチコネクティビティが使用される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記方法が、パケットデータコンバージェンスプロトコルサブレイヤにおいて実施され、前記1つ以上の無線リンクモジュールが、3GPP規格に準拠する無線リンク制御モジュールである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
プロトコルデータユニットの無線受信の方法であって、
1つ以上の無線リンクモジュールからプロトコルデータユニットであって、各プロトコルデータユニットが、前記プロトコルデータユニットに関連付けられたシーケンス番号を含むヘッダを含む、プロトコルデータユニットを受信することと、
前記受信したプロトコルデータユニットから、ネットワークコーディングをエンコーダに適用することによって、取得した結合されたデータパケットであって、各結合されたデータパケットは、前記適用されるネットワークコーディングにリンクされた識別子に関連付けられており、前記シーケンス番号と前記識別子とは、前記エンコーダと共有される関数によってリンクされている、取得した結合されたデータパケットをカプセル化解除することと、
前記共有関数と前記プロトコルデータユニットに関連付けられた前記シーケンス番号とに基づいて、前記結合されたデータパケットの識別子を取得することと、
前記取得した関連識別子によって識別される前記結合されたデータパケットにネットワーク復号を適用することによって、データパケットを取得することと、前記取得したデータパケットから復号されたサービスデータユニットを再構築することと、を含む、方法。
【請求項9】
ネットワーク復号用の係数のセットが、前記結合されたデータパケットの前記識別子を使用してルックアップテーブルから取り出される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
無線通信用の装置であって、プロセッサを備え、前記プロセッサは、
上位レイヤから受信したサービスデータユニットを複数のデータパケットに分割し、
結合されたデータパケットであって、各結合されたデータパケットが、適用されるネットワークコーディングにリンクされた識別子に関連付けられている、結合されたデータパケットを取得するために、前記ネットワークコーディングを適用することによって前記データパケットを符号化し、
前記結合されたデータパケットをプロトコルデータユニットであって、各プロトコルデータユニットが、前記プロトコルデータユニットに関連付けられたシーケンス番号を含むヘッダを含む、プロトコルデータユニットにカプセル化し、
1つ以上の無線リンクモジュールを介して前記プロトコルデータユニットを送信するように構成されており、
前記シーケンス番号と前記識別子とが、所定の関数によってリンクされている、装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は概して、無線通信ネットワークに関し、より具体的には、3GPP(登録商標)のセルラ通信ネットワーク(5G-RAN又は4G E-UTRANのいずれか)に関する。特に、本発明はモバイルに関し、より詳細には、産業用モノのインターネットデバイスとの通信のために使用される場合の5G無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電気通信サービスを提供することができるいくつかのセルラ通信ネットワークは、今日、第3世代パートナーシッププロジェクト(3
rd
Generation Partnership Project、3GPP(登録商標))によって定義された仕様によって管理されている。最新のリリースは、3GPP(登録商標)標準化ネットワークの第5世代に取り組んでおり、これは今日、大きな関心の対象である。
【0003】
超高信頼低遅延通信(Ultra Reliable Low Latency Communication、URLLC)にも適した新世代通信ネットワークサービスは、パケット損失率及びネットワーク遅延を最小化することを目的とする。
【0004】
特に、これらの通信ネットワーク及び互換性のあるユーザ機器は、10
-5
未満の認められるパケット損失率(すなわち、送信の失敗の確率が100000に対して1未満である)を保証しなければならない。
【0005】
更に、これらの通信ネットワーク及び互換性のあるユーザ機器は、1ms未満の許容可能な遅延時間も保証しなければならない。エンドツーエンド遅延は、送信されたデータが、例えば、ユーザ機器(User Equipment、UE)とサーバとの間を移動するのに必要な時間として定義されることが想起される。言い換えれば、遅延時間は、通信ネットワーク内のソースから通信ネットワーク内の宛先にデータを搬送するのに必要な時間である。
【0006】
結果として、このような5G通信ネットワークは、パケット損失率が低減されることを可能にする送信方式の実行から利益を得るであろう。したがって、パケット損失の低減は、パケットの再送を回避することによってネットワーク遅延が低減されることを可能にする。
【0007】
知られているように、これらのセルラネットワークでは、ネットワークの2つの無線通信デバイス間で交換されるデータは、無線ベアラを通じて渡される。各無線ベアラは、プロトコルスタックを実現しているセルラネットワークのリソースの特定の使用に対応する。プロトコルスタックは、無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)レイヤ及びパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)レイヤなどのいくつかのレイヤからなり、関連するモジュールで実現されている。
【0008】
無線ベアラは、関連付けられたレッグを介してデータを送信するように構成された1つ又はいくつかのRLCモジュールを含み得、各レッグは、2つの通信デバイス間のデータ送信経路を定義している。
【0009】
無線ベアラが2つ以上のレッグを含むとき、無線ベアラの送信経路はすべて、通信ネットワークの同じ基地局を使用している可能性がある。このような無線ベアラは、依然として、同じ基地局によって処理される異なる周波数キャリアに関連付けられた異なる送信経路を定義するいくつかのRLCモジュール、そしてレッグを備える。無線ベアラは、通信ネットワークの2つ以上の基地局を使用していてもよい。このような無線ベアラは、依然として、異なる基地局によって処理される異なる周波数キャリアに関連付けられた異なる送信経路を定義するいくつかのRLCモジュール、そしてレッグを備える。この無線ベアラは、分割無線ベアラと呼ばれる。
【0010】
前述したように、無線ベアラによって提供される送信経路の多重化は、ネットワークのパケット損失を低減するために異なるメカニズムに使用される。
(【0011】以降は省略されています)

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