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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025016303
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119498
出願日
2023-07-21
発明の名称
画像処理装置及び画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人TNKアジア国際特許事務所
主分類
H04N
1/387 20060101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】原稿の画像に含まれる図形の形状又は色彩を適正な形状又は色彩に補正できるようにする。
【解決手段】画像形成装置10は、原稿の画像を読取る画像読取部11と、予め定められた複数の図形を記憶した記憶部27と、画像読取部11による原稿読取で得られた原稿画像に含まれる画像を判定し、当該判定された画像を記憶部27に記憶されている上記各図形と比較して、上記判定された画像に近似する図形を選択し、上記判定された画像に対して、当該画像の縦横比を上記選択された図形の縦横比に一致させる補正を施し、当該補正された画像を上記判定された画像に代えて挿入する制御部29とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿の画像を読取る画像読取部と、
予め定められた複数の図形を記憶した記憶部と、
前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像に含まれる画像を判定し、前記判定された画像を前記記憶部に記憶されている前記各図形と比較して、前記判定された画像に近似する図形を選択し、前記判定された画像に対して、当該画像の縦横比を前記選択された図形の縦横比に一致させる補正を施し、前記補正された画像を、前記判定された画像に代えて挿入する制御部と、を備える画像処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記判定された画像に対して、当該画像の縦横比を前記選択された図形の縦横比に一致させる補正を施すと共に、前記判定された画像の色彩を前記図形の色彩に一致させる補正を施し、記補正された画像を、前記判定された画像に代えて挿入する請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記記憶部には、前記各図形及び該各図形に対応付けられたそれぞれの文字列が予め記憶されており、
前記制御部は、前記原稿画像に含まれる前記画像に隣接するテキストを判定し、前記画像を前記記憶部に記憶されている前記各図形と比較して、前記画像に近似する図形を選択し、前記選択された図形に対応付けられた文字列が前記テキストに含まれている場合に、前記判定された画像に対して、前記判定された画像の縦横比を前記選択された図形の縦横比に一致させる補正を施す請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記選択された図形に対応付けられた文字列が前記テキストに含まれていない場合に、前記記憶部に記憶されている前記各図形に対応付けられた複数の文字列のうち、前記テキストと一致する文字列を検出し、当該検出した文字列に対応付けられた別の図形を、前記判定された画像に代えて挿入する請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記選択された図形に対応付けられた文字列が前記テキストに含まれていない場合に、前記判定された画像に対して、前記判定された画像の縦横比を前記選択された図形の縦横比に一致させる補正を施さない請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記記憶部には、前記各図形及び該各図形に対応付けられたそれぞれの検索条件が予め設定されており、
前記制御部は、前記画像読取部により読取られた前記原稿の画像に含まれるテキストを判定し、前記判定された画像を前記記憶部に記憶されている前記各図形と比較して、前記判定された画像に近似する図形を選択し、前記記憶部に記憶されている前記選択された図形に対応付けられた検索条件を、前記判定されたテキストが満たす場合に、前記判定された画像に対して、前記画像の縦横比を前記選択された図形の縦横比に一致させる補正を施す請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記選択された図形に対応付けられた検索条件を前記判定されたテキストが満たさない場合に、前記記憶部に記憶されている前記各図形に対応付けられたそれぞれの検索条件のうちから前記判定されたテキストが満たす検索条件を検出し、前記検出した検索条件に対応付けられた別の図形を、前記判定された画像に代えて挿入する請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記判定されたテキストが満たす検索条件を検出できない場合、前記判定された画像に対して、前記画像の縦横比を前記選択された図形の縦横比に一致させる補正を実行しない請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
ユーザーにより操作されて、パスワードを入力する操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部の操作により入力されたパスワードが正規か否かを判定し、前記パスワードが正規と判定した場合に、前記原稿画像に含まれる画像の判定、前記判定された画像に近似する図形の選択、及び前記画像の補正を実行する請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、ネットワーク上のストレージにアクセスし、前記ストレージに記憶されている複数の図形及び対応付けられた文字列を参照して、前記判定された画像及びこれに隣接するテキストに一致又は近似する図形及び文字列を検出できた場合に、前記補正を施し、前記補正された画像を前記判定された画像に代えて挿入する、請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像を読取って処理する画像処理装置及び画像形成装置に関し、特に、原稿の画像に含まれる例えばロゴやマークなどの図形を補正する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
画像処理装置では、画像読取部により原稿の画像を読取って、この読取られた原稿の画像に対して各種の処理を施すものがある。特許文献1に記載の色調整装置では、第1色空間で表現された第1画像情報に含まれる色を示す第1色情報と、第2色空間において第1画像情報に含まれる色を調整した調整色を示す第2色情報とを関連付け、第1画像情報に含まれる色が第1色情報とは別の第3色情報で示される場合に、第3色情報と第2色情報とを関連付け、受付けた画像情報に含まれる第1色情報又は第3色情報を、関連付けられた第2色情報に調整している。これにより、画像において再現される色が統一される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-41173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記の画像処理装置では、画像読取部により読取られた原稿の画像にロゴ又はマークなどの図形が含まれていた場合、図形の形状又は色彩の精度を保証するべく、図形の形状又は色彩を適確に補正することが望ましい。上記特許文献1では、画像において再現される色が統一されるが、画像に含まれる図形の形状又は色彩を適確に補正してはいない。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、原稿の画像に含まれる図形の形状又は色彩を適正な形状又は色彩に補正できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面にかかる画像処理装置は、原稿の画像を読取る画像読取部と、予め定められた複数の図形を記憶した記憶部と、前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像に含まれる画像を判定し、前記判定された画像を前記記憶部に記憶されている前記各図形と比較して、前記判定された画像に近似する図形を選択し、前記判定された画像に対して、当該画像の縦横比を前記選択された図形の縦横比に一致させる補正を施し、前記補正された画像を、前記判定された画像に代えて挿入する制御部と、を備えるものである。
【0007】
本発明の一局面にかかる画像形成装置は、本発明の一局面にかかる画像処理装置と、記録媒体上に画像を形成する画像形成部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、原稿の画像に含まれる図形の形状又は色彩を適正な形状又は色彩に補正できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。
画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
複数の図形を示すそれぞれの画像データと複数の文字列を対応付けて登録したデータテーブルを概念的に示す図である。
原稿画像に含まれる図形の形状又は色彩を適正な形状又は色彩に補正する処理を示すフローチャートである。
表示部に表示された初期画面を示す図ある。
表示部に表示されたパスワード入力用のポップアップウィンドウを示す図ある。
原稿の画像に含まれるテキスト及び画像領域を示す図である。
(A)は原稿の画像に含まれる画像領域の画像を示す図であり、(B)は画像領域の画像の縦横比が、該画像に近似する図形の縦横比に一致させられた状態を示す図である。
表示部に表示された選択画面を示す図ある。
(A)は原稿画像に含まれる画像を示す図であり、(B)は当該画像が消去されて、別の図形が挿入された状態を示す図である。
複数の図形を示すそれぞれの画像データと複数の検索条件を対応付けて登録したデータテーブルを概念的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る一実施形態に係る画像処理装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す断面図である。画像形成装置10は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の一例である。画像形成装置10は、例えばコピー機能、プリンター機能のような複数の機能を兼ね備えたMFP(複合機)である。この画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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