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公開番号2025016300
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119495
出願日2023-07-21
発明の名称情報処理装置、画像形成装置、及び原稿画像の分類方法
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人TNKアジア国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約【課題】セキュリティーを確保した上で、読取られた原稿の画像を登録された保存先に適宜振り分けて保存する情報処理装置、画像形成装置及び原稿画像の分類方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、原稿の画像を読取る画像読取部11と、画像読取部11による原稿読取で得られた原稿画像に含まれるQRコード(登録商標)を抽出し、抽出したQRコードを解析して、それによって示される原稿画像の保存先を判定し、判定した保存先に原稿画像を保存する制御部31と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
原稿の画像を読取る画像読取部と、
前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像に含まれる2次元コードを抽出し、前記抽出した2次元コードを解析して、前記2次元コードによって示される前記原稿画像の保存先を判定し、前記判定した保存先に前記原稿画像を出力する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記判定した保存先が予め記憶されている登録リストに登録されている保存先に一致する場合に、前記判定した保存先に前記原稿画像を出力する情報処理装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記判定した保存先が前記登録されている保存先に一致しなかったときは、前記原稿画像を予め設定された一時フォルダーに記憶させておき、
前記判定した保存先が前記登録リストに登録されたときに、前記一時フォルダーに記憶されている前記原稿画像を、前記判定した保存先に出力する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記判定した保存先として、前記原稿画像が保存されるフォルダーのアドレスが前記登録リストに登録されているかを判定し、当前記登録リストに登録されているアドレスに一致すると判定したアドレスによって示されるフォルダーに、前記原稿画像を出力する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記原稿画像に含まれるテキスト領域を除いた領域から前記2次元コードを抽出する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記原稿画像における予め設定された位置から前記2次元コードを抽出する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記2次元コードとしてQRコードを抽出する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報処理装置と、
記録媒体上に画像を形成する画像形成部とを備える画像形成装置。
【請求項8】
原稿の画像を読取る読取りステップと、
前記読取りステップで読取られた原稿の原稿画像に含まれる2次元コードを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出された2次元コードを解析して、前記2次元コードによって示される前記原稿画像の保存先を判定する判定ステップと、
前記判定ステップで判定された保存先に前記原稿画像を出力する分類ステップと、を有し、
前記分類ステップでは、前記判定された保存先が予め記憶されている登録リストに登録されている保存先に一致する場合に、前記判定された保存先に前記原稿画像を出力する、原稿画像の分類方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、画像形成装置、及び原稿画像の分類方法に関し、特に、原稿の画像を指定した保存先に保存する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置では、画像読取部により原稿の画像を読取らせて、画像形成部によりその原稿の画像を記録紙に形成させるか、あるいはその読取られた原稿の画像を送信するなどしているが、多くの原稿の画像を読取らせて、これらの原稿の画像を分類する場合は、この分類の作業がユーザーにとって煩雑な作業となる。
【0003】
特許文献1に記載の電子文書のファイル処理方法では、クライアントPCで作成した文書の印刷、メールによる文書の送受信、あるいはスキャナーによる文書の読取りに際し、文書に固有の識別符号を該文書に付加して、識別符号が付与された文書を文書登録サーバーに転送して登録しておき、文書の利用、再加工のために、文書登録サーバーに登録されている文書を検索する場合は、文書に付加されている識別符号を入力して、目的の文書を入手している。これにより、文書の検索が容易に行えるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-3352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記のように画像形成装置では、多くの原稿の画像を読取らせて、これらの原稿の画像を分類する場合は、この分類の作業がユーザーにとって煩雑な作業となる。原稿の画像の分類方法としては、例えば原稿の画像を複数のフォルダーのいずれかに適宜振り分けて保存することが考えられる。このような原稿の画像の分類を行うことにより煩雑な作業が大幅に軽減される。そして更にセキュリティーを確保した上で分類及び細線可能にすることが望まれる。
【0006】
上記特許文献1では、文書に固有の識別符号を該文書に付加して、識別符号が付与された文書を文書登録サーバーに登録しているが、上記のような分類が行われていない。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、セキュリティーを確保した上で、読取られた原稿の画像を登録された保存先に適宜振り分けて保存可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一局面に係る情報処理装置は、原稿の画像を読取る画像読取部と、前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像に含まれる2次元コードを抽出し、前記抽出した2次元コードを解析して、前記2次元コードによって示される前記原稿画像の保存先を判定し、前記判定した保存先に前記原稿画像を出力する制御部と、を備え、前記制御部は、前記判定した保存先が予め記憶されている登録リストに登録されている保存先に一致する場合に、前記判定した保存先に前記原稿画像を出力するものである。
【0009】
本発明の一局面に係る画像形成装置は、本発明の一局面に係る情報処理装置と、記録媒体上に画像を形成する画像形成部とを備える。
【0010】
本発明の一局面に係る原稿画像の分類方法は、原稿の画像を読取る読取りステップと、前記読取りステップで読取られた原稿の原稿画像に含まれる2次元コードを抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出された2次元コードを解析して、前記2次元コードによって示される前記原稿画像の保存先を判定する判定ステップと、前記判定ステップで判定された保存先に前記原稿画像を出力する分類ステップと、を有し、前記分類ステップでは、前記判定された保存先が予め記憶されている登録リストに登録されている保存先に一致する場合に、前記判定された保存先に前記原稿画像を出力する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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