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公開番号
2025005224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105322
出願日
2023-06-27
発明の名称
デジタルサイネージ
出願人
シーモアシー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G09F
19/00 20060101AFI20250108BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】新たに停留所を開設する際のコスト及び工期を低減する。
【解決手段】デジタルサイネージ10は、バスなどの交通機関の停留所に設置される。デジタルサイネージ10は、ポール11と、ポール11の上端部に配置されたソーラシート25と、ソーラシート25が出力する電力によって充電されるバッテリと、ポール11の中央部に配置された電子ペーパ42と、通信モジュールを有し、当該通信モジュールを通じて受信した時刻表を電子ペーパ42に表示させる表示処理を実行するコントローラと、を備える。ソーラシート25は、上向きに突出する湾曲形状の断面を有する。上向きに突出するソーラシート25は、朝や夕などの太陽の位置が低い時間帯において、板状のソーラパネルに比べ太陽光の受光量が増加する。その結果、新たに開設する停留所において、外部電源の付設の必要がなくなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポールと、
上記ポールの上端部に配置されたソーラシートと、
上記ソーラシートが出力する電力によって充電されるバッテリと、
上記ポールの中央部に配置された電子ペーパと、
通信モジュールを有し、当該通信モジュールを通じて受信した時刻表を上記電子ペーパに表示させる表示処理を実行するコントローラと、を備え、
上記ソーラシートは、上向きに突出する湾曲形状の断面を有する、デジタルサイネージ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
上記ソーラシートが出力する電力によって上記バッテリを充電する充電回路及び上記バッテリから直流電力を出力させる出力回路を有する充放電回路をさらに備え、
上記コントローラは、
タイマ回路を有する時刻制御回路と、
時刻表を管理する管理サーバの通信アドレスを記憶するメモリと、を更に備え、
上記コントローラは、
上記タイマ回路が示す日時が所定日時となったことに基づいて、上記充放電回路が出力する電力を上記通信モジュールに供給する給電処理と、
時刻表要求を有するHTTPリクエストを、上記管理サーバ宛に、上記通信モジュール及びインターネットを通じて送信する時刻表要求送信処理と、
時刻表を含むHTTPレスポンスを、上記通信モジュールを通じて受信する時刻表受信処理と、
時刻表を受信したことに基づいて、上記表示処理の実行後、上記通信モジュールへの電力供給を停止させる第1休眠処理と、を実行する、請求項1に記載のデジタルサイネージ。
【請求項3】
上記コントローラは、
上記給電処理の実行後且つ上記時刻表要求送信処理の実行前に、時刻表の変更の有無を示す変更情報を要求するHTTPリクエストを、管理サーバ宛に、上記通信モジュール及びインターネットを通じて送信する変更情報要求送信処理と、
上記変更情報を含むHTTPレスポンスを、上記通信モジュールを通じて受信する変更情報受信処理と、を更に実行し、
受信した変更情報が時刻表の変更があることを示すことに基づいて、上記時刻表要求送信処理、上記時刻表受信処理、上記表示処理、及び上記第1休眠処理を実行し、
受信した変更情報が時刻表の変更がないことを示すことに基づいて、上記時刻表要求送信処理、上記時刻表受信処理、及び上記表示処理を実行せずに上記第1休眠処理を実行する、請求項2に記載のデジタルサイネージ。
【請求項4】
上記コントローラは、
時刻表を受信したことに基づいて、上記充放電回路が出力する電力を上記電子ペーパに供給して上記表示処理を実行し、
上記表示処理の実行後、上記電子ペーパへの電力供給を停止させる第2休眠処理を更に実行する、請求項2または3に記載のデジタルサイネージ。
【請求項5】
上記コントローラは、
上記ソーラシートの出力電力及び上記バッテリへの充電電力の少なくとも一方を示す第1情報を上記充放電回路から取得する第1取得処理と、
上記通信モジュールにおける使用電力を示す第2情報を取得する第2取得処理と、
上記給電処理の実行後、上記第1休眠処理の実行前に、上記第1情報及び上記第2情報を、管理サーバ宛に、上記通信モジュール及びインターネットを通じて送信する管理情報送信処理と、を更に実行する、請求項2に記載のデジタルサイネージ。
【請求項6】
上記コントローラは、
上記給電処理の実行後、上記第1休眠処理の実行前に、上記通信モジュールが受信した設定情報に基づいて、上記所定日時を含む設定情報の更新を行う更新処理を更に実行する、請求項2に記載のデジタルサイネージ。
【請求項7】
上記ソーラシートと、上記バッテリと、上記コントローラ及び上記通信モジュールを実現する電子部品が実装された制御基板と、を収容し、且つ上記ポールの上端に固定された収容ケースを更に備え、
上記収容ケースは、
上記バッテリ及び上記制御基板が上面に載置された矩形板状のベースと、
上向きに突出する湾曲形状の断面を有し、内周面に沿って上記ソーラシートが配置され、且つ上記ベースの上側を覆う透明カバーと、
一対の側板と、を備えた請求項1に記載のデジタルサイネージ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、交通機関の停留所に設置されるデジタルサイネージに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
交通機関の停留所に設置されるデジタルサイネージが知られている(例えば、特許文献1参照)。交通機関は、バスやタクシーや鉄道や航空機などである。
【0003】
特許文献1に記載されたデジタルサイネージは、外部電源、内部電源、電子ペーパ、通信部、及びコントローラを備える。内部電源は、ソーラパネルを有する太陽光発電装置及びバッテリである。コントローラは、サーバ装置がインターネット及び移動体通信網を通じて配信した路線図及び時刻表を受信し、受信した路線図及び時刻表を電子ペーパに表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6957773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたデジタルサイネージでは、太陽光発電装置で発電された電力を使用することにより、外部電源における電力の使用量を低減して、省電力化を図っている。つまり、内部電源はあくまで補助的なものであり、外部電源の使用は、特許文献1に記載されたデジタルサイネージにおいて必須である。
【0006】
特許文献1に記載されたデジタルサイネージを、新たに開設する停留所に設置する場合、外部電源を付設しなければならない。外部電源の付設は、停留所の開設コストを増加させ、且つ開設に要する期間(工期)を長くする。つまり、特許文献1に記載されたデジタルサイネージは、新たに停留所を開設する場合に、開設に要するコストが高くなり、且つ工期が長くなるという問題を有する。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、新たに停留所を開設する際のコスト及び工期を低減することが可能なデジタルサイネージを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 本発明に係るデジタルサイネージは、ポールと、上記ポールの上端部に配置されたソーラシートと、上記ソーラシートが出力する電力によって充電されるバッテリと、上記ポールの中央部に配置された電子ペーパと、通信モジュールを有し、当該通信モジュールを通じて受信した時刻表を上記電子ペーパに表示させる表示処理を実行するコントローラと、を備える。上記ソーラシートは、上向きに突出する湾曲形状の断面を有する。
【0009】
ソーラシートは、光(太陽光)を受けて電力を出力する複数の発電素子からなるデバイスであり、且つソーラパネルとは異なり可撓性を有する。ソーラシートは、ポールの上端側に配置される。ソーラシートは、上向きに突出する湾曲形状の断面を有するから、例えば朝から夕にかけて太陽光の受光量が増加する。その結果、ソーラシートの1日の発電量が、上向きに突出する湾曲形状のソーラシートを上から見た形状である矩形と同形状の板状のソーラパネルに比べ、増加する。発電量が増加することにより、外部電源が設けられなくても、時刻表を表示及び変更することが可能になる。その結果、新たに停留所を開設する際のコスト及び工期を低減することができる。
【0010】
(2) 本発明に係るデジタルサイネージは、上記ソーラシートが出力する電力によって上記バッテリを充電する充電回路及び上記バッテリから直流電力を出力させる出力回路を有する充放電回路をさらに備えていてもよい。上記コントローラは、タイマ回路を有する時刻制御回路と、時刻表を管理する管理サーバの通信アドレスを記憶するメモリと、を更に備える。上記コントローラは、上記タイマ回路が示す日時が所定日時となったことに基づいて、上記充放電回路が出力する電力を上記通信モジュールに供給する給電処理と、時刻表要求を有するHTTPリクエストを、上記管理サーバ宛に、上記通信モジュール及びインターネットを通じて送信する時刻表要求送信処理と、時刻表を含むHTTPレスポンスを、上記通信モジュールを通じて受信する時刻表受信処理と、時刻表を受信したことに基づいて、上記表示処理の実行後、上記通信モジュールへの電力供給を停止させる第1休眠処理と、を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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