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公開番号
2024167720
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083979
出願日
2023-05-22
発明の名称
表示制御装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
G09G
3/20 20060101AFI20241127BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】フリーズ等の故障が発生していないことを利用者に認識させ、かつ、故障が発生した場合にその故障を利用者に正しく認識させることが可能な表示制御装置を提供する。
【解決手段】主映像信号に基づいて表示用映像を生成する主映像生成部のアプリ11と、内容が周期的に変化する副映像を生成する副映像生成部のアプリ12と、前記表示用映像と前記副映像とを合成した結果を出力映像として所定の表示機器に出力する映像合成部14とを備える。前記出力映像における前記副映像の更新周期が、利用者が内容の変化を視認可能な周期の範囲内とする。主映像生成部がフリーズして主映像が停止すると、同時に副映像の更新が停止する。利用者は表示される副映像の変化の有無を視認することで、システムの動作が正常か否かを正しく把握できる。2つのアプリ11、12は共通のOS上、又は共通のハードウェア上で動作する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の主映像信号に基づいて表示用映像を生成する主映像生成部と、
内容が周期的に変化する副映像を生成する副映像生成部と、
前記表示用映像と前記副映像とを合成した結果を出力映像として所定の表示機器に出力する映像合成部と、
を備え、少なくとも前記出力映像における前記副映像の更新周期が、利用者が前記副映像の内容の変化を視認可能な周期の範囲内である、
表示制御装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記主映像生成部および前記副映像生成部は、共通の電子機器上に配置され、少なくとも前記電子機器におけるハードウェアの一部分、又は基本ソフトウェアの一部分として共通の資源を利用するアプリケーションソフトウェアとしてそれぞれ構成される、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記副映像生成部は、一定の時間間隔で、内容が更新される動画像を前記副映像として生成する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記副映像生成部は、前記出力映像における表示フレームの中で前記副映像の表示位置が一定になるように表示位置を制御する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記主映像生成部は、外部の車載機器からの映像入力を許容し、前記車載機器からの映像信号が入力された場合に、前記映像信号を前記主映像信号として前記表示用映像を生成する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の表示制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両においては、運転者の安全な運転を支援するために、例えば車載カメラで撮影したリアルタイムの映像に基づいてコンピュータが検出した障害物や歩行者の存在などの情報を運転者に分かり易く表示するような表示装置が存在する。また、運転者の利便性を高めるために車載機器と携帯端末とが連携した動作により、車両上における様々な情報の表示を制御する表示システムも開発されつつある。
【0003】
一方、コンピュータ等を用いて複雑な処理を行う様々な表示装置においては、様々な原因により一時的に動作が停止して正常な表示ができない状況になる可能性がある。例えば、複数のアプリケーションソフトウェア(アプリ)が起動しているコンピュータ上で異常な発熱やリソース不足などに起因してフリーズ状態が発生すると、複数のアプリの全ての動作が少なくとも一時的に停止することが予想される。その場合、車両上の表示システムにおいては障害物や歩行者などの重要な情報が表示されなくなり、運転の安全確保が困難になる。更に、フリーズ状態が発生している時には、システムに故障などの異常が発生していることを運転者等に知らせることもできない状態になる。
【0004】
フリーズ状態の発生を報知するための技術として、例えば特許文献1に開示された表示制御装置がある。この表示制御装置は、カメラにより撮影した映像の連続するフレーム毎に、2種類の警告用画像を交互に合成する。警告用画像は、背景画像上に、フリーズ発生を警告する報知画像を描画した画像であり、2種類の警告用画像は、報知画像と背景画像の表示色を互いに反転させた画像とされる。この表示制御装置によれば、フリーズが発生していない通常時は、中間色の画像として警告が認識されないように表示し、フリーズが発生した場合には、いずれかの警告用画像が固定的に表示されることにより、警告が知覚される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-121238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の技術によれば、フリーズが発生した場合には警告用画像が固定的に表示されるためフリーズ発生を認識できる。しかし、フリーズが発生していない通常状態では、報知画像色と背景画像色との中間色の画像に変化がなく、フリーズが発生していないことを確認できないため、利用者が不安を感じる場合がある。
【0007】
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、フリーズ等の故障が発生していないことを利用者に認識させ、かつ、故障が発生した場合にその故障を利用者に正しく認識させることが可能な表示制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係る表示制御装置は、下記(1)を特徴としている。
(1) 所定の主映像信号に基づいて表示用映像を生成する主映像生成部と、
内容が周期的に変化する副映像を生成する副映像生成部と、
前記表示用映像と前記副映像とを合成した結果を出力映像として所定の表示機器に出力する映像合成部と、を備え、
少なくとも前記出力映像における前記副映像の更新周期が、利用者が前記副映像の内容の変化を視認可能な周期の範囲内である、
表示制御装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明の表示制御装置によれば、フリーズ等の故障が発生していないことを利用者に認識させ、かつ、故障が発生した場合にその故障を利用者に正しく認識させることができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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