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公開番号
2025016610
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024189688,2023029509
出願日
2024-10-29,2010-07-22
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
G09G
3/20 20060101AFI20250128BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】消費電力を抑えつつ、走査線へ十分な振幅の信号を供給することができる半導体装置の提供を課題の一とする。また、消費電力を抑えつつ、走査線に供給する信号のなまりを抑制し、立ち上がり時間又は立ち下がり時間を短くすることができる半導体装置の提供を課題の一とする。
【解決手段】表示素子及び少なくとも1つの第1トランジスタをそれぞれ有する複数の画素と、複数の画素を選択するための信号を走査線に供給する走査線駆動回路とを有し、表示素子の画素電極層と、第1トランジスタのゲート電極層、ソース電極層及びドレイン電極層と、走査線とは、透光性を有する導電膜を用いており、走査線駆動回路は、第2トランジスタと、第2トランジスタのゲート電極層とソース電極層の間の電圧を保持する容量素子と、を有しており、第2トランジスタのソース電極層は走査線に接続されている半導体装置。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第k(kは1以上の整数)の回路と、第k+1の回路と、第k+2の回路と、を有し、
前記第kの回路は、第1乃至第3のトランジスタと、第1の容量素子と、を有し、
前記第k+1の回路は、第4乃至第6のトランジスタと、第2の容量素子と、を有し、
前記第k+2の回路は、第7乃至第9のトランジスタと、第3の容量素子と、を有し、
前記第1のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、第1のクロック信号線と常に導通し、
前記第1のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第1の出力信号線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第2のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第1の信号線と常に導通し、
前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、固定電位が供給される配線と常に導通し、
前記第3のトランジスタのゲートは、第2の信号線と常に導通し、
前記第1の容量素子の第1の端子は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第1の容量素子の第2の端子は、前記第1の出力信号線と常に導通し、
前記第4のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第4のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第2の出力信号線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第4のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第5のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第1の信号線と常に導通し、
前記第6のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第4のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記固定電位が供給される配線と常に導通し、
前記第6のトランジスタのゲートは、前記第2の信号線と常に導通し、
前記第2の容量素子の第1の端子は、前記第4のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第2の容量素子の第2の端子は、前記第2の出力信号線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、第3のクロック信号線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第3の出力信号線と常に導通し、
前記第8のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第7のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第8のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第1の信号線と常に導通し、
前記第9のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第7のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第9のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記固定電位が供給される配線と常に導通し、
前記第9のトランジスタのゲートは、前記第2の信号線と常に導通し、
前記第3の容量素子の第1の端子は、前記第7のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第3の容量素子の第2の端子は、前記第3の出力信号線と常に導通し、
前記第1の出力信号線の信号は、前記第k+1の回路に入力されず、
前記第1の出力信号線の信号は、前記第k+2の回路に入力されず、
前記第2の出力信号線の信号は、前記第kの回路に入力されず、
前記第2の出力信号線の信号は、前記第k+2の回路に入力されず、
前記第3の出力信号線の信号は、前記第kの回路に入力されず、
前記第3の出力信号線の信号は、前記第k+1の回路に入力されない半導体装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
第k(kは1以上の整数)の回路と、第k+1の回路と、第k+2の回路と、を有し、
前記第kの回路は、第1乃至第3のトランジスタと、第1の容量素子と、を有し、
前記第k+1の回路は、第4乃至第6のトランジスタと、第2の容量素子と、を有し、
前記第k+2の回路は、第7乃至第9のトランジスタと、第3の容量素子と、を有し、
前記第1のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、第1のクロック信号線と常に導通し、
前記第1のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第1の出力信号線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第2のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第1の信号線と常に導通し、
前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第3のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、固定電位が供給される配線と常に導通し、
前記第3のトランジスタのゲートは、第2の信号線と常に導通し、
前記第1の容量素子の第1の端子は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第1の容量素子の第2の端子は、前記第1の出力信号線と常に導通し、
前記第4のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第4のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第2の出力信号線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第4のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第5のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第1の信号線と常に導通し、
前記第6のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第4のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記固定電位が供給される配線と常に導通し、
前記第6のトランジスタのゲートは、前記第2の信号線と常に導通し、
前記第2の容量素子の第1の端子は、前記第4のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第2の容量素子の第2の端子は、前記第2の出力信号線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、第3のクロック信号線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、第3の出力信号線と常に導通し、
前記第8のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第7のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第8のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第1の信号線と常に導通し、
前記第9のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第7のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第9のトランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記固定電位が供給される配線と常に導通し、
前記第9のトランジスタのゲートは、前記第2の信号線と常に導通し、
前記第3の容量素子の第1の端子は、前記第7のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第3の容量素子の第2の端子は、前記第3の出力信号線と常に導通し、
前記第1の出力信号線の信号は、前記第k+1の回路に入力されず、
前記第1の出力信号線の信号は、前記第k+2の回路に入力されず、
前記第2の出力信号線の信号は、前記第kの回路に入力されず、
前記第2の出力信号線の信号は、前記第k+2の回路に入力されず、
前記第3の出力信号線の信号は、前記第kの回路に入力されず、
前記第3の出力信号線の信号は、前記第k+1の回路に入力されず、
前記第1乃至第9のトランジスタの少なくとも一は、ボトムゲート型のトランジスタ構造である半導体装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
前記第2の信号線の信号がHレベルの電位である期間において、前記第1の出力信号線の信号の電位はLレベルの電位、前記第2の出力信号線の信号の電位はLレベルの電位及び前記第3の出力信号線の信号の電位はLレベルの電位である期間を有する半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクティブマトリクス方式の半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
アクティブマトリクス方式の表示装置は、行方向及び、列方向に複数の走査線及び、信
号線が交差するように引き回され、その交点にトランジスタと画素電極と保持容量を有す
る画素を形成する構造をとる。画素は、画素を順次駆動する複数の走査線及び、画素電極
に表示信号を供給する信号線により制御され、走査線には走査線を制御するための走査線
駆動回路が、信号線には信号線を制御するための信号線駆動回路が接続されている。これ
らの駆動回路は、複数の画素を順次制御するために走査線及び、信号線の本数と同数の出
力端を持つ。
【0003】
また、近年、表示装置の高精細化及び、大型化が進み、走査線及び、信号線本数の増大
に伴って増加する消費電力が問題となっている。一方で低消費電力化のニーズは高く、外
部駆動回路の出力数を減らすことによって消費電力を削減する技術が開示されている。
【0004】
具体的には、走査線ドライバICと走査線信号分岐回路とを有する走査線駆動回路と、
複数の走査線スイッチング素子を作製することで、走査線ドライバICの出力端数を削減
できるため低消費電力駆動を実現することができ、かつ、走査線スイッチング素子のデュ
ーティー比を減らし信頼性を向上させることができる、下記の特許文献1に記載の技術が
ある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002―311879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の技術では、走査線スイッチング素子が単極性で作製されている場合、走査線駆動
回路の出力信号が走査線スイッチング素子を介して走査線に供給される走査線選択信号の
振幅が、走査線駆動回路の出力信号よりも走査線スイッチング素子の閾値電圧(Vth)
だけ小さくなってしまうことがある(走査線選択信号=走査線駆動回路の出力信号-走査
線スイッチング素子のVth)。走査線スイッチング素子には、例えばトランジスタなど
があり、ここでは走査線スイッチング素子をトランジスタとして説明する。
【0007】
走査線駆動回路の出力信号がトランジスタのゲート電極と、ソース又はドレインの一方
の電極に入力されることによって、走査線駆動回路の出力信号の振幅がトランジスタのV
thだけ小さくなる(=走査線選択信号)。例えば、トランジスタのゲート電極と、ソー
ス又はドレインの一方の電極とに走査線駆動回路の出力信号が入力されてトランジスタが
オン状態になるとする。トランジスタがオン状態になるので、ソース又はドレインのもう
一方の電極の電位が、走査線駆動回路の出力信号の電位と同電位になるように変化する。
しかし、トランジスタのソース又はドレインのもう一方の電極が走査線駆動回路の出力信
号と同電位になる前に、トランジスタのゲート電極とソース間の電圧VgsがVthにな
ることがあり、この場合トランジスタはオフ状態になるので、トランジスタのソース又は
ドレインのもう一方の電極の電位の変化が止まってしまう。これが原因となり、走査線に
供給される走査線選択信号の振幅が走査線駆動回路の出力信号よりもトランジスタのVt
hだけ小さくなることがある。
【0008】
別の例として、走査線選択信号になまりが生じることがある。また、走査線選択信号の
立ち上がり時間又は立ち下がり時間が長くなることがある。これらの現象は、上記の理由
と同じである。例えば、トランジスタのゲート電極と、ソース又はドレインの一方の電極
とに走査線駆動回路の出力信号が入力されてトランジスタがオン状態になるとする。トラ
ンジスタがオン状態になるので、ソース又はドレインのもう一方の電極の電位が、走査線
駆動回路の出力信号の電位と同電位になるように変化する。この時、トランジスタのVg
sが、トランジスタのソース又はドレインのもう一方の電極の電位の変化に応じて小さく
なることがある。これが原因となり、走査線選択信号になまりが生じることがあり、また
、立ち上がり時間又は立ち下がり時間が長くなってしまうことがある。
【0009】
前述した問題を解決しようとするには、走査線駆動回路の出力信号よりも高い振幅の信
号又は、電源電圧が別途必要となるが、これは消費電力が増加する原因になる。
【0010】
消費電力を抑えつつ、走査線へ十分な振幅の信号を供給することができる半導体装置の提
供を課題の一とする。また、消費電力を抑えつつ、走査線に供給する信号のなまりを抑制
し、立ち上がり時間又は立ち下がり時間を短くすることができる半導体装置の提供を課題
の一とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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