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公開番号2025016299
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119494
出願日2023-07-21
発明の名称画像読取装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人TNKアジア国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約【課題】原稿束を読み取るだけで原稿画像を文書ごとに分割する。
【解決手段】
ユーザーは文書分割方法を選択する。画像読取部が原稿束を読み取って原稿画像を取得し、選択された分割方法に従って原稿画像の先頭ページを判定する。ページ番号認識部はページ番号認識処理を実行することで原稿画像からページ番号を抽出し、1ページ目を示す原稿画像を文書の先頭ページと判定する。レイアウト認識部はレイアウト認識処理を実行することで原稿画像から余白領域や背景色を検知し、文書の先頭ページを判定する。タイトル認識部はタイトル認識処理を実行することでタイトルを抽出し、文書の先頭ページを判定する。そして判定した先頭ページに基づいて分割部が原稿画像を文書ごとに分割し、分割された原稿画像をそれぞれファイルにして記憶部が記憶する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の文書を含む原稿束を1枚ずつ読み取って得られた複数ページ分の原稿画像を取得する画像読取部と、
前記画像読取部によって取得された複数ページ分の前記原稿画像について、当該各原稿画像のページ番号を認識し、前記文書の先頭ページを判定するページ番号認識部と、
前記各原稿画像の余白領域幅及び背景色を認識して前記文書の先頭ページを判定するレイアウト認識部と、
前記各原稿画像からタイトルを認識して前記文書の先頭ページを判定するタイトル認識部と、
前記ページ番号認識部、前記レイアウト認識部、又は前記タイトル認識部により、前記各原稿画像について前記文書の先頭ページか否かの判定を行わせる制御部と、
前記判定を行った前記ページ番号認識部、前記レイアウト認識部、又は前記タイトル認識部のいずれかによる、前記各原稿画像が前記文書の先頭ページか否かの判定結果を用いて、前記原稿画像を同じ種類の文書ごとに分割する分割部と、を備えた画像読取装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記ページ番号認識部、前記レイアウト認識部、及び前記タイトル認識部により、前記各原稿画像について前記文書の先頭ページか否かの判定を行わせ、
前記分割部は、前記ページ番号認識部、前記レイアウト認識部、及び前記タイトル認識部による、前記各原稿画像が前記文書の先頭ページか否かの判定結果を用いて、前記原稿画像を同じ種類の文書ごとに分割する、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記ページ番号認識部は、前記ページ番号として、複数種のページ番号をそれぞれ抽出すると共に、同じ種のページ番号の中での頁順までを判定して、前記ページ番号を認識し、
前記分割部は、前記ページ番号認識部による複数種のページ番号をそれぞれ抽出して同じ種のページ番号の中での頁順までを判定とした上での各原稿画像が前記文書の先頭ページか否かの判定結果と、する判定結果と、前記レイアウト認識部及び前記タイトル認識部による、前記各原稿画像が前記文書の先頭ページか否かの判定結果とを用いて、前記原稿画像を同じ種類の文書ごとに分割する、請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記各原稿画像における前記文書の先頭ページか否かの判定方法について、前記各原稿画像のページ番号を用いる方法、前記各原稿画像の余白領域及び背景色を用いる方法、前記各原稿画像に含まれるタイトルを用いる方法、の中から選択入力を受け付ける入力受付部を更に備え、
前記制御部は、前記入力受付部が、(i)前記各原稿画像のページ番号を用いる方法の選択を受け付けた場合は前記ページ番号認識部に対して、(ii)前記各原稿画像の余白領域及び背景色を用いる方法の選択を受け付けた場合は前記レイアウト認識部に対して、(iii)前記各原稿画像に含まれるタイトルを用いる方法の選択を受け付けた場合は前記タイトル認識部に対して、前記各原稿画像について前記文書の先頭ページか否かの判定を行わせる、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記ページ番号認識部は、前記各原稿画像のページ番号を認識することで当該各原稿画像について文書の先頭ページであるか否かを判定し、
前記分割部は、前記ページ番号認識部が判定した文書の先頭ページに基づいて前記原稿画像を同じ種類の文書ごとに分割する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記レイアウト認識部は、前記各原稿画像から余白領域幅及び背景色を認識することで当該各原稿画像について文書の先頭ページであるか否かを判定し、
前記分割部は、前記レイアウト認識部が判定した文書の先頭ページに基づいて前記原稿画像を同じ種類の文書ごとに分割する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記タイトル認識部は、前記各原稿画像からタイトルの文字領域を抽出することで当該各原稿画像について文書の先頭ページであるか否かを判定し、
前記分割部は、前記タイトル認識部が判定した文書の先頭ページに基づいて前記原稿画像を同じ種類の文書ごとに分割する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数種類の文書を含む原稿束を読み取って原稿画像を文書ごとに分割する画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ワークフローの実行履歴に係る履歴情報に基づいて複数のドキュメントデータを文書ごとに分割する方法が記載されている。履歴情報にはドキュメントのレイアウト、フォント、作成日、タイトル、フッター、背景画像、ウォーターマーク及びロゴの少なくとも1つの情報が含まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-100432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、ワークフローの実行履歴がなければ複数のドキュメントを分割できないという問題があった。
【0005】
本発明は、原稿束を読み取るだけで原稿画像を文書ごとに分割する情報処理装置及び画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面に係る画像読取装置は、複数の文書を含む原稿束を1枚ずつ読み取って得られた複数ページ分の原稿画像を取得する画像読取部と、前記画像読取部によって取得された複数ページ分の前記原稿画像について、当該各原稿画像のページ番号を認識し、前記文書の先頭ページを判定するページ番号認識部と、前記各原稿画像の余白領域幅及び背景色を認識して前記文書の先頭ページを判定するレイアウト認識部と、前記各原稿画像からタイトルを認識して前記文書の先頭ページを判定するタイトル認識部と、前記ページ番号認識部、前記レイアウト認識部、又は前記タイトル認識部により、前記各原稿画像について前記文書の先頭ページか否かの判定を行わせる制御部と、前記判定を行った前記ページ番号認識部、前記レイアウト認識部、又は前記タイトル認識部のいずれかによる、前記各原稿画像が前記文書の先頭ページか否かの判定結果を用いて、前記原稿画像を同じ種類の文書ごとに分割する分割部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、原稿画像を文書ごとに簡単に分割することができるため、手作業で原稿を分類してから読取装置に読み取らせるといった手間を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の電気的構成を示す図である。
文書分割処理の流れについて説明したフローチャートである。
ページ番号認識処理の流れを示したフローチャートである。
レイアウト認識処理の流れを示したフローチャートである。
タイトル認識処理の流れを示したフローチャートである。
原稿画像の分割について説明するための図である。
原稿画像の分割について説明するための図である。
原稿画像の分割について説明するための図である。
原稿画像の分割について説明するための図である。
原稿画像の分割について説明するための図である。
原稿画像の分割について説明するための図である。
原稿画像の分割について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理装置及び画像読取装置について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、本発明における情報処理装置を備えた画像読取装置を例に挙げて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置の電気的構成を示す図である。
【0010】
画像読取装置1は、制御ユニット10、入力受付部12、画像読取部13、記憶部14及び通信制御部15等を備えて構成されている。入力受付部12は、各種動作や設定の確定操作を行う決定キー、スタートキー等のハードキーと表示部121を備えている。表示部121は、操作画面やメッセージ等を表示する。表示部121はタッチパネルと一体的に構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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